これは慶事の前触れだ
ええじゃないか
ええじゃないか
ええじゃないか騒動
慶応三年(1867年)八月から十二月にかけて近畿、四国、東海地方で発生した騒動。
天から御札が降ってきたとの噂話から人々は仮装し「ええじゃないか」を連呼し熱狂的に練り歩いた。世直しを訴える民衆運動だったとも討幕派が仕掛けた陽動作戦ともいわれた。今年はよなおりええじゃないか。間男してもええじゃないか。明治維新前夜、今までの常識が覆り始めたころの民衆の集団ヒステリーとも言われている。
そして現代。そのええじゃないかが復活した。
今までの常識。年功序列やら今までの大企業がどんどんつぶれ始めた昨今。そしてネットの普及による常識の転覆。それらがハロウィンという海外からの渡来系イベントと合致した。
それが現代日本のハロウィンだ!
若者達が幕末当時の人たち同様、何の目的も無く仮装で渋谷を目指す。
そして何故か渋谷のスクランブル交差点を渡る。ただそれだけのこと。
単なる集団ヒステリーなのか?
ハロウィンは海外の風習の完コピではなく、あくまでも日本古来の文化。
ええじゃないかの再現でしかない...
その現代の「ええじゃないか騒動」 ハロウィンの真っ只中
渋谷に行ってみた!
ハロウィンは夜遅くまでつづくよ!真に楽しみたいならやはり宿泊だ!
左から安い順!2000円台~13000円台まで...↓
|
|
|
|
|
行ったのは2017年10月31日
そう まさに 真っ只中だ!
時間は10時頃
多くの人でごった返ししていた!
どう?この人出。
京王井の頭線駅に向かう!
東急デパートと京王井の頭線渋谷駅のデッキに出る。
ここは渋谷のスクランブル交差点を見下ろすことができる場所だ。
踊る阿呆に観る阿呆
ここには観る阿呆w そして僕もね...
すごい人だかり
そこで撮影したのがこちら...
みんな楽しそうですね...
来年はやるかな?ええじゃないか...
ハロウィンは夜遅くまでつづくよ!真に楽しみたいならやはり宿泊だ!
左から安い順!2000円台~13000円台まで...↓
|
|
|
|
|
しばやんの日々
ええじゃないか騒動の話に戻すが
ええじゃないかを語るときに必ず付いて廻るのが
誰が...
何の目的で...
であるが...
それを一次元的に考える向きに少し反対意見を持っている。
むしろええじゃないかはそれに乗っかって都合よく利用した人が複数いたといったほうが良いと思う。
このハロウィン。
仮装をして渋谷のスクランブル交差点を皆目指すのだが
そこには誰かカリスマ的仕掛け人がいるわけではない。
色々な人の思案がありそれが混沌と結びついたのがこのハロウィンだ。
そこにはマスコミがあり、企業があり、そして人々がいる。
ええじゃないか倒幕派陽動説などもあるようだが
もちろん一部はええじゃないかを意図的に利用したという向きもあるだろう
しかしええじゃないか自体の現象としては単にそれ自体が複合的に出来上がって
それを多くの人が利用しただけのことと考える。
民衆の運動とは古今東西に問わず
複数の何らかのトリガーを切っ掛けに動き出す波なのだから
それを誰かの仕業にするというほうが不自然だ。
フランス革命然り、ロシア革命しかり、ええじゃないか然りというわけだ。
テレビなどではどうしても話を面白くしなくてはならないという至上命題がある。
のでどうしても物語の作成に走り出すため誰か一人のカリスマを必要とする。
それが伝説となるわけだ。そこには実態なんてものは無い。
さてええじゃないか発祥の地といわれている豊橋では
毎年ええじゃないか祭りなるものが行われている。
今年は10月21日、22日に行われた。
慶応三年七月十四日七つ時分、三河牟呂村の富吉が歩いていると道端に一枚の外宮お払い(伊勢神宮外宮のお札)を見つける。富吉は誰かのいたずらだろうと考えており、その話を聞いた富吉の知り合いトコナベも富吉を馬鹿にして大笑いする。
するとその夜、富吉の子供が原因不明の病で急死。そしてトコナベの妻も翌日急死した。村人達は富吉もトコナベもお札を馬鹿にしたので神罰が下ったと噂しあいう。
祟りを恐れた村人達は急遽七月十八日祭りを行う。祭りは三日三晩続いたとされ、そこでは餅や酒がふんだんに振舞われたそうです。ところが祭りの最中に新たな御札が13枚も村内で見つかってしまいます。神罰を恐れた村人達は更に祭りを続けます。しかし御札が次々と見つかり、村では祭りをやめられなくなります。
程なく騒動は隣り合う城下町吉田に飛び火します。
吉田では牟呂村より四日遅れの七月十八日に御札が見つかります。
それから吉田でも次々と御札が見つかり、連日連夜のお祭り騒ぎに発展していくのですが連日連夜各地に勃発し始めた祭りのために取り仕切る神主の手が足りなくなり民衆の祭りが暴走し始めることになります。
酒や餅がふんだんに振舞われるのですがそれらを振舞えるのは金持ちばかり。ということで徐々に金持ちの家に御札がどんどん降ることになります。
村人達は金持ち達に「御札が降ってきたんだ!大盤振る舞いをしないと祟りがあるぞ」と祭りをせがみます。
まさにTrick or Treatですよね...
海外では子供の掛け声となっていますが日本ではあくまでもその主体は大人...
日本のハロウィンは大人が楽しんでいる理由がわかりますね。
そうですやはり日本のハロウィンは外国の風習の名前をいただいた日本の伝統ということになります。
旧暦なので七月十四日は現在の六月十日前後
0 件のコメント:
コメントを投稿