ここに日本一のアルカリ泉がある。
それこそ飯山温泉。
こりゃ温泉好きとしてはいかないわけにはいきません。
ということで向かってみましたよ。
厚木 飯山温泉。
今回は 飯山温泉 ふるさとの宿 です。
といっても実は今回向かう日帰り温泉ふるさとの宿は日本一のアルカリ泉ではないんですよw
ふるさとの宿はpH値10.4で確かに高いアルカリ性ではあるんですが
日本トップではないようです。
日本トップは同じ飯山温泉の元湯旅館。
ここはpH値11.3でトップタイです。
しかしそうとは言っても高いpH値を示しているのは変わりないですから
なかなか珍しい温泉ということにはなりますよね。
元湯旅館にしなかった理由は とにかく高い!
お食事込みでなければ温泉に入れず。
最低でも6000円以上するんですね。
ちょっと立ち寄りというわけには行きません。
対してここふるさとの宿は温泉だけの立ち寄り可能で800円。
こちらのほうが敷居が低いよね。
場所は厚木の山側。
厚木といえば七沢温泉が有名ですが
その七沢温泉よりも厚木側に有るんですね。
温泉街 といってもとても小さいので温泉街という感じもあまりしませんが
のゲートを通ってすぐの場所に有ります。
駐車場は広く取ってあるので車は停めやすいです。
マイクロバスもあるようなので無料送迎してくれるのかも知れませんね。
箱根のような大温泉街ではないのにしっかり温泉宿していますね。
このあたりはハイカーやらゴルフ場も多く温泉を楽しみに立ち寄ったり一泊したりする人も多いんじゃないかな?
お食事温泉セットで2000円なんてプランもあるようです。
敷地内に入ると赤い橋が架かってます。
おぉ なかなか中庭悪くないですね。
古びた料亭のような雰囲気もあります。
花の季節。いろいろな花が咲いていました。気持ちいいですね。
入り口に入ると受付の目の前に大きな木の置物がデデンと目を惹きます。
声をかけるとフロントないから老齢の女性が現れました。
なんともちゃきちゃきな感じ
うん田舎の旅館という雰囲気出てますねw
日帰り温泉をお願いすると快く対応いただきました。
値段は800円。 一時間の時間制。
タオルなどは別料金。
貸切風呂などは有りません。
脱衣場には籠しかないとのことで
お財布はフロントに預けてください。
このあたりはアルカリ成分日本一なんでしょ?
と伺うと「そんなことないよー でも元湯さんは食事つかないとお風呂提供してないし、もう一軒は中国の方経営になっちゃったからね。
しかもボーリングしているのはうちと元湯さんだけ。お風呂だけの提供はうちだけだからね。」とアピールしていましたw
温泉に案内されると手前が男性
おくが女性でした。
トイレがその先に有ります。
古いですが綺麗です。
トイレは脱衣場にはありませんので注意です。
さて脱衣場に入ります。
広さはそうですね十五畳くらい有りますかね?
平日の昼間。客もおらず人が誰も入っていなかったので撮影してみました。
洗面台が三つ。ドライヤー、PHYTO AND ROSEの化粧水、THE AMENITYのヘアトニ
などが据えられています。
ロッカーは無く、脱衣籠があるだけです。
さぁ湯殿に入ります。
向かって右側にはカランがずらっと並んでいます。
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左側に大きな浴槽が有ります。二十人以上は入れそうですね。
そして奥には露天が...
露天はこんな感じです。
ちょっと残念なのはブルーシート。
あれが無ければね~
さてお湯は強アルカリ泉特有の薄いブルー。
入ってみると... ん?本来ならアルカリ泉というと肌がぬめっとする感じがあるようなのですが
ここは余りありません。でもしばらく入り続けるとぬるぬるし始める感じです。
うーんどうなんだろう。
でも温度も適温。気持ちいいですよ。
ここは源泉温度が17度程度のいわゆる鉱泉です。
沸かしているんですね。
あとからハイキング客でしょうか?高齢の男性が数人入ってきて
ハイキング話に花が咲いていました。
帰りがけに女将から
檜でつくったふるさとの宿の根付をいただきました。
成分表は以下
------------------------------------------------------------------------
成分
1温泉利用施設名称 有限会社ふるさとの宿
2源泉名 飯山温泉 (源泉名: 玉の湯 )
台帳番号 厚木 第8号
3泉 質 温泉法の温泉に該当する
低張性 アルカリ性 冷鉱泉
4泉 溫 (1)源泉 17.4 °C (2)使用位置 °C
5温泉の成分 知覚的試験 無色澄明、無味、微弱な硫化水素集
pH 10.4
電気伝導電率 21. mS/m
蒸発残留物 181. mg/kg
成分統計 174. mg/kg
陽イオン
|
mg/kg
|
陰イオン
|
mg/kg
|
水素イオン (H+)
|
-
|
水酸イオン(OH-)
|
20.5
|
リチウムイオン (Li+ )
|
0.002
|
フッ素イオン(F-)
|
0.60
|
ナトリウムイオン (Na)
|
43.2
|
塩素イオン (Cl-)
|
16.6
|
カリウムイオン (K+)
|
0.17
|
臭素イオン (Br-)
|
-
|
アンモニウムイオン(NH4+)
|
-
|
ヨウ素イオン(I-)
|
-
|
マグネシウムイオン (Mg2+)
|
0.08
|
硫化水素イオン(HS-)
|
-
|
力ルシウムイオン (Ca2+)
|
2.7
|
硫酸イオン(SO42-)
|
15.4
|
ストロンチウムイオン (Sr2+)
|
0.002
|
炭酸水素イオン(HCO3-)
|
-
|
バリウムイオン(Ba2+)
|
<0.001
|
炭酸イオン(CO32-)
|
10.6
|
全鉄イオン (Fe2+ Fe3+)
|
0.11
|
硝酸イオン(NO3-)
|
0.05
|
アルミニウムイオン(Al3+)
|
0.063
|
リン酸水素イオン(HPO42-)
|
-
|
マンガンイオン (Mn2+)
|
<0.01
| ||
陽イオン
|
46.3
|
陰イオン
|
63.8
|
遊離成分
|
mg/kg
|
微量成分
|
mg/kg
|
メタケイ酸 (H2SiO3)
|
50.0
|
銅イオン (Cu2+)
|
0.070
|
メタホウ酸 (HBO2)
|
13.9
|
鉛イオン (Pb2+)
|
0.007
|
遊離二酸化炭素 (CO2)
|
-
|
総水銀 (Hg)
|
<0.0005
|
遊離硫化水素 (H2S)
|
-
|
総ヒ素 (As)
|
<0.001
|
亜鉛イオン(Zn2+)
|
0.006
| ||
遊離成分計
|
63.9
|
微量成分計
|
0.083
|
6温泉の成分の分析年月日 平成21年3月10日
7登録分析機関の名称及び登録番号 財団法人 北里環境科学センター
神奈川県知事登録第2号
禁忌症及び入浴上の注意事項
1 禁忌症及び適応症
温泉の医治効用は、その温度その他の物理的因子、化学的成分、温泉地の
地勢、気候、利用者の生活状態の変化その他諸般の総合作用に対する生体
反応によるもので、温泉の成分のみによって各温泉の効用を確定することは
困難であるが、当温泉の禁忌症、適応症は概ね次の通りです。
(1)一般的禁忌症
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、
呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、
その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
(2)泉質別禁忌症
------------------------------
2 入浴の方法及び注意
温泉には老化現象が認められ、地中から湧出した直後の新鮮な温泉が最も
効用があるといわれているが、それぞれの泉質に適する用い方をしなけれ
ばかえって疾病に不利に働く場合がある。したがって浴用上の注意事項は
おおむね次のこととする。
(1) 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日当たり1回程度とすること。 その
後は1日当たり2回ないし3回までとすること。
(2)温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
(3) 温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり (湯さわりまたは浴湯反応) が
現れることがある。 「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状
の回復を待つこと。
(4)以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。
ア、入浴時間は入浴温度により異なるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるにし
たがって延長してもよい。
イ、入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
ウ、入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない (湯ただれを起こしやす
い人は逆に浴後真水で体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)。
エ、入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。
オ、次の疾患については、原則として高温浴 (42°C以上) を禁忌とする。 高度の
動脈硬化症・高血圧症・心臟病
カ、熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意をする。
キ、食事の直前、直後の入浴は避けることが望ましい。
ク、飲酒しての入浴は特に注意する。
3 禁忌症、適応症の決定年月日 平成21年5月18日
4 决定者 神奈川県厚木保健福祉事務所長
成分に影響を与える項目の掲示事項
利用施設名 天然温泉 (有)ふるさとの宿
1. 温泉の加水について
浴槽の水位を一定に保つ為に源泉水を加水しております。<温泉100%>
2. 源泉の加温について
源泉が低音の為に加温しております。
3. 循環装置について
衛生管理の為、循環ろ過装置を使用しております。
4. 入浴剤について
入浴剤使用はしておりません。
5. 消毒について
消毒処理を行っております。
衛生管理の為塩素系薬剤を使用しております。
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