ココもなかなか興味深い地域なのですがチャンスが無い限りなかなか立ち寄らない地域でもあります。
ついね小田原やら大磯やら平塚やら伊勢原など周囲の都市地域に歴史的遺物がありすぎて通り過ぎてしまいがちになる秦野地域。
まぁ周囲は色々攻めてきたので今度はこの地域にも足を向けたいと思いますが...
その第一弾として訪れたのがここ
名水はだの富士見の湯
です。
今回は名水はだの富士見の湯です。
名水はだの富士見の湯
最近できた施設だそうで
ゴミの焼却場の隣に建っています。
ゴミ焼却場の廃熱を利用してお湯を沸かしています。
地下100mの深さから水をくみ出して廃熱を利用しそれを沸かしているようです。
一応温泉分析票があるようですが係りの方曰く功能のある温泉とは言いがたいそうです。
いわゆるスーパー銭湯の地下水くみ上げ型というべきでしょうかねw
念のために温泉分析票を後ほどお載せしますね。
さて場所ですが、秦野市の東側にある弘法山
山といっても丘といったほうがいいくらいの高さなのですが
その弘法山の麓に有ります。
ちょっとわかりにくい場所ですが
一度行けばそれほど難しく有りません。
さて弘法山ですがなぜ弘法山なのか...?
どうもこの秦野の地は弘法大師の伝説が色濃く残る地域。
弘法大師がこの山の頂上で修行をしたとかなんとかの伝説があるのです。
ということで弘法山だそうです。
しかし弘法大師が全国行脚をした記録はなく、修行したのも紀伊半島の一部だそうです。
多分この弘法大師というのは弘法大師の弟子の一人ではないかとおもわれます。
各地に真言密教を広げるために派遣された僧侶の一人と考えられます。
さてこの温浴施設。
入浴料は
市内の人 平日600円 週末800円 三時間まで
市外の人 平日800円 週末1000円 三時間まで
だそうです。
うーん 少し高いんじゃないか?
と思うでしょうが多分これは苦肉の策。
この弘法山の周囲には南に万葉の湯
東に鶴巻温泉街がひかえており
いわば競争の関係にあります。
あくまでこの施設はゴミ焼却場の廃熱利用施設。
いわば市民への還元施設なのですね。
でもやたらめったら安くすると
周りの営利ホテルが立ち行かなくなる。
税金が欲しい市としてはそれじゃぁ本末転倒になりますからね。
多少値段を吊り上げなければならないという
結果となったのでしょうね。
ということで建物内に入ります。
コチラは夜の写真ですがね。
建物はやはりできたばかり。綺麗ですね。
中に入ります。
入り口には下駄箱があります。
100円掛かりますが後で返金されます。
受付の前に自動券売機がありますので
そちらで入館券を購入し
受付の方にその入館券と下駄箱の鍵を渡して
番号の書かれたカードのようなものを貰います。
それがいわば引換券ということですね。
さて入り口入ると右手にお土産ゾーン
お土産ゾーンには地酒
やらTシャツやら
あと御菓子飲み物なども有ります。
フロントの目の前は階段になっており二階にすすめます。
二階にお風呂などが有ります。
さて左側ですがコチラにはトイレが有りますが
その前には二つの貸切風呂があります。
なんと嬉しいことにその貸切風呂は婚姻関係が無いカップルも利用できるのです。
市が経営している鶴巻温泉の温浴施設では婚姻関係が無いカップルは貸切風呂を利用できませんでしたのでこれは画期的!
しかもね。お値段がとてもリーズナブル。
なんと一時間1000円なんです!
安いよね!
ちょっと貸切風呂を覗かせてもらうと...
結構広い!
脱衣場と洗面台 ドライヤー 綿棒なども有ります。
半露天のお風呂場も結構綺麗でカランは一つ。
ボディソープとリンスインシャンプーもすえられています。
ちょっと気になるのが隣の貸切風呂や出入り口の声や音...
結構丸聞こえですw
でもこの格安で貸切風呂使えるなら悪くないと思います。
彼女や家族と楽しめそうですね。
さてフロントを左手に真向かいの階段を登って二階に行きましょう。
あがると目の前に広がるのはレストラン
うんこじんまりしているけど綺麗でいいですね。
前面のガラス張りもすばらしい。
そのガラス窓の向こう側はテラスになっているのですが
さすが富士見の湯と命名されているだけはある。
ちゃんと富士山が遠くに見えます!
これは凄い!
お食事も結構リーズナブル。
ちょっと富士見ラーメンとしゃれ込んでみましたw
味はね
まぁ酷くはないけど美味いとは言いがたいかな?
でも景色とあいまって悪くは無いです。
されレストランの右奥は女湯。
左奥は右側に男湯
左側には休憩室とマッサージサロン。
休憩室は和室とリクライニングシートが有ります。
大きなテレビ画面もあってなかなか快適ですよ。
マッサージは
お値段こんな感じ
悪くないんじゃないかな?
さて男湯に...
脱衣場へ入る手前にさすが名水の里
秦野の名水が無料で飲めるようになっています。
何でもネット投票で全国一位に輝いたとか...
ちょっと組織票の雰囲気も有りそうですがw
でも確かにお水美味しいです。
丹沢山系から流れ出た水は都心近くにありながらもとても新鮮。
これはいいですね。
さて脱衣場に入ります。
脱衣場はそうですね30畳ほどでしょうか
そこそこの広さが有ります。
洗面台は四つ
ここはあくまでも市営。
まぁ行き届いたサービスというものは無い。
綿棒とドライヤーくらいしか設置されていません。
でも綺麗なのでそれほど不満はありません。
トイレは脱衣場に一箇所有ります。
さて湯殿に入りましょう。
結構広いです。百畳ほどの広さあるかな?
左手前にはジャグジー風呂 右手前には水風呂とその右側奥にサウナ。
サウナは10人くらいでいっぱいになりそうです。
目の前にかけ湯。右側にはそうね10人ほど同時に利用できそうなカランが並んでます。
カランにはボディソープとリンスインシャンプー
奥左側には広い浴槽が有ります。30人くらい入れますかね?
そして奥、外に出て右側に露天岩風呂
十二、三人入れそうです。
つくりはこんな感じ。
さて利用してみた感想ですが
うん 悪くない。
ただやはり塩素消毒が少し強いかな?
お風呂出た後もしばらくにおいます。
でもサウナも綺麗ですし半露天ですが悪くない。
天気のいい日の夕方などは富士山なども眺められるしいいと思います。
お風呂出た後にゆっくりやすむ休憩室も悪くないです。
お値段がまぁ多少しますが
いいと思いますよ!気軽に入れるのがいい!
なにせ貸切風呂が1000円だし悪くない。
滞在可能時間が三時間と少しこころもとないですが
まぁお風呂入るには充分ですしね。
駐車場も広いですし館内利用者は三時間無料だそうです。
送迎バスも駅から出てますから便利。
弘法山はピクニックルートとしても親子共々楽しめる低山。
ゆっくり楽しみながらお風呂につかるのも悪くないと思います。
なお、足湯もありますよ。そちらは利用無料です。
秦野の名水を利用したサイダーを飲んで一休みしました。
温泉成分表
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成分
1温泉利用施設名称 名水はだの富士見の湯
2源泉名 秦野温泉 (源泉名:名水はだの富士見の湯)
台帳番号 (秦野 第25号)
3分析結果 温泉法第二条別表に規定するメタケイ酸の項により温泉に該当する
4泉 溫 (1)源泉 17.5°C (2)使用位置 °C
5温泉の成分 知覚的試験 無色澄明無味無臭
pH 7.9
電気伝導電率 33.8 mS/m
蒸発残留物 0.245 g/kg
溶存物質(ガス性のものを除く) 0.307 g/kg
成分統計 0.310 g/kg
陽イオン
|
mg/kg
|
陰イオン
|
mg/kg
|
リチウムイオン (Li+ )
|
0.00
|
フッ化物イオン(F-)
|
0.08
|
ナトリウムイオン (Na)
|
13.7
|
塩化物イオン (Cl-)
|
25.0
|
カリウムイオン (K+)
|
1.87
|
臭化物イオン (Br-)
|
0.04
|
マグネシウムイオン (Mg2+)
|
14.4
|
硫酸イオン(SO42-)
|
29.4
|
力ルシウムイオン (Ca2+)
|
32.0
|
炭酸水素イオン(HCO3-)
|
120.
|
ストロンチウムイオン (Sr2+)
|
0.05
|
炭酸イオン(CO32-)
|
0.74
|
鉄(Ⅱ)イオン (Fe2+ )
|
0.01
|
硝酸イオン(NO3-)
|
11.8
|
アルミニウムイオン(Al3+)
|
0.00
|
メタケイ酸イオン(HSiO3)
|
0.87
|
マンガンイオン (Mn2+)
|
0.00
| ||
亜鉛イオン(Zn2+)
|
0.00
| ||
陽イオン
|
62.0
|
陰イオン
|
188.
|
遊離成分
|
mg/kg
|
微量成分
|
mg/kg
|
メタケイ酸 (H2SiO3)
|
57.2
|
銅イオン (Cu2+)
|
0.00
|
メタホウ酸 (HBO2)
|
0.06
|
鉛イオン (Pb2+)
|
0.00
|
遊離二酸化炭素 (CO2)
|
2.48
|
カドミウムイオン(Cd2+)
|
0.00
|
総ヒ素 (As)
|
0.001
| ||
総水銀 (Hg)
|
0.000
| ||
遊離成分計
|
59.7
|
微量成分計
|
0.00
|
6温泉の成分の分析年月日 平成28年11月24日
7登録分析機関の名称及び登録番号 神奈川県温泉地学研究所
神奈川県知事登録 第1号
禁忌症及び入浴上の注意事項
1 禁忌症及び適応症
(1) 一般的禁忌症(浴用)
病気の活動期(特に熱のある場合)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓病又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期、
(2) 泉質別禁忌症(浴用)
特に該当なし
2入浴の方法及び注意
温泉の浴用は、以下の事項を守って行う必要がある。
ア.入浴前の注意
(ア)食事の直前、直後及び飲酒後の入浴は避けること。
酩酊状態での入浴は特に避けること。
(イ)過度の疲労時には身体を休めること。
(ウ)運動後30分程度の間は身体を休めること。
(エ)高齢者、子供及び身体の不自由な人は、1人での入浴は避けることが望ましいこと。
(オ)浴槽に入る前に、手足から掛け湯をして温度に慣らすとともに、身体を洗い流すこと。
(カ)入浴時、特に起床直後の入浴時などは脱水症状などにならないよう、あらかじめコップ一杯程度の水分を補給しておくこと。
イ.入浴方法
(ア)入浴温度
高齢者、高血圧症若しくは心臓病の人又は脳卒中を経験した人は、42℃以上の高温浴は避けること。
(イ)入浴形態
心配機能の低下している人は、全身浴よりも半身浴又は部分浴が望ましいこと。
(ウ)入浴回数
入浴開始後数日間は、1日当たり1~2回とし、慣れてきたら2~3回まで増やしてもよいこと。
(エ)入浴時間
入浴温度により異なるが、1回当たり、始めは3~10分程度とし、慣れてきたら15~20分程度まで延長してもよいこと。
ウ.入浴中の注意
(ア)運動浴を除き、一般に手足を軽く動かす程度にして静かに入浴すること。
(イ)浴槽から出るときは、立ちくらみを起こさないようにゆっくり出ること。
(ウ)めまいが生じ、又は気分が不良となった時は、近くの人に助けを求めつつ、浴槽から頭を低い位置に保ってゆっくり出て、横になって回復を待つこと。
エ.入浴後の注意
(ア)身体に付着した温泉成分を温水で洗い流さず、タオルで水分を拭き取り、着衣の上、保温及び30分程度の安静を心がけること(ただし、肌の弱い人は、刺激の強い泉質(例えば酸性泉や硫黄泉等)や必要に応じて塩素消毒等が行われている場合には、温泉成分等を温水で洗い流したほうがよいこと。)
(イ)脱水症状などを避けるため、コップ一杯程度の水分を補給すること。
オ.湯あたり
温泉療養開始後おおむね3日~1週間前後に、気分不快、不眠若しくは消化器症状など湯あたり症状又は皮膚炎などが現れることがある。
このような状態が現れている間は、入浴を中止するか、又は回数を減らし、このような状態からの回復を待つこと。
カ.その他
浴槽水の清潔を保つため、浴槽にタオルは入れないこと。
3 禁忌症、適応症の決定年月日 平成29年9月28日
4 决定者 神奈川県平塚保健福祉事務所長 深澤博史
成分に影響を与える項目の掲示事項
利用施設名 名水はだの富士見の湯
1 温泉の加水について
| ||
行っています。
|
◎行っていません。
| |
加水の理由
| ||
2 温泉の加温について
| ||
◎行っています。
|
行っていません。
| |
加温の理由
| ||
貯湯槽を有するため、衛生管理の目的から加温しています。
| ||
3 循環装置等について
| ||
循環装置等の使用
|
◎あり
|
なし
|
循環装置を使用する理由
| ||
衛生管理のため、循環ろ過装置を使用しています。
| ||
4 入浴剤・消毒について
| ||
入浴剤の使用
|
あり
|
◎なし
|
消毒処理
|
◎行っています。
|
行っていません。
|
消毒処理を行う理由
| ||
衛生管理のため。
| ||
消毒の方法
| ||
塩素系薬剤を使用しています。
|
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