GCS step1

全国のライブカメラを地図上に表記

 全国のライブカメラの位置です。 いろいろご利用ください。 https://www.google.com/maps/d/edit?mid=12xkj87OQ_G_CbWapzBhV-c4lc6CExdPl&usp=sharing

2016年5月24日火曜日

断捨離についての覚書

とあるきっかけにより叔母の家を断捨離することになりました。
断捨離を始めてみると思った以上に大変なことがわかりました。
人の物への業というのは凄まじい…

ここでは進められていく断捨離について今後少しでも楽にできるように
幾つか思ったこと感じたことを記載していきます。




心構え

 ★部屋、家を片付ける対象の人へのマインドセットと覚悟
 ★部屋が片付いた後その部屋をどのように利用したいかをイメージ


準備

 ★広い場所の確保 ゴミを保管しておきます。
 ★ゴミの分別 回収の日付確認
 ★フリーマーケットの日程またはリサイクル回収業者を確認
 ★日程作成
 ★ゴミ袋を分別種類分用意
 ★掃除機、箒、雑巾、バケツなどの準備

片付けスタート
 
 ★いっぺんに行わず。クローゼットやタンス毎に品物を全て取り出して
  順次本人に必要か確認をとって分別する。
 ★どうしても捨てられないものについてはフリーマーケットに出せないか提案する。
 ★一部屋につき三日はかかると考えるべき
 ★精神的に辛い作業になるので焦らずゆっくりと行い、疲れたらやめるようにする。
 ★分別されたゴミは順次捨てていく
 ★残すと決めたものでも次の箇所を片付けているうちに似たようなものが出てきた場合
  その度に再度必要か確認する。
 ★同じようなものは必ず片方は捨てるか
  フリーマーケットなどに出品するように勧める。
 ★残すもので箱に入っているものがあったら必ず箱を捨てさせる。
 ★捨てる際には合唱し「今までありがとう」または「使ってあげられずにごめんね」
  という。
 ★定期的に綺麗になった後どのような部屋にしたいか確認する。

=============================================================


 >心構えについて

ここが一番大変だと思います。
「断捨離しよう!」と決めてさえもらえれば後は比較的簡単です。

説得で重要なのは「もったいない」の意味です。

お年寄り、まぁ年齢にあまり限りませんが人はとかく「もったいない」とものを溜め込みます。悪いことをしているとか、損をしていると感じないのです。

まずは共感の心が大切です。自分はなかなかできないがその人はやろうと気持ちを切り替えようとしているその心持ちを大切にしてください。

そして「もったいない」の本当の意味と同時に「かわいそう」という感情も植えつけてあげるといいでしょう。

本当のもったいないは使わないものがいっぱいある現実、そしてかわいそうなのはそれらモノが使われづに押し入れやタンスの奥にしまわれていることだと認識させてください。

「ティーカップはお茶を注がれるために生まれてきたのに…箱にしまわれて奥深くに眠っている…なんてかわいそうで残酷でもったいないことをしているんだろう…。
それならば今使っているティーカップに引退していただいて、その眠っているティーカップを起こしてあげればいいじゃない? くたびれたティーカップだってそろそろ引退したいと思っているのにいつまでも手放さないのは本当に残酷だよ。」と伝えてみてください。
同時に少し脅しもかけましょう。「それにね、あまり使わないモノがあるとそれらモノに祟られるよ…。なんとなくわかってくれると思うけど、使わないものっていつかは使わなきゃって思っちゃうでしょ?そうすると心に宿題を抱えちゃうんだよ…その結果がどうなるのか… 東北の震災、亡くなった方は本当に残念な話で不幸だったと思います。もちろん逃げ遅れた方、誰かを助けに行った途中で亡くなった方もいるでしょう…でもその中で家から逃げようともしなかった人も居たはず…そういう人たちはもしかしたらモノに祟られていたのかもしれないよね。 私たちを置いて逃げるのか…。一度も使われてない私たちを置いて…。 ね? モノを所有しているつもりで実はモノに所有されている状態がこの状態なんだよ…」
とこんな感じで説得してみてください。

しかも部屋にモノが溢れている状態の問題点も触れてみるといいでしょう。「モノがあふれる、モノが見つからなくなる。同じものを購入してしまう。またモノがあふれる。そのモノを見つけられない自分が不安になり、鬱や酷いものでは痴呆にまで至るかもしれない…」そういう話をしてもいいでしょう。

モノがなくなれば掃除もラクになる。人生がより豊かになるということも伝えるといいでしょう。
捨ててしまったものが無くなって後々後悔することもある旨も伝えておきましょう。それでも多分昔買った時より安くて良い同じモノが簡単に今は手に入る旨も伝えるといいと思います。

人が断捨離を嫌がる理由はモノを捨てたくないのではありません。
購入したことが間違いだった。失敗だったと思いたくないのです。
購入した時には夢あふれるモノが今見るとなんと貧相でくたびれてしまったのか…
その時に一生懸命働いて購入したそれらのモノを無駄だったと思いたくないのです。
だから人はモノを溜め込んで問題の先送りをしているわけです。
それを処分するのは相当の勇気と度胸が必要です。

それらを根気よくとけば
年齢の高い人になればなるほどなんとなく理解してくれるのではないでしょうか?

そして重要なのは部屋のコンセプト。断捨離が終了した後にどんな部屋にしたいか夢を膨らませることです。

部屋などを特集した雑誌を見せてもいいと思います。


>準備について

以外と萎えるのは結局分別してもゴミを出せる日が遠いということ…
部屋を掃除して大量のゴミをどこかに確保するのはとても大変なことです。
まずは場所を確保しましょう。
部屋を一部屋つぶしても構わないでしょう…
重要です。

そして分別したゴミを出せる日を確認。その際にフリーマーケットできる日なども確認するといいと思います。
同時にざっとでいいので日程を決めることをお勧めします。
でもあまりタイトにしないでください。断捨離とはモノを通じた自分の過去へのお別れ会です。焦らずにゆっくりと対応できるように日程を組みましょう。一部屋最低でも三日は必要だと考えてください。



>片付けについて

基本は上記に記載した通りですが

時々「捨てられない」という答えが出るかもしれません。
その時は冷静に「なんで捨てられないのか?」「いつ使ったものなのか?」「今後はいつ使うのか?」などを聞いてみましょう。そして同じような用途のモノがあった場合、どちらか残すとしたらどちらを残すのか聞いてみましょう。
それでも捨てられないというのなら、フリーマーケットはどうか提案してみてください。
それでもダメというのなら、それが祟られている状態であることを伝えてみましょう。
業を断ち切るには勇気が必要であることも伝えてみるといいし、引退または誰かが使ってくれた方がそのモノも嬉しいのではないかということも話してみてください。

それでもダメというのならそれは取っておきましょう。ただし絶対今後使うことを条件にしましょう。汚れているのならすぐ洗う。箱にしまわれているものなら箱は捨てさせましょう。




0 件のコメント:

コメントを投稿