最近広告効果に興味があり調べつつあります。
そこで今回は第二弾です。
広告といってもいろいろな媒体があります。
テレビ広告
ラジオ広告
雑誌
新聞折込
インターネット
その第二弾。随分贅沢な交通広告そう電車の中吊り広告です!
果たして効果はいかほどなのか調べたいよね。
商品は前回同様ラインスタンプです。
友人が作成したラインスタンプを商品として宣伝してみようと考えました。
友人には版権を借り受ける形式。
あくまでも僕の研究が基本なので
売り上げは一部いただくという形式にしました。
交通広告といってもいろいろあります。
バス
タクシー
電車
その中でもとにかく大量輸送しているのはやはり
電車です。
電車広告にもいろいろあるんです。
駅構内のポスター
看板
電車内の中吊り
もちろん駅構内のポスターというのもあるんですが
やはりほとんどの人が一度は目にする
電車内広告に力点は置かれますよね。
電車内広告でも
代表的なのはやはり中吊り
でもそのほかに窓上やらドアステッカーなどなど
いろいろな媒体があるんです。
僕が選んだのはなんと!贅沢な広告中吊り!!
何が贅沢かというとそれは…
お値段!
まぁ高いんですわ〜
<車両中吊り広告見る要点は以下!>
★車両広告は基本二日および七日間単位で売り出しています。
二日間(週末は三日間)または七日間でワンセットなんですね。
★値段
★それと合わせてみなければならないのはポスターの枚数です。
各車両に一枚貼りしますので6両編成の電車ですと6枚必要になります。
★そして重要なのは乗降者数1日あたりですね、それによって効果が絶大に違います!
さてそのお値段ですが
ざっくり見ますと
小田急線 B3シングル 7日間 90万円 3000枚 (2日、3日など選択肢あり)
1日平均 201.6万人利用
京王線 B3シングル 7日間 90万円 1940枚 (2日、3日など選択肢あり)
1日平均 171.3万人利用
東急線 B3シングル 7日間 234万円 ただし全線 4050枚 (2日、3日、路線など選択肢あり)
1日平均 305.9万人利用
西武線 B3シングル 7日間 100万円 ただし全線 3780枚 (2日、3日、路線など選択肢あり)
1日平均 173.2万人利用
東武線 B3シングル 7日間 140万円 本線南部 日比谷、野田、半蔵門線 1170枚 (2日、路線など選択肢あり)
1日平均 244.9万人利用
京急線 B3シングル 2日間 47万円 820枚 (季節によって割引あり10万ほど)
1日平均 122.5万人利用
京成線 B3シングル 2日間 31.9万円 ただし京成線 550枚 (長期掲載割引 路線選択 季節割引あり)
1日平均 73.1万人利用
相鉄線 B3シングル 2日間 28万円
1日平均 62.5万人利用
東京メトロB3シングル 2日間 257.1万円 全線 3300枚
1日平均 672.5万人利用
JR東日本 B3シングル 7日間 430万円 山手線群 3600枚 (時期によって違います)
ははは もう笑うしかありません。
もちろん広告効果は絶大でしょうが…
調査程度の考えてやっている私には到底手が出ません。
大手は除外です!
そこで私が目をつけたのは地方弱小鉄道!
何せラインスタンプです 単価が安いので大手なんかには到底お願いできません。
しかしラインスタンプの強みは店舗に来てもらう必要がないということ!
そうQRコードをつけてしまえばその場で購入してもらえる可能性があるということです。
ならば何も金かけて大手に頼む必要はない!ということで地方弱小路線になった訳です。
<東京>
東京都交通局 B3シングル 7日間 135万円 1310枚
東京モノレール B3シングル 7日間 18.2万円 95枚
ゆりかもめ 中吊り無し
東京臨海高速鉄道 要問い合わせ
1日平均 24万人利用(H24)
多摩都市モノレール B3シングル 7日間 15.6万円 130枚
1日平均 26万人利用
首都圏新都市鉄道 要問い合わせ
<神奈川>
江ノ電 B3シングル 2日間 3万円 70枚
1日平均 4.3万人利用(2008)
湘南モノレール B3シングル 7日間 3.5万円 50枚
横浜市交通局 B3シングル 7日間 27万円 500枚
1日平均 97万人利用
横浜シーサイドライン 中吊り無し
箱根登山鉄道 不明
1日平均 不明
伊豆箱根鉄道大雄山線 B3シングル 7日間 1.4万円 21枚(片面のみ)
1日平均 1.2万人利用
<千葉>
千葉都市モノレール 中吊り広告なし
北総鉄道 B3シングル 2日間 5.5万円 110枚
東葉高速鉄道 要問い合わせ
<埼玉>
埼玉高速鉄道 B3シングル 2日間 65万円 1350枚 (東西線系)
埼玉新都市交通 中吊り広告なし
不明
割がいいのはいろいろありますがやはりそもそもの金額がない…
でも…
あれ?
もっもしや 伊豆箱根鉄道大雄山線…
いっいちまん よっよんせんえん!???
利用者数も少ないけど…
1日平均12000人利用している。
フリーペーパーでも一万部ほどで3万くらい取っている点を考えると格安だ!
こりゃやってみるしかない!
ということで伊豆箱根鉄道大雄山線に決定しました!
期間は3月頭から一週間
試してみました!
そして結果は!
売れたのは7つほど…。
もちろん売り上げは300円ほど…。
とほほ… 巨額赤字!!
でも…
まぁ試しとしては面白い経験でした…
しかし時期が悪かったですね。
ちょうど卒業後のシーズン
とにかく学生がいない…
ラインスタンプの性質上どうしても学生がメイン。
大雄山線は学生定期利用が全体の一割程度なので
1000人前後の利用となる。だとすると彼らの移動が少ない3月近辺は非常に
不利となりそう…
ただその中で7つ販売できたというのはうれしい限りでした。
12000人利用で7人の購入ということは
ざっと考えても
こりゃチラシの方が効果が高いかも…
もし仮に小田急線で広告を打った場合、1175人購入してくれる可能性がある。
ラインスタンプ売り上げが一つ50円として58799円 笑
どちらにせよ大幅赤字だw
しかし単価1000円の物だと1175000円売り上げる可能性がある。
印刷代ふくめてトントン原価など考えると赤字かもしれないが…
もし2000円のものなら十分黒を出せるかも…。
印刷代ふくめてトントン原価など考えると赤字かもしれないが…
もし2000円のものなら十分黒を出せるかも…。
でも面白い結果になりました。
ラインスタンプでも大雄山線で7件の売り上げはあった。
もし店舗などでお店の広告を出した場合それでも五人来客があればトントンに成るかもしれない。
利用方法によっては価値をみいだけるかもしれませんね。
ちょっとお金を貯めて伊豆箱根鉄道 駿豆線で試してみようかもとも考えています。
駿豆線では利用客数こそ大雄山線と同じですが、学生定期利用率は全利用者の25%あります。
2500人ほどが学生なのでもしかしたら可能性が高まるかもしれません。
時期もみて次回はチャレンジしてみようと画策しています。
いいかもね。
<<追記>>
広告を打つ際 やはりどのような広告にするかはとても重要な点だと感じました。
せっかくお金をかける広告です。あまり意味がない打ち方をしても仕方ないと感じます。
今回の広告もキャラクターの絵を前面に出した単純なもので
それ自体は目を引き良かったようです。
しかし他のキャラクターとかぶってしまったようで
ラインスタンプという理解が得難いデザインのようでした。
さらに色が黄色というのもあり文字がわかりにくいという声もいただきました。
改善する余地があると思います。
しかし実験をメインで考えると変更するのは少し問題なので
駿豆線でやる際、一旦は同じデザインで試してみて
次から違うデザインを採用してみようかとも感じています。
一つ方法があります。
自分でこれはいいというデザインの広告を複数チラシ印刷して
それを同じ店に同時に置いておいてもらい、一定期間ピック数を見るという方法です。
どのデザインに人気があるか確認ができます。
その確認後それを大きくして広告にするというのも一つの方法かと感じました。
お試しあれ!
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