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2013年2月17日日曜日

熊本城


随分前に九州新幹線にのって行った熊本城の紹介をします。






本来なら一連の旅行の記録として残したかったんですが残念ながら取り駄目ていた写真が入ったHDDがクラッシュ。
あぁ無常。全てを失ってしまったのでサルベージできたファイルだけで構成です。





 

 さて熊本城。
一言で言いますと...
凄すぎる!














数あるお城を見てきた私ですが
こんな立派なお城は名古屋、大阪以外に見たことはありません。
美しさで言えばたしかに姫路城に劣るものがあるでしょう。
しかし城の本来の堅固さ、雄大な縄張り、お城自体の優美さで言えばこの熊本城は天下一品ではないかと思うほどです。





とにかく石垣が高い!
十階建てのビルに相当するほどの高さ。
凄いです!










築城した加藤清正は朝鮮出兵からの帰り
明の報復をおそれ熊本城の堅固な築城を指示したといいます。
どれだけ恐れたかがうかがい知れますね。

しかしそのお蔭でこの素晴らしい城構えを見ることが出来るようになったのは皮肉なものです。

さて毎回の私の楽しみでもある昔のお城を含む街並みを再現した模型ですが、
今回は素晴らしいお城だけあってその模型も大変素晴らしいものでした。

ご覧ください。この縄張りと城下町を...







と...

あれ?
なんだか不思議なことがありませんか?

此方ご覧ください。



お城のすぐ隣にお城とは別の壮大な構えの邸宅が見えます。
家臣の家???
確かに熊本藩は肥後54万石の大藩ですが家臣1人にこの広大な邸宅はおかしいですよね。
土地の広さだけで言えば熊本城と同規模です。

そう実はこの邸宅は後に移ってきた君主の邸宅なのです。

寛永9年に入府した細川忠利公はこの堅固な城、熊本城の不便さを大変嫌ったそうです。
それでも最初は城に住もうと試行錯誤。


城の石垣に石垣を増築し本丸を広くし、そこに御殿を建てたりなど努力をしたようなのですが
どうも済む気にならなかったらしく、結局城の隣の御殿(花畑屋敷)にずっと住みつづけることになったとか...

どおりで広い邸宅だったわけですね。

いわば戦略上の拠点が熊本城。
政治上の宮殿がその隣の花畑屋敷御殿と言えるでしょう。
それにしても贅沢ですね~。


さてお城を後にした私は食事を取りに熊本交通センターへ



ちょっとした複合施設なのですがそこの前にとある銅像が立っています。

「おてもやん」像だそうです。



おてもやんきいたことあるのですがなんなんだろうと気にも留めてなかったのですが
どうもオテモちゃんという若い女の子の浮気の話だそうです。
実在した人物だそうですが、その人の天真爛漫な恋を当時の世相に重ね合わせて
優柔不断な熊本士族たちをあざけ笑った歌だそうです。
なるほどどうりで陽気ななかに皮肉っぽさがあると思った...



しかしそれにしてもこの銅像、何だかとってもエロくないですか?


日本の銅像ってとってもエロイのが多いんですが、この銅像も負けてませんね。
ネットでもこの銅像のエロさは話題です!
和服着てこんなに体の線は出ませんよ!笑笑

日本はやっぱ昔から萌文化炸裂なんですね 笑
フィギアにすればいいのに!



 
[熊本限定]おてもやんキティ《vol.2》 根付

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