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2020年4月7日火曜日

【你食咗飯未呀?香港!】第三十回 香港一おいしい朝粥のお店!? 妹記生滾粥品(Mui Kee Congee)

香港の朝食
なんか旅行って朝食ですよねw
世界各国で朝食紛争勃発!
オーストラリアの世界一おいしい朝食を出す店のBillsが隆盛を極めたのを切っ掛けに
世界の朝食市場に変化が及んできています。
そんな中、アジア各国も朝食にうるさくなりつつあります。
日本はなぜか朝食は自宅というのが主流ですが
アジア各国では朝食は外が当たり前。
香港や台湾などではそれがブランド化しつつもあるわけです。
台湾などでは以前紹介した阜杭豆漿(フーハンドウジャン)には行列ができるほど...
さてここ香港では実はまだそれほどメジャーではありませんが
ここ妹記生滾粥品が首差一つ先をいっています。

おかゆの専門店。
とてもローカル気質なそのお店。
しかしメキメキとその存在感は増しています。

ということで今回は
香港一おいしい朝粥を出すお店

妹記生滾粥品

を紹介です。









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妹記生滾粥品 (Mui Kee Congee)

基本情報
営業時間 07:00-15:00
定休日  火曜日
電話   ⁺852 2789 0198

場所


場所は旺角駅の近くです。歩いても五分くらいですね。
行政府の建物であり、市場も兼任している花園街市政大厦内に入っています。


建物の三階にフードコートがあります。
その中央あたりにそのお店が鎮座しております。



歴史
妹記生滾粥品の起源は広東料理であると公式ページには記載されています。
広東料理はその系統から四つに分けられており四大広東料理といわれています。
その一つが順徳料理。その特徴は淡水魚及び野菜などを豊富に利用している点。その中でも珍しいのが陳皮(チンピ)や橄欖(カンラン)、紫蘇(シソ)などをなどを多用している点。そして牛乳の利用も多い。
その広東料理順徳系統から出たのがこの妹記生滾粥だそうだ。
広東順徳といえば日本では横浜中華街聘珍樓」の総料理長として知られる周富徳、弟であり生香園オーナー周富輝が有名だね。

妹記生滾粥品自体は1979年、麥花臣(マクファーソン)球場前に屋台として開業したのが始まりです。


その後好評をはくし、1990年代初頭に花園街市政大厦内に移設されています。以来四十年の歴史を誇っています。
すでにその味の秘伝は二代目、三代目に移っており2018年、初の海外支店をシンガポールに開設。今後世界展開を目指しているようです。

余談:麥花臣(マクファーソン)球場
1952年にイギリスのケント公ジョージ爵マリナ夫人(1906年12月13日 - 1968年8月27日)が中心となって設立された球戯場。マリナ夫人はギリシャ王子ニコラウスとロシア大公女エレナ・ウラジーミロヴナの三女。




店内
もうなんというか香港の雑居ビルのフードコートといった感じ


座席は40人ほど。
早い時間であればそれほど混んでいないので入りやすいです。


肩ひじ張らず入れますので気が楽ですね。


メニュー
中国語メニュー


日本語メニュー






ざっくり50HKD以下で楽しめそうです。
2020年1月8日付の為替で700円程です。
まぁまぁといった感じですかね。

食べてみた!
頼んだのは
生滾秘製肉丸粥(豚ミートボール粥) 42HKD
炸油條(揚げパン)         11HKD

生滾秘製肉丸粥(豚ミートボール粥)

うん香もなかなか食欲をそそります。
食べてみると...


おかゆのなんというか出汁の中に塩味がほのかにあるのですが
邪魔にならない味でとてもおいしい。


ミートボール粥なのですが豚肉もしっかりそのまま切り身で入っています。


炸油條(揚げパン) 

台湾の阜杭豆漿(フーハンドウジャン)でもそうですが
なぜかおかゆに揚げパンが人気。
ということでこちらでも購入。


そのまま食べてもカリカリおいしいのですが
このようにおかゆに乗せて食べてもまたおいしい!


おかゆの出汁と塩気が揚げパンの味と相まっておいしさがさらに引き立ちます。



とてもおいしゅうございました。


さて二人でのお値段ですが...


95HKD 1400円程。
うん結構お安く済んだんじゃないかな?


総評:値段も手ごろ、味もおいしい。気軽に入れる。時間も朝七時からと結構いけてる。ということで朝食とるにはいいよね。でも正直言っていい?あまりお粥って味に差を感じにくい。わざわざ足を運ぶほどではないかも...香港にはあちこちに小さな食堂が林立しているし、味もそこそこおいしい。ここに行く必要があるとは感じない。近くに行くなら行ってみてもいいと思えるお店。
しかしもしかしたら僕が香港の味を知らなすぎるのかもしれないのでいろいろ比べてみるのがいいかもしれないね。まぁ正直中華って中華でひとくくりしてしまうほど味が似通っていると感じてしまう自分なので僕の味的情報はあまりあてにはなりません。




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