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2015年8月21日金曜日

幻の花火観覧席! 駒ケ岳山頂から箱根大文字焼きを観る!

スーパーレア花火観覧
駒ケ岳山頂から箱根大文字焼き花火大会を見てきました。
状況などを報告します。 来年などの参考にしてください。


<***** 以下の記事にも注目!*****>

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箱根の送り火

大文字焼き花火大会

ご存知の方も多いとおもいます。
強羅の街中から見るもよし、
宿泊しているホテルからみるもよし

夏の風物詩としてなかなか魅力的なイベントです。
しかし箱根といえば火山活動が激しくなっているとは言え、人気の観光スポット。
道も箱根駅伝の国道一号のみ。
大渋滞する道であります。
もちろん夏のメインイベントとも言える送り火においてはそれこそ大混雑になるでしょう。道路封鎖もありますので尚更です。

なんとか違う場所から望めないか探していたところ…。

あれ〜?
あるじゃないですか!?
伊豆箱根鉄道駒ケ岳ロープウェイの特別運行!
しかも駒ケ岳山頂から観るという一風変わった感じも良い!

こりゃ行くっきゃない!と思ったのは去年のこと…。

しかし当日ホームページを見てみると「天候不順による中止!」の文字…。

大文字ではなく中文字だったわけです…。とほほ

まぁ仕方ない。僕らがどんなに頑張ったところで、神様が作り出す天候にかなうわけがない。

ということでリベンジしたのが今年でした。

今年はホームページに「中止」の文字はなし!

「行こう!」と車に乗り込み小田原を出たのが午後5時半

国道一号から湯本手前で箱根新道に入り須雲川インターを下り、県道372号線(旧東海道)の七曲をクネクネ。お玉ヶ池を超えた畑宿入り口を右折し、すぐの大芝の交差点を左折。箱根園入り口の交差点を左折したらもう箱根園は目の前!

なんともスムーズなクルージング。渋滞などは一切ありません。
駒ケ岳ロープウェイ前の駐車場に到着したのは6時半前でした。

駐車場を見てみると…。

あれ?

ガラガラ…。

毎年こうなのか?それとも今年は火山の影響なのか…。

ふっと駒ケ岳方面を望むと深い霧…。

あちゃ〜 やっちまったか?

と不安がよぎるが、まぁきちまったもんはしょうがない きちまったもんは…。

ということで取り合えず、チケット販売窓口の方まで行ってみる。

数名の人がいるがまばらと言っていい。

こりゃ穴場か!?

しかし券売所のお姉ちゃんが少し残念そうな顔をして…。

「皆様すみません。今、山頂の係員から連絡があり、あまりにも深い霧のため、花火が全く見えない可能性があり、ロープウェイを動かすかどうかすらも検討中です。今、強羅の方に行けばまだ観覧できると思いますが如何しますか?」

とのこと… その表情の申し訳なさで状況は把握できるw

帰る方も数名出てきた。

私も迷ったが、今回は駒ケ岳というのも一つの理由だったのでダメ元で止まることにした。

最終的にはなんとかロープウェイだけでも動かすことになり、チケットを購入した。

往復で1080円だ。

なかなかのイベントなのに割安感がある。
ただ観れたらの話だw

チケットを渡してくれる際、お姉ちゃんが「観れないかもしれませんが…。」と一言添えていたがまぁいいでしょうw


駒ケ岳は箱根外輪山の一つで標高1300m その山頂には有名な箱根大権現の本殿がある。芦ノ湖にあるのは下社だ。
駒ケ岳ロープウェイはその山頂までの1.3キロを結ぶ。
従業員の方は皆素朴な感じの人たちばかりだった。

さて出発時間になった。搭乗口にいたおじさんから番号札を渡された。

これは帰りに撮影したが白いところに番号が記載されている

行方不明者が出ないようにの計らいのようだった。なるほど気がまわる!

見回してみると、参加者は20名ほど…。

うーん もしこれが火山活動に関係なく例年だとするとなかなか穴場かも…
それに山頂からみるということも滅多にないイベント。
ちょっと変わった花火大会として楽しめそうだ。

恋人連れてくるのもいいかもしれない。

ゴンドラに搭乗して程なく、山頂の駅に着いた。

…。


真っ白…



やっちまった〜

覚悟の上とはいえ

ここまで酷いとは…。

まぁ仕方ない

しかも 寒い!

駒ケ岳ロープウェイ箱根園駅では夜と言っても25度以上はあったと思う。
しかしここ駒ケ岳山頂駅では17度だ!
寒いわけだ…
上着程度の防寒具は必要である!



しばらく待つと係員の方が現れてご案内するとのこと…。

なんとその際懐中電灯を貸し渡された!

なんて気遣い!自分は灯りがないとばかり思って持参していたのだが必要なかった。

しかも寒いので蚊もいない。虫除けは必要なさそうだ。

係員に連れ立ってぞろぞろと見物会場へ…

こりゃ先導がなければ迷うわ…

そして…その場所からみると…



うううん?

あれ?


見えるぞ!僕にも見える!



うっすらと街明かり…


なんと僕らが到着した途端に霧が晴れたのです。


すごい!

ただし遠くには雷w

あの時、券売所のお姉さんが強羅からの鑑賞にはまだ間に合うといった時点で帰らなくてよかった〜と感じる。


係のおじさんが、「いや〜 運がいい!
このイベント毎年チャレンジしてるんですが、天候不順や濃霧に見舞われここ5年間特別運行できなかったんです。」

え〜!?超レアじゃん!むしろオリンピックよりレア!

すごい!!

日頃の行いがいいんだろうなぁ〜

なんて考えていると…


大文字焼きが行われる明星ケ岳の麓に
花火の火が…。


そしてしばらく経つとバコバコバコと花火の音!

そう時間差で聞こえてくる!


きた〜〜〜



そして浮かび上がる大の文字。





みんな感動です。



貴重な花火と街の灯り


しかも人は少ない…


こりゃ恋人と来るべきだわ…

駒ケ岳山頂から大文字までは直線距離にして4.8キロ
花火鑑賞の距離としてはあまり良くないのですが…
結構良く見える!

ということでしばらく花火の絵をどうぞ…







さて駒ケ岳 何しろ1300mの高さです。

広い範囲が見渡せる。
あれ?小田原の端っこ、向かって早川方面でも花火が上がっているありゃ?

聞いてないぞ!w

花火のイベントを聞いていないというのはどうしてこう損した気持ちになるのでしょうねw

どうも後々調べたところ早川漁港で打ちあがっていた 花火とのこと…

多分大勢の人が来るのを避ける為、あえて近所以外に告知をしない作戦なのかもしれない。最近小さい花火大会には多い作戦だ。警備などの費用負担を考えるとゲリラ開催は納得がいく。

花火も終盤。

いよいよ大文字の火も薄れかけ

最後の連発が始まる…


あれ?気づくとさっきの券売所のお姉ちゃん。
見たくって登ってきちゃったんだろうね。
なんだろうこのアットホーム感w
伊豆箱根鉄道GJ!


花火も終了!

あぁ 秋が始まる…




下のロープウェイでは夜景を楽しむために電気を消してくれるサービスまで…




うーん心憎いねw





さて
駒ケ岳からの花火大会ですが

正直言います。
やっぱりちょっと遠い!

花火はもう少し近くで見たいものですね。

しかしそれでも駒ケ岳からの花火をお勧めしたい理由はその希少性ととにかく街の灯りの綺麗さ!そして人のすくなさ でしょうか!?

花火評価では低いですが

総合評価がとても高い!

ぜひ皆様も一度は参加してください。



持っていくもの…

防寒着
お金お財布
カメラ?
その他甘味品など?
虫除け(念のため)
ライトは貸し出されるので不要です。

予算1080円 ロープウェイ代

伊豆箱根鉄道 駒ケ岳ロープウェイ


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