GCS step1

全国のライブカメラを地図上に表記

 全国のライブカメラの位置です。 いろいろご利用ください。 https://www.google.com/maps/d/edit?mid=12xkj87OQ_G_CbWapzBhV-c4lc6CExdPl&usp=sharing

2012年8月19日日曜日

戸田旅行


伊豆沼津市戸田に旅行した記述をします。
戸田旅行記です。



宿・ホテル予約ならじゃらんnet



戸田とは以前戸田村と呼ばれていた地区です。
現在は平成の大合併により沼津市に吸収されました。
少し残念な気分です。

この街に行くには少し気合が必要です。
鉄道が敷かれていないのです。
おのずと車での移動となるわけですがこれが難点。
ルートは二種類ありますが海沿いを通るルート
山間を通るルートです。



別れは韮山周辺でしょうか?



どのルートもくねくね曲がる道ばかり、しかも韮山から一時間近くをその過酷な道を通らなければならず相当の覚悟が必要です。合宿などイケイケドンドンならいいのですが素敵な彼女と旅行ってなことには向いてないでしょう。ただし土肥などに比べればマシなのですが...

しかし到着するとこれがいいんだな~




小さな街並み戸田大川の三角州に出来た集落を基本に出来上がっているのが戸田村(現戸田地区)だ。





人口は3681人。
主な産業は漁業、林業、観光である。


江戸時代初期中期はほぼ全村が幕府直轄領、幕末は現在の県道18号を堺に北側が旗本領、南側が沼津藩領になってます。
(このブログ 幻の城 沼津城をご覧ください。)

基本あまり見てまわるというところは無いのだが史跡としては松城邸だろう国の重要文化財に指定されている。


残念ながら自分は一度も訪れたことは無いのだが中々の佇まいだそうだ。
明治初期、廻船業を営んでいた松城兵作が建てた邸宅で擬洋風建築がみのものようなので訪れてみるのがいい。公開日時などが決まっているようなので確認されたほうがいいと思う。
0558-94-2384

それとやはりお参りしたい神社がある。
戸田村のシンボルともいえる戸田湾にせり出す鳥居が有名な諸口神社で御浜岬先端に建てられている。大漁と海上守護の神 弟橘姫命を祭神とした神社だ。

其の近くにあるのが造船郷土資料館である。
ロシアと因縁の深いこの戸田村の造船資料がある。
訪れたことは無いが中々見ものだそうだ。
みはま海水浴場の駐車場を利用すると(一日1200円)其の資料館の二名分無料入場券がついてくるので海水浴の傍ら訪れることをお薦めする。

私は樹をめぐるのが好きなため上記の史跡などは訪れず、一路部田神社に足を向けた。


樹自体は大楠でコブが有名なようなのだが確かに見ごたえはあった。具体的な年代記述は無かったが多分300から400年の樹齢はあると思われる。


ただしこの部田神社、海岸沿いの旅館が立ち並ぶ地区から考えると少し場所が遠い。訪れるならば車で行くことをお薦めする。なお御祭神は大国主命だ。




さて旧所名跡ばかりでは面白くない。やはり胃袋を満たすのも楽しみの一つだ。戸田と言えばやはり海の幸。特に深い海底を持つ駿河湾を目の前に控え、深海生物の魚場となっている為、深海生物の一種、高足蟹などはこの地区の名産となっている。


高足蟹は世界最大の節足動物であり、しかも一部台湾で発見されているもののほぼ日本の固有種。さらに蟹の中では大変古い種族のようでオウムガイやカブトガニ同様生きた化石といわれているそうだ。そんな貴重な高足蟹だが身が水っぽく戦前はあまり見向きもされなかったそうだ。
それをここ戸田村の旅館主人が高足蟹料理として出したのが始まりで現在はこの地区の名物となっている。近年漁獲高が減り種苗(しゅびょう)放流などで生産をコントロールしているようだ。

私が宿泊した旅館は戸田館。





メインストリートから細い路地を入るので少しわかりづらいのだが中々妖艶な女将のいる確りとした旅館だ。



朝夕の食事がついて一人10000円!
はじめこれがどういう意味を持つかが楽しみだったのだが期待を裏切らないものだった。
部屋は一部屋づつ大きく取られている。茶菓子、お茶などもついており、夕食の最中に布団もひいてくれる。


部屋からの眺め

さらにその際にはお茶は新しいものに変えられており、しかも冷たい水も用意されていた。中々のこころづがいがいい。
浴衣、バスタオル、ハンドタオル、歯ブラシセットが室内に用意されている。髭剃り、あかすりはお風呂場にあるので着替え以外は何も持っていく必要はない。
室内にあるトイレはウォシュレットなのでそれも快適だ。とても小奇麗に清掃されている。
エレベーターが無いのが残念。高齢者や体が不自由な方が居る場合は避けたほうが良いかもしれない。
しかし最上階(4階)にしつらえられたお風呂は24時間利用できる。




5階にはスナックまで用意されている。あの女将がママになるのだろうか?いずれにせよ楽しめそうだ。


もちろん屋上も出られるので夏の花火大会などでは楽しめると思われる。


旅館なので自分で服なども洗えるように洗濯機や物干しなども屋上に据え付けられている。
戸田の港には歩いて直ぐのため、海水浴の後、夕食までの間、ちょっと夕涼みで散歩してみるのも良いだろう。



海は綺麗で防波堤の上から海中がよく見える。 

夏のためか色鮮やかな熱帯魚まで見えた。

 
 
 
戸田館の裏口前には足洗いようの水道が設置されているので海水浴の後、足を洗うのも便利だ。



さて食事であるが百聞は一見にしかず。
ご覧になって欲しい。


一万円の値段に相応しいというか豪華すぎる食事だ!
夕飯は前菜、食前酒、鯛のしゃぶしゃぶ、揚げ物、鯛の生き作り、そしてやはり高足蟹。
量が多く本当に満腹になる。

朝食もまた中々なものであった。
煮物や味噌汁、ご飯、デザートまで用意されていた。


朝夕ついてこの値段なら大満足だ。

海水浴も楽しめ、この食事。

以下は御浜岬海水浴場



中々豪華な戸田でした。

さてこの へだ館 楽天トラベル じゃらん などに掲載されてないんですね~
戸田の観光協会に問い合わせるかまたは直接電話で連絡してみてください。
その際はこのブログ「BAKAKEMUの日常」で見たと一言添えてくれたら嬉しいです。
因みにそれによって私に収益は一切ありません!

戸田観光協会
へだ館 0558-94-4300

自分はお盆前に行ったのでガラガラでしたがやはりお盆時期は大変混み合うそうです。
予定はお早めに!



さてその翌日私達は土肥経由で天城へ

天城の浄蓮の滝を見学。





マイナスイオン満載!



天然のクーラーで涼しく、山葵田もとても綺麗でした。






その後、樹巡りをしている私は太郎杉を見に行き、ついでに天城隧道を見学に行きました。








どれも美しい場所で訪れる価値大です!

その後414号を南下、東伊豆経由、途中食事などを撮りながら帰宅しました。




中々充実した旅行になったと思います。

皆様も是非、西伊豆に足をお運びくださいマシ。

0 件のコメント:

コメントを投稿