さて皆様こんにちわ。
昔、ネットワーク関係の仕事をしていた私ですがどうもその性かなにか知りませんが外出先から自宅の機器を操作という言葉に血沸き肉踊る今日この頃なのです。
vulkano flow導入もそうですが私実はあまりテレビ観ないんですね...トホホ
その割りに外部から操作という魅惑の言葉についつい乗らされて色々買ってしまうわけです...情けない...
そんな私ですが「もう費用はかけない!」と鼻息も荒くしかし「外部から操作」という変体ちっくな趣味は継続したいと今回チャレンジするのはインターネットから自宅PCを操作です。
今回は以下のような流れで記述したいと思います。
<考え方や必要な知識>
<ソフトの選定>
<設定>
<ルータ設定>
<電源ON/OFF>
<Vulkano Flowとの兼ね合い>
<DDNS(ダイナミックDNS)>
<総評>
<考え方や必要な知識>------------------------------------------------------------
ということでどうせならAndroidから操作したいじゃない...
調べてみると皆色々とネットに乗せてくれてます。
やった! もう今の時代誰に聞く必要も無いかもしれませんね。
やりたいことはgoogleちゃんが教えてくれます。
ではやりたいことを先ず考えましょう。
1.インターネットから自宅PCに接続&操作(できれば電源ON/OFF)
2.安全めん向上
最終的にはこんな感じ...
Android---インターネット---自宅ルータ1---自宅ルータ2---WindowsVista
だけです!たやすい!簡単!
でもそれが難しい。
では私のようにちょっとばかりネットワークの仕事をした程度で「俺ネットワークスペシャリストだったんだぜ!」なんて皆に吹聴しているさもしい人間に必要な知識。
1.TCP/IPやらルーターの知識
2.遠隔操作のソフト知識
3.暗号化の知識
まぁね慣れてない我々が行うんだからそりゃ多少も時間掛かります。
先ずはLAN側から実験していくのがいいでしょうね。
既に自宅ルータを経由してPCとAndroidをネットに接続している人ならルーターの知識は多少あると思います。
まぁ知識なくてもルータ経由で繋がっている段階でもうAndroidとPCは物理的には繋がっているんですけどね...
ということで1.はすっ飛ばします。
問題は2です。
<ソフトの選定>----------------------------------------------------------------
色々なソフトがあるようなのですが良いHPがありました。
以下をご覧ください。
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1110/25/news021.html
どれも魅力的な商品ですね。しかし自分は昔から使い慣れているVNCというソフトに決めました!
設定などが多少こまごましているんですがVNCは遠隔操作の大御所ですしね。
さてVNCの特徴を少し...
利点:大変色々な操作に特化している。
難点:送信データが全て平文
なおUltraVNCとRealVNCは別ソフトです。
自分もてっきり同じかと思ってました。
今回はUltraを利用します。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/933vncinstsrv/vncinstsrv.html
です。
さて問題はやっぱり平文という点です。
パスワードどかでカッコよく自宅PCにログインできても...
やり取りは全て平文じゃぁどうにもならんですよ...
さてそんな状況で必要なのはSSLなど暗号化。
<設定>----------------------------------------------------------------------
素人の我々も利用できる暗号化技術を懇切丁寧に教えてくれる優しいページが此方!
http://www.maruko2.com/mw/freeSSHd%EF%BC%88Windows%E3%81%A7%E5%8B%95%E4%BD%9C%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AESSH%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%EF%BC%89
えっ?理屈が書いてないじゃないかって?そんなこと知ったことじゃありません!
理屈なんていらんです!どうせきいたってわかんないんだから... 利用できてさえいればそれで良いんです!
んでもってそれを利用したAndroidでの導入...
http://android-smart.com/2011/09/freesshd%E3%81%A7%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AA%E8%87%AA%E5%88%86%E5%B0%82%E7%94%A8%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%92%E6%A7%8B%E7%AF%89.html
此方はSSLでAndroidから接続を記載しています。ただし注意が必要!アドレスの下に記載してある点を確認してね。
http://android-smart.com/2011/09/freesshd%E3%81%A8connectbot%E3%81%A7ssh%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%AA%E3%81%84vnc%E3%81%AE%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E3%82%92%E6%9A%97%E5%8F%B7%E5%8C%96.html
さて...上記のページ 大変解りやすいのですが...実はそのままだと利用できないんです。
上記のページは同時に複数のソフトの設定を記載しているので素人には少しわかりづらいのですが...
上記で設定されているソフトは四つです。
1.freeSSHd Windows側
2.ConnectBot Android側
3.UltraVNC Windows側
4.android-vnc-viewer Android側
そして鍵の保存にJota Text Editorをつかってます。
これは考え方として
ConnectBot--freeSSHd
でSSLのトンネルを作る。
その中を
android-vnc-viewer--UltraVNC
で捜査情報を通す。
といった感じでしょうか?
だからまずConnectBotとfreeSSHdを暗号化させてリンクしないといけないのです。
上記の設定ページの補足ですが...(以下はあくまでも補足です。必ず上記リンクのページを参照してください!)
1.ConnectBotで先ずは暗号化のための鍵を作ります。
2.それからWindows側でfreeSSHdにその鍵を関連付けます。
3.ConnectBotでAndroidとWindowsをつなぎます。コレで暗号化されたトンネリングの出来上がりです。
4.WindowsのUltraVNCとfreeSSHdと関連付けます。
5.そしてAndroid側でandroid-vnc-viewerとConnectBotを結び付けます。
こんな感じです。
なお設定の中で同じ名称で無ければいけないのは以下みたい???
画面はクリックで拡大です。
実は上記ページには書いてないんですがfreeSSHdの設定においてListen addressにはPCのIPアドレスが必要なはずです。
因みに此方の設定はやってもやらなくてもいいです。
<ルータ設定>----------------------------------------------------------------
さてココからがルータの設定です。
うちは多分最近のご家庭に多いいわゆる二重ルーター邸です。
まずは大本のキャリアに繋がっているルータでポート転送の設定をして下部のルータもポート設定です。
SSHのポートを操作したいPCに対して開ければいいでしょう。
さて外からの接続ですが実際ポートが開いているかどうか外部から調べることが必要でしょう...
もし外部からあいているポートを調べるには以下のページを利用するがいいでしょう。
http://www.cman.jp/network/support/port.html
もしAndroidから打って見たいなら以下をダウンロードして調べてみるのがいいでしょう。
いわゆるクラックツールであるポートスキャンも出来るわけです!
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.takatsuya.border&hl=ja
さてコレであっという間に外部接続が可能か確認できましたよ。
早速利用してみてください。
<電源ON/OFF>--------------------------------------------------------------
さてやりたいこと1.に記載したインターネットから自宅PCに接続&操作(できれば電源ON/OFF) の電源ON/OFFですがこれはね~
物理的問題があって出来ませんでした。
そうLANボードにWOL(ウェイクアップオンラン)の機能がついていなかったのです...残念です。
でもまぁ自分はPCに自分がいない間に処理をしておいてもらわないとこまるのでPCはつけっぱなしで処理が終わった後だけ終了処理をしてあげればいいわけですから此方から立ち上げる必要が無いということで自分自身を納得させてあげる事にしました。笑
<Vulkano Flowとの兼ね合い>----------------------------------------------------
さてさて
ココまですると気になるのがVulkano Flowとの兼ね合いです。
そう、この機能をつかってVulkano的な動作が出来ないか?と考えるのが人情でしょう。
理屈から言えば出来ます。
考え方とすれば
1.設置する場所の検討。自宅?実家?
2.WOL可能なLANポートを持ったPCを購入。(設置場所にあわせてノートにするかデスクトップにするか選定)
3.PCにTV信号を受け入れるデバイスを取り付ける。
4.操作用ソフトウェアインストール(バンドルソフトで充分).
5.SSHおよび遠隔操作用ソフト導入および設定。
6.ルータ設定。
7.実地試験。
こんな流れになると思います。
<利点と欠点>
>利点
PC操作可能
録画もPCのHDDに可能
WOL対応PCなら電源の入り切りも可能
>欠点
設定が複雑
操作が複雑
画面がカクカクする場合が多い
不慮の状況が起きた場合、現地に行かないと改善処理がしにくい。
こんな感じでしょうか?
設定の複雑さやその後の処理の問題点を考えるとやはりVulkano Flowがお薦めかもしれませんね。
ただVulkano Flowは電源の入り切りが出来ませんしここの機器(TV録画用HDDやらブルーレイなど)は別購入が必要ですからその点はPCでの導入がお薦めですね。
vulkanoについての詳細は此方をチェック!
<DDNS(ダイナミックDNS)>--------------------------------------------------------
あっ忘れてた!DDNSの話しないといけませんよね...
よく外部からの接続設定のページを見るとDDNS設定してくださいね。
IPアドレスはリースですから...という記載があります。
その通りです!確かにね...
それにDDNS無料で発行してくれるところもあるし...
造っといてもいいかな~ と思いますよね~
でも実際には必要ありません!
確かに日本のキャリアが発行しているグローバルIPは殆どがリースですし番号が変わることもあります...
しかし実は結構長い時間IPは同じモノが発行され...
いわば固定IPに近い状況になります。
特にキャリアが出している接続ルータの電源をつけっぱなしにしていた場合は殆ど変更がありません。
まぁ毎朝何番のグローバルIPが割り振られているか出かける前に確認はしておいたほうがいいとおもいますけどね。
だからあえてDDNSなんて面倒な設定しなくても問題ないと自分は考えています。
ただやっぱり突然繋がらなくなる可能性は大いにあるので、接続の信頼を重視している方はDDNS設定したほうがいいですね。
設定方法などはココではきさいしません。
何処にでも書いてあるのでGOOGLE先生に確認だ!
<総評>------------------------------------------------------------------
いかがでしたか?
インターネットから自宅PCの操作が出来るととても便利ですよね。
処理時間が長い動作などは勝手にPCにやらしておいて自分は時折ネットからその状況を確認。
終了指示やらPCをクローズする支持などを行うとか...
カメラがついているPCの場合なら例えば自宅の状況を監視したり、自分の大好きなワンちゃんの状況を確認したりと利用方法はいろいろあります。
頑張ってトライしてみてください。
もし解らなければ私に相談していただいても結構ですし
有料出張設定などを行ってもかまいませんよ 笑
そうですね~ 一回五千円~一万円くらいで出張料別でいかがですか?
もしそれでもやってもらったほうがいいて言う方いらっしゃいましたら、このページに希望の旨投稿、またはG-MAILで連絡をください。
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