大規模ホテルが進出していない唯一の場所。
なので箱根の中でもなかなか触れる機会も無い温泉です。
そんな貴重な温泉の中で今回横浜ウォーカーに初参加となるのが
大平台温泉 旅の宿 海本
今回の横浜ウォーカー割は
大平台温泉 旅の宿 海本です。
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大平台温泉。
出だしでもかきましたがココは箱根の温泉街でも大規模ホテルが進出していない唯一といえる場所。
なので触れる機会も本当に少ない温泉です。
前回は山水荘が横浜ウォーカー割りに参加。
今回はその山水荘にプラスしてこの海本が参戦しました。
大平台温泉は場所柄ずいぶん昔からあったのではないか?と思っていましたが
箱根七湯には数えられていないそう。それもそのはず開湯は昭和26年(1951年)だそう。
地元の有志たちで掘削を始めて開かれた温泉地でそのためか元々土地が広かったわけでなく更に個人所有の土地も多かったことも有り各氏が旅館を経営し始める形で小さな温泉街が誕生したということのようだ。
大規模なホテルが無いため宣伝もさほどしていないがその泉質は隣の宮ノ下温泉や塔ノ沢温泉にも引けは取らない。
せっかくなのであまり機会の無いその温泉に行って見ようと今回訪れました。
車は前回の山水荘と同じく箱根登山鉄道大平台駅前にある山神神社境内に止めて向かいました。
とぼとぼあるって一、二分
午前11時ころ到着。
伺うとちょっと馴れ馴れしそうなw男性の店員(オーナーかな?)が現れて「あーーーっ ごめんね今温泉のお湯全て抜いちゃって掃除中なんだよね。午後にでも来てくれないかな?午後二時頃なら多分大丈夫。もし時間取れないならこのすぐ近くに立ち寄り湯の姫の湯があるからそこ利用して... 温泉は共同の源泉から取っているから同じだよ。ここ大平台は皆同じ源泉使ってるんだ。」とのことでした。やんわりと断られているのかな??
なんても感じたのですがどうも本当の意味での親切心で言ってくれていることがあとあと気付くことになります。
ということで一旦ココを離れます。
箱根観光を軽くしてから再び到着したのは午後三時。
電話で確認してからの訪問です。
とうちゃくしたら女性のスタッフに対応いただきました。
横浜ウォーカー割りでの利用をお願いすると快く対応いただきました。
準備ができるまで少しお待ちくださいとのこと
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ロビーの席で付くログことにしましたがなんとも生活臭のあるロビーw
なんだか親戚の子供でも不意に飛び出してきそうw
しばらく待つとその女性スタッフ では料金をと言うことでお支払い。
貸切風呂 通常4000円のところ今回は横浜ウォーカー割りの2000円。
お支払いするとその女性スタッフが付いてくるように指示した。
彼女のあとをつけると階段を降りていき始めた。
するとちょっと小走りになったかと思うと突然地下階の下で開いていた扉を閉めた。
どうも片付けの最中だったようだ。
するとその女性スタッフ
「すみません、実は休みの時間帯だったのでまだ準備が完全じゃなかったので...
午前中来ていただいたのでもし再訪したら温泉入れてあげて欲しいと託っていたので...」
とのこと...
へ?? 休みだったの???
えーっわざわざ僕らのためにあけてくれたってこと??
いや~ それは申し訳ない...
「返って申し訳ありません」と伝えると
「いえいえ ぜんぜんかまわないんですよ~」との返事が...
いやはや恐縮である...
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地下階に着いたら
「こちらの女子風呂が貸切となります。時間は45分間でお願いします。」とのことでした。いやはや本当に申し訳ない感じ...
でもせっかくなので温泉をエンジョイすることにした。
トイレは脱衣場には無いようだ。
男女それぞれのお風呂の入り口前に一つあった。
小奇麗にされてますね。
あっ因みにタオルは持参ですよ。
さて 女風呂とちょっとわくわく感があるまま脱衣場に入ると...
こんな感じ...
ちょっと古い感じはしますがやっぱり綺麗にされている!
いいね~
ロッカーは無く脱衣籠...
洗面台は二っつ
ドライヤーと綿棒が有ります。
早速服を脱いで中にはいると....
ひろーーーーい!
貸切風呂でココまで広いのはいままで有りませんでした。
こりゃすごい!
まぁ女子風呂をそのまま貸切してくれたので当然と言えば当然ですが
こんなに広いしかも天然温泉のお風呂で
更に入れ替えたばかりの一番風呂ですよ!?
貸切...
なんと贅沢な...
カランは三つ
シャンプーリンスボディソープがそろってる。
早速体を洗って...
懇々と湧き出る温泉の湯船に...
ざぱーーーーん!
なんて贅沢なんでしょ...
そうですね人数で言えば七人くらいは入れそうでしょうか?
その湯船を二人占め!
こりゃ贅沢以外のなにものでもない!
こう感じるとホント横浜ウォーカー割りすごいわ!
地下階ですが坂の傾斜地の建っている建物だけあって光も入り込んでくる。
泉質はさらさらのお湯!
ぬめり家も無くさっぱり系
しかも温度は少し高めだけど逆に気持ちいい!
表の看板に溶岩風呂とありましたが浴槽の下に引かれたタイルのようなもの
これが溶岩なのかな??
いやーーいいねーーーー
ってちょっとまて...外への出口があるよ??
もしかして....
あーーーーーっ 露天だ~~~~~
貸切露天!
こっこりゃすごい...
しかも結構広いよ!?
温度を下げないようにカバーがかかってました。
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それをはずして早速入ってみる...あーーーーーーーーっ 熱い!!
露天なので温度を下げないように少し熱めにしてるっぽい。
多分43度以上はあったでしょう。
相方はさすがに熱すぎて体全部を入れられず足元だけ入りましたよ。
ちょっと残念かな...?
だけど内湯だけで充分すばらしい!
もう45分が短いこと...
あっという間に45分過ぎちゃいました...w
仕方無しに後ろ髪惹かれる思いで湯船を出て着替えました。
しかし体がぽっかぽか
冬なんてたまらないでしょうね~
因みに男子風呂はこんな感じ。
電気点けてないのでちょっと暗いですが
女子風呂とほぼ同じようなつくりみたいです。
いや~ すばらしい!
階段を登ってフロントへ
何度声をかけても誰も出てきません。
しばらく待つと遠くから先ほどの女性の声が...
「すみませーーん。今部屋のほうの掃除をしてまして...もしよろしければロビーでくつろいでいってください~」
「ありがとうございます。いいお湯でした。このまま失礼します~」
「はーい」
とこんな感じのやり取り...
人情味あふれるお宿。海本を後にしました...
総評:うん いい! とにかく貸切風呂 広いわ...
この広さで露天付き4000円ならわかる値段。横浜ウォーカー使えば俄然お得感出ます。
携わっている人たちもなんとなく気持ちがいい人たちばかり。
結構いいかも...
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温泉分析表はいか...(共同源泉のため山水荘と同じ)
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1温泉利用施設名称
2源泉名 箱根大平台温泉組合供給温泉
3泉 質 ナトリウム-塩化物温泉 (旧泉質名:純食塩泉)
アルカリ性 低張性 高温泉
4泉 溫 (1)源泉 55.3 °C (2)使用位置 °C
5温泉の成分 pH 源泉 8.5
6温泉1kg中の成分および分量
(1)各成分および分量
陽イオン
|
ミリグラム
|
陰イオン
|
ミリグラム
|
リチウムイオン (Li+ )
|
0.3
|
フッ化物イオン(F-)
|
0.39
|
ナトリウムイオン (Na)
|
29.1
|
塩化物イオン (Cl-)
|
424
|
カリウムイオン (K+)
|
18.3
|
臭化物イオン (Br-)
|
0.89
|
アンモニウムイオン(NH4+)
|
0.00
|
硫酸イオン(SO42-)
|
39.0
|
マグネシウムイオン (Mg2+)
|
1.56
|
硝酸イオン(NO3-)
|
0.65
|
力ルシウムイオン (Ca2+)
|
23.1
|
炭酸水素イオン(HCO3-)
|
71.2
|
ストロンチウムイオン (Sr2+)
|
0.00
|
炭酸イオン(CO32-)
|
1.69
|
アルミニウムイオン(Al3+)
|
0.02
|
メタケイ酸イオン (H2SiO3-)
|
8.08
|
マンガンイオン (Mn2+)
|
0.00
|
メタホウ酸イオン (BO2-)
|
3.79
|
鉄(Ⅱ)イオン (Fe2+ )
|
0.02
| ||
亜鉛イオン(Zn2+)
|
0.00
| ||
陽イオン
|
334
|
陰イオン
|
550
|
遊離成分
|
mg/kg
|
微量成分
|
mg/kg
|
メタケイ酸 (H2SiO3)
|
129
|
銅イオン (Cu2+)
|
0.00
|
メタホウ酸 (HBO2)
|
19.5
|
鉛イオン (Pb2+)
|
0.00
|
遊離二酸化炭素 (CO2)
|
0.37
|
カドミウムイオン(Cd2+)
|
0.00
|
総ヒ素 (As)
|
0.439
| ||
総水銀 (Hg)
|
0.00
| ||
遊離成分計
|
149
|
微量成分計
|
0.44
|
(2) 成分総計 1,033 ミリグラム/キログラム
7温泉の成分の分析年月日 平成25年7月29日
8分析機関 神奈川県温泉地学研究所、
神奈川県知事登録第一号
禁忌症及び入浴上の注意事項
1 適応症
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、
くじき、慢性消化器病、痔症、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
2 禁忌症
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、
呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、
その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
3 入浴の方法及び注意
(1) 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日当たり1回程度とすること。 その
後は1日当たり2回ないし3回までとすること。
(2)温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
(3) 温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり (湯さわりまたは浴湯反応) が
現れることがある。 「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状
の回復を待つこと。
(4)以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。
ア、入浴時間は入浴温度により異なるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるにし
たがって延長してもよい。
イ、入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
ウ、入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない (湯ただれを起こしやす
い人は逆に浴後真水で体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)。
エ、入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。
オ、次の疾患については、原則として高温浴 (42°C以上) を禁忌とする。 高度の
動脈硬化症・高血圧症・心臟病
カ、熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意をする。
キ、食事の直前、直後の入浴は避けることが望ましい。
ク、飲酒しての入浴は特に注意する。
3 禁忌症、適応症の決定年月日 平成25年8月26日
4 决定者 神奈川県小田原保健福祉事務所長
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