さて前回は明の永楽帝の陶器を並べていましたが
今回は清の乾隆帝の宝物の数々です。
こりゃすばらしいので是非みたいところですね。
106号室
集瓊藻—故宮博物院所蔵珍玩精華展
ここはすごいぞ!
↓故宮博物院は一日じゃ満喫できない!
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乾隆帝 清の第六代皇帝
清王朝最盛期を築く皇帝です。
在位期間1735年10月8日 - 1796年2月9日
彼は十全武功と呼ばれる十回に及ぶ外征を成功させている。
偉大な皇帝なのだが
イギリス大使への三跪九叩頭の礼は断られてしまう。
このあたりからすでにイギリスと中国とは何らかの問題がくすぶり始めた感じだね。
そんな清の太陽王、乾隆帝の宝物はそりゃ当然の如くすごいわけで...
ご覧ください。
鉄器類 七宝焼き
左手前 明 景泰 掐絲琺瑯番蓮文盒
明 掐絲琺瑯鳧式炉 右写真
なんかすばらしいよね。
明 景泰款掐絲琺瑯螭耳爐(左)
Cloisonne censer with dragon
handles and a Jingtai reign mark
handles and a Jingtai reign mark
Early 17th century,Ming dynasty
明 景泰款 掐絲琺瑯三羊尊(右)
Cloisonne tsun vessel with
three goat heads and a Jingtai reign mark
Early 17th century,Ming dynasty
なんだかねため息が出るくらいに美しい器機ばかり...
ついつい写真撮る枚数が増えてしまいます。
清 乾隆帝 掐絲簾畫琺瑯酥油茶瓶
装身具・瑞器
清 珊瑚魁星点斗盆景
Planter with a coral carving
of the planetary deity Kuixing
Qing dynasty (1644-1911)
そして...
清晩期 離象牙透花人物套球
Ivory balls of nested coneentric layers with human figures in openwork relief
second half of the 19th century
これはすごい!象牙の玉の中に彫刻されたまた玉があるんですわ...
どうやって作ったんだか...
彫刻
清前-中期 離黄楊木鏤空瓜瓞筆筒
Brush-holder with openwork
melon-and-vine decor
18th century Qing dynasty
竹黄瓜式盆
清 十八世紀 聳竹根山水人物擢件
Carved bamboo root display piece in the form of figures in a landscape
18th century Qing dynasty
清 乾隆三年 封岐
離象牙山水人物小景
Carved miniature ivory with a
landscape and figure design
文房具
左から二番目 宋 張栻写経澄泥抄手硯
こちらは将棋の原型??
とここで終了です。
なかなか細工の凝らした面白い逸品ばかり!
目を肥やすためにも是非訪れたい展示場ですね。
僕はこのブースで気づいたことがあるんです。
中国人。台湾の故宮博物院は中国の宝物を多く収蔵しています。
当然中国本土の人たちからすれば「我らのもの」という印象はあるわけで、多くの中国本土の人がここ故宮博物院に訪れます。
彼らは順番を守らないだとか列に並ばないだとか悪評が高く私もそう思っていました。
彼ら確かに順番を守りません。縦横無尽に進みます。
しかし...
こちらが順番を守らなくても何も文句を言わないんです!
そう!彼らは自分達も自由に動くが、他の人が自由に動いてもとても寛大なわけですね。
逆に日本人...ウザイ人結構います。
「並んで順番に見学しろ」とは書かれてないにもかかわらず勝手に並んでおいて並ばない人に文句を垂れる人が多い... あれは何だろうね?何を守ろうとしてるんだか...
もちろん中国人の中にもイライラしている人はいますが日本人はその点あからさまの人いますよね。特に高齢者男性に多い気がします。
もういいんですよ。世界を守ろうとしなくても...のんびり好き勝手に生きようじゃ有りませんかw
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