横浜ウォーカーのおかげでもういくつもの温泉を回ってきましたけどね
おかげで神奈川の温泉についてはある程度知識量も豊富になってまいりましたね。
箱根においては仙石原などは温泉を生産しているということまでわかりましたw
さてそんな温泉三昧な旅
今回も三月いっぱいまでということでいよいよ大詰め!
横浜ウォーカーでもなかなか参加企業が少ない湯河原温泉へ3月24日に行ってきました。
今回は大滝ホテルです!ちぇけらっちょ
湯河原に入り、千歳川沿いの道に入ります。
ずいずい上って行きますと千歳川と藤木川が分かれますが
藤木川沿いを上っていきます。
すると湯河原温泉でも奥の奥。
一番奥まったところに大滝ホテルはあります。
ホテルのエントランス前に車を乗り付けたら
ご年配の男性がにこやかに現れて
ご予約のお客様ですか?と尋ねてきたので
日帰り温泉を利用希望と伝えると快く対応いただいた。
車を預けていざ建物内へ...
建物内に入ると...
ふわっと香るちょっとカビっぽさ...
いや悪い意味じゃないんです!
むしろとってもいい...
つれ曰く「昭和モダン!」
いいネーミングだと思います。
なんていうのか
バブル期ちょっと前に建てられたであろう古いホテル。
そのなんともいえない古臭い雰囲気が逆にポップなのです。
リノベートされ古すぎる江戸情緒を再現すた建物ではなく
なんとなく大量生産大量消費社会に移ったころの日本の雰囲気。大量の観光客を
ベルトコンベア式に処理していった感のあるイモ洗い的な観光ホテルらしい雰囲気が
とてもノスタリジア!
すごくいいです!
そして対応していただいた支配人らしき方、あのバレーサービスをしてくれたホテルマンもそうですが少しご年配。そうホテル従業員全体の年齢層が高いのです!
それがまたいい!なんとも落ち着いた感がありほっとするというのか...
従業員の方の笑顔がとても素敵...
なんだろう子供のころ親戚一同で行った熱海の温泉ホテルを彷彿させてくれるというか...
まさにノスタルジア!
フロントで横浜ウォーカーを提示したところ快く対応いただきました。
金額は通常1000円のところ横浜ウォーカー割の500円!
タオルなどは無しです。
フロントから一回のロビーは一続き
靴を脱いでスリッパに変えます。
ロビーは二階まで吹き抜け。
お土産屋さんと喫茶バーのようなものが併設されています。
赤いじゅうたんの階段の上にはシャンデリアが輝いています。
また古そうなのがいい...
二階にはちょっとした休憩用やら談笑のスペース。
そしてゲームゾーンとその前に小さなカラオケスナックっぽい施設。
温泉はエレベーターで五階...
ゲームゾーンの向こう側のエレベーターに乗ります。
五階に上がると...
エレベーターのドアが開いたと単に広がる何というのか料亭などで香るあの独特な雰囲気の香り...なんでしょう?味醂?出汁の香り??
そう!宴会場のフロアのようです。
温泉が宴会場につながるような形で作られているようなのです。
エレベーターの脇にトイレが設置されていますが
温泉の脱衣場には設置されていないのでトイレは済ませておいたほうがいいです。
温泉は入れ替え制
今回は手前の温泉でした。
奥は広い温泉のようです。
入り口にはコインロッカー
そうなのです。中にはロッカーがなく
脱衣服は籠に入れる仕組み。
貴重品などは入れておいたほうがいいですね。
中に入ると貸切状態!
誰もいませんでしたw
やったね!スリッパを脱ぎ脱衣場へ...
脱衣場は結構広い!
20畳ほどはあるでしょうか?10坪くらい??
洗面台は四箇所。櫛、髭剃り、綿棒、ポーラアクアバランスのヘアトニック、ヘアリキッド、アフターシェーブローション、ドライヤーが二台。ひのき泥炭石なる石鹸(この手のものはどこにでもあるね...)、あと花雪肌なる化粧品の一種?肌洗いようのものは中身が入っていたのですが、ジェルクリームは中身が入っていませんでしたw
なお...髭剃りはあるにはありますがここの洗面台、お湯が出ませんw
時間帯的に出なかったのかも知れませんがもし髭を剃るなら湯殿に入って剃ることをお勧めしますw
脱衣場の真ん中に冷たい麦茶が設置されています。
さて服を脱ぎ早速湯殿へ...
まずは内湯...扉を開けると
ふわっとほのかな塩素のにおい...w
まぁそりゃ消毒大切だものねw
でもこのくらいのにおいならまぁいいかな...
向かって右側の壁際にカランが六ヶ所
シャンプー、リンス、ボディソープが並びます。当然のごとくひのき泥炭石が鎮座w
浴槽はひとつ。サウナなどはありません。
体を洗い浴槽へ...
結構広い!二十人は同時に足を伸ばしても大丈夫そう...
奥の壁側から滝のようにお湯が流れ落ちています。
よって室内は湯煙でぼやけている感じ...
少し温めかな?でもおかげでゆっくり入れます。
さて続いて露天へ...
露天はこのうち湯からも出れますし、脱衣場からも出れるようになっています。
出てみるとやはり浴槽はひとつ。
でもまったく問題ありません。
入ってみると内湯より少しぬるめ
でも充分温かいです!
景色はまぁそれほどいいとはいえませんね。
でも鳥のさえずりが心地よい...
ゆっくり目に温まり出ました。
さてせっかくなので建物内の施設を少し見たいと
八階へ...
いいのかな?
でもこう書いてあるしいいよねw
八階に行くと癒しの広場が...
やはり温泉地の定番!卓球台です!
まぁこれがなければ始まらないねw
外を望むとこんな感じ...
あれ?テニスもできるんじゃんね。
そして温水プールなる施設もある様子...
ちょっと行ってみるか...
通路を通って出た場所は観音様のある中庭のようなところ...
足湯などありました。
奥に温泉プールへ続く道が...
どこのプールにもある定番のちょっと便所くさい更衣室wを通った先に
温泉プールがありました。
温室のようになっているようで中は温かそうです。
冬でも楽しめるんじゃないかな?
もちろん僕は水着も持ってきていないので入りませんでした。
そしてひとしきり探検も楽しんだ後
バレーサービスをしてくれ駐車場に運ばれてた車に乗り込み
この温泉地を後にしました。
帰りがけ、創業者ご夫妻の銅像が私たちを見送ってくれました...w
総評:
正直イイ!
このノスタルジックな感じがたまらない!
ちょっとした古さを感じたい方、懐古に浸りたい方は必泊の宿だと思います!
温泉は少し塩素臭、しかし逆に言えば衛生管理がしっかりされているということで安心できる温泉です。バラエティはないもののもうその古さがすべてをカバーしてくれます。
いい宿だと思います!
温泉成分はこちら↓
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成分
1温泉利用施設名称 大滝ホテル
2源泉名 湯河原溫泉 (源泉名: ) 台帳番号 湯河原 第133号
3泉 質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
(旧泉質名: 含石膏-弱食塩泉) 低張性 弱アルカリ性 高温泉
4泉 溫 (1)源泉 88.4 °C (2)使用位置 °C
5温泉の成分 知覚的試験 無色澄明、無臭
pH 8.2
電気伝導電率 362.. mS/m
蒸発残留物 2595. mg/kg
成分統計 2360. mg/kg
陽イオン
|
mg/kg
|
陰イオン
|
mg/kg
|
水素イオン (H+)
|
-
|
水酸イオン(OH-)
|
-
|
リチウムイオン (Li+ )
|
0.421
|
フッ素イオン(F-)
|
0.89
|
ナトリウムイオン (Na)
|
523.
|
塩素イオン (Cl-)
|
759.
|
カリウムイオン (K+)
|
40.5
|
臭素イオン (Br-)
|
-
|
アンモニウムイオン(NH4+)
|
-
|
ヨウ素イオン(I-)
|
-
|
マグネシウムイオン (Mg2+)
|
0.5
|
硫化水素イオン(HS-)
|
-
|
力ルシウムイオン (Ca2+)
|
210.
|
硫酸イオン(SO42-)
|
631.
|
ストロンチウムイオン (Sr2+)
|
0.963
|
炭酸水素イオン(HCO3-)
|
37.8
|
バリウムイオン(Ba2+)
|
0.009
|
炭酸イオン(CO32-)
|
6.0
|
全鉄イオン (Fe2+ Fe3+)
|
0.04
|
硝酸イオン(NO3-)
|
<0.01
|
アルミニウムイオン(Al3+)
|
0.026
|
リン酸水素イオン(HPO42-)
|
<0.01
|
マンガンイオン (Mn2+)
|
0.05
|
遊離成分
|
mg/kg
|
微量成分
|
mg/kg
|
メタケイ酸 (H2SiO3)
|
134..
|
銅イオン (Cu2+)
|
0.002
|
メタホウ酸 (HBO2)
|
15.6
|
鉛イオン (Pb2+)
|
<0.001
|
遊離二酸化炭素 (CO2)
|
0.6
|
総水銀 (Hg)
|
<0.0005
|
遊離硫化水素 (H2S)
|
-
|
総ヒ素 (As)
|
0.357
|
亜鉛イオン(Zn2+)
|
0.008
|
6温泉の成分の分析年月日 平成22年8月12日
7登録分析機関の名称及び登録番号 財団法人 北里環境科学センター
神奈川県知事登録第二号
禁忌症及び入浴上の注意事項
1 禁忌症及び適応症
温泉の医治効用は、その温度その他の物理的因子、化学的因子、温泉地の
地勢、気候、利用者の生活状態の変化その他諸般の総合作用に対する生体
反応によるもので、温泉の成分のみによって各温泉の効用を確定することは
困難であるが、当温泉の禁忌症、適応症は概ね次の通りです。
(1)一般的禁忌症
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、
呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、
その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
(2)泉質別禁忌症
------------------------------
(3)一般的適応症
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、
くじき、慢性消化器病、痔症、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
(4)泉質別適応症
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症
2 入浴の方法及び注意
温泉には老化現象が認められ、地中から湧出した直後の新鮮な温泉が最も
効用があるといわれているが、それぞれの泉質に適する用い方をしなけれ
ばかえって疾病に不利に働く場合がある。したがって浴用上の注意事項は
おおむね次のこととする。
(1) 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日当たり1回程度とすること。 その
後は1日当たり2回ないし3回までとすること。
(2)温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
(3) 温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり (湯さわりまたは浴湯反応) が
現れることがある。 「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状
の回復を待つこと。
(4)以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。
ア、入浴時間は入浴温度により異なるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるにし
たがって延長してもよい。
イ、入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
ウ、入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない (湯ただれを起こしやす
い人は逆に浴後真水で体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)。
エ、入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。
オ、次の疾患については、原則として高温浴 (42°C以上) を禁忌とする。 高度の
動脈硬化症・高血圧症・心臟病
カ、熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意をする。
キ、食事の直前、直後の入浴は避けることが望ましい。
ク、飲酒しての入浴は特に注意する。
3 禁忌症、適応症の決定年月日 平成24年 3月 7日
4 决定者 神奈川県小田原保健福祉事務所長
成分に影響を与える項目の掲示事項
利用施設名 大滝ホテル
1 温泉の加水について
| ||
◎行っています。
|
行っていません。
| |
加水の理由
| ||
高温のため
| ||
2 温泉の加温について
| ||
行っています。
|
◎行っていません。
| |
加温の理由
| ||
3 循環装置等について
| ||
循環装置等の使用
|
◎あり
|
なし
|
循環装置を使用する理由
| ||
衛生管理及び浴槽内の均一化のため
| ||
4 入浴剤・消毒について
| ||
入浴剤の使用
|
あり
|
◎なし
|
使用している入浴剤
| ||
製品名:
| ||
製造(販売)会社:
| ||
主な成分:
| ||
入浴剤を使用している理由
| ||
消毒処理
|
◎行っています。
|
行っていません。
|
消毒処理を行う理由
| ||
衛生管理(レジオネラ菌対策)のため。
| ||
消毒の方法
| ||
塩素系薬剤を使用
|
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