【你食咗飯未呀?香港!】第二十八回 100万ドルの夜景。ビクトリアピーク

香港といえばやはりここに行かないわけにはいきませんよね。
ビクトリアピーク
あまりにベタベタですが今回はビクトリアピークです。

ビクトリアピーク(太平山)

香港島の最高峰(552m)。
香港自体の最高峰は九龍にある大帽山(957m)。

景色が有名なここは
実際の山頂とは違います。複数の峰を総称して大平山山頂と称しているようで実際の山頂は扯旗山。しかしここは電波塔やら通信施設やらが犇めいて立ち入り禁止となっている。
よって僕らが夜景を見ることができるのはThe Peak Tower(凌霄閣)がオーソドックスです。この一帯は嘗てイギリス人の別荘があった地域。ここから眺めることになります。

面白いのが扯旗山。ここは旗を掲げる山という意味だそうなのでいくつかの説があるのですがその一つに清の海賊　張保仔がここで旗を振って部下たちに指示を出していたというもの...　
張保仔(Cheung Po Tsai チョン・ポーチャイ：？～1822年)　香港近海を根城とし、最盛期には部下数千人。千隻を超える大船団を保有していた。

漁師であった彼は15歳の時に大海賊 鄭一に拉致されその後当目になる。義賊として知られ貧しいものからは略奪せず施しを与えていたりした。
1810年、両広総督・百齢の海賊鎮圧策の前に降伏。1822年に亡くなっている。
長州島の観光名所である張保洞は彼の財宝の隠し場所として有名。

映画「パイレーツオブカリビアン」にも伝説の海賊の一人として彼をモデルとした人物が描かれている。

交通

さて行き方ですがいろいろあります。
バス　タクシー　徒歩　ケーブルカーです。

セントラル駅から

徒歩だとおよそ一時間ほどです。

タクシーだと15分程度。しかしぼったくられる可能性はあります。

バスだとx16系統または1系統でおよそ50分ほどです。

ケーブルカーではトラムを乗り継いでおよそ50分ほどです。

The Peak Tower(凌霄閣)

基本夜景を楽しむにはここThe Peak Tower(凌霄閣)で見るのが一般的です。

1996年に完成した観光用複合ビル。七階建てになっており屋上にオブザーバートリーがあります。


建物内は吹き抜けになっており、

屋上に出るまでのエスカレーターからも夜景が楽しめるような仕組みになっています。
建物自体は第四世代。

屋上展望台

エスカレーターを上った先に

広がるは100万ドルの夜景！

風と人の声と街の喧騒と瞬く色が飛び込んできます。

しかしロマンチックかというとそうではありません。
香港のパワーを感じさせてくれる場所。

え？ロマンチック？それは幾らだい？なんて声が聞こえてきそうな感じ。

そしてその界隈は今でもお金持ちの場所。

周辺は高級な別荘が立ち並んでいます。

この建物は北東向きに作られているわけですね。
東サイドに行くと西側、山頂道花園を挟んで沙湾サイドも見ることができます。

動画もご覧ください。

さて帰りですが時間があるなら行列に並んで再びケーブルカーかバスに乗るのをお勧めします。タクシーは確かに早いですがとにかくぼったくられますｗ
値段としては麓までで5000円ほど
まぁ日本で言えばそれほどでもないかも知れませんが距離数としては1000円前後の距離
そう考えるとそりゃたかいわね～

総評：香港旅行なら当然来るべき場所と言うところでしょうか？でも二回も三回も来る場所でも無いと思います。でも時々くるのは楽しいよね。彼女となら一度来るべき場所でしょうね。