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2017年7月16日日曜日

塔ノ沢上湯温泉浴場

箱根国道一号を登って
箱根湯本を超え、早川を抜けると塔ノ沢温泉郷
その古式ゆかしい一帯にポツン小さな浴場があります。
今までその前を通り過ぎるたびに気になっていたのですが
今回は初トライ!

行って見ましたよ上湯温泉浴場。


切実な訴えもあって気になる浴場です。ご覧ください。

塔ノ沢の温泉郷を楽しもう!↓









駐車場も近くにあります。
入浴料は600円

とにかく入ってみます。


入ってみると番台には人がいませんでした。
何度か声を掛けてみる...
すると奥から高齢の女性が現れて対応していただきました。

金額は600円

脱衣場は笊しか置いてないとのことで
番台の下に設置されているロッカーに貴重品を預ける。
費用はかかりません。


番台の前面には下駄箱。その脇に桶に入ったシャンプーなどがあります。
それらは無料で利用できるとのこと...
営業努力されているようです。
タオルなどの貸し出しは有料。

脱衣場に入ります。

人が全くおらず、貸切状態だったので撮影してみました。

こんな感じ...
まぁ古びた温泉浴場といった感じですね。


遵守事項



そしてこんな文言が...


要は宣伝してほしいとのこと...
箱根の公衆浴場で源泉賭け流しはここだけだそうです。
うん、貴重ですね。
でもなんとなく切実な訴え...

さぁ 浴室に入りますよ...


カランは四つ、前面に5人くらい入れそうな浴槽があります。
しゃんぷーは借りてってください。

お湯はちょっと熱め 気持ちいいです。でも塩素臭します。
画面向かって左。窓の下になにか桶みたいなものにホースが入り込んでますが
あれが源泉だそうです。この温泉は温度が低めなので沸かしているようなのですが
その沸かす前の源泉がその桶の中の水。
そう、水といっていいくらいの温度でした。

うーん温泉なのかな~?
鉱泉に近い気がするけど...
温泉成分表はあとで表示しますけど
源泉温度39度とありましたがそこまでも熱くなかった気がします...

ひとしきり楽しんで1時間ほどで出てきました。

総評:まぁ僕個人としてはアリですね。
   古さも良い。温泉も悪くない。でもデートとかでは利用しないかも...
   営業努力はされているようですが選べるシャンプーの種類も
   やはりあまり魅力的な数ではないし...
   言い方悪いですけどむしろそういう小細工は辞めて
   入り口と浴室周りを小奇麗にして古さを前面に出した営業のほうが
   客足は伸びるんじゃないかな~



塔ノ沢の温泉郷を楽しもう!↓







温泉成分表は以下!
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成分

1温泉利用施設名称 塔ノ沢上湯温泉
2源泉名 湯本第50号泉  
3泉 質 単純温泉 
4泉 溫 源泉 39.6 °C    浴槽 42℃
5pH 9.0
6温泉1kg中の成分および分量
(1)各成分および分量
陽イオン
ミリグラム
陰イオン
ミリグラム
水素イオン(H+)

水酸イオン(OH-)
0.170
リチウムイオン (Li+ )
0.010
塩素イオン (Cl-)
49.7
ナトリウムイオン (Na)
63.2
硫化水素イオン (HS-)

カリウムイオン (K+)
0.560
硫酸水素イオン(HSO4-)

マグネシウムイオン (Mg2+)
0.017
硫酸イオン(SO42-)
28.7
力ルシウムイオン (Ca2+)
6.60
炭酸水素イオン(HCO3-)
50.5
ストロンチウムイオン (Sr2+)

炭酸イオン(CO32-)
3.84
第一鉄イオン (Fe2+)
0.010
硝酸イオン(NO3-)
3.31
第二鉄イオン(Fe3+)

リン酸水素イオン (HPO42-)
0.752
アルミニウムイオン(Al3+)
0.325
メタケイ酸イオン (HSiO3-)
11.3
マンガンイオン (Mn2+)
0.00
メタホウ酸イオン (BO2-)
0.685


フッ素イオン (F-)
0.099
陽イオン
70.7
陰イオン
149




遊離成分
ミリグラム
微量成分
ミリグラム
メタケイ酸 (H2SiO3)
57.3
銅イオン (Cu2+)
0.00
メタホウ酸 (HBO2)
1.14
鉛イオン (Pb2+)
0.00
遊離二酸化炭素 (CO2)

総水銀 (Hg)

遊離硫化水素(H2S)

総ヒ素 (As)
0.274
有機物(COD)

亜鉛イオン
0.005
遊離成分計
58.4
微量成分計
0.279

(2) 成分総計 278ミリグラム

7温泉の成分の分析年月日 昭和62年11月25日

8分析者 神奈川県温泉地学研究所所長


禁忌症及び入浴上の注意事項
1 適応症
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、
くじき、慢性消化器病、痔症、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進


2 禁忌症
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、
呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、   
その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)

  3 入浴の方法及び注意

(1) 最初の数日の入浴回数を1日当たり1回程度とすること。 その
後は1日当たり2回ないし3回までとすること。
(2)おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり (湯さわりまたは浴湯反応) が
現れることがある。 「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状
の回復を待つこと。
(3)温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
(4)以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。
ア、入浴時間は入浴温度により異なるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるにし
たがって延長してもよい。
イ、入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
ウ、入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない (湯ただれを起こしやす
い人は逆に浴後真水で体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)。
エ、入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。
オ、次の疾患については、原則として高温浴 (42°C以上) を禁忌とする。 高度の
(ア)動脈硬化症(イ)高血圧症(ウ)心臟病
カ、熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意をする。
キ、食事の直前、直後の入浴は避けることが望ましい。
ク、飲酒しての入浴は特に注意する。
  4 禁忌症、適応症の決定年月日 平成元年 9月 29日
  5 决定者 神奈川県小田原保健所長




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