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2018年10月6日土曜日

【山北町 結果ネガティブブログ】 ユーシンブルーに行けずに玄倉水難事故現場に行くだけになった話。

夏も過ぎ秋にさしかかろうとしている今日この頃ですが...

実は初夏六月にインスタ映えを目指してユーシン渓谷へ向かってみました。

しかし結果としてたどり着けなかった話をします。






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訪れたのは六月。
何でもユーシンブルーなるインスタ映えスポットが神奈川県西側にあると聞き
息勇んで向かってみました。

場所は山北の奥地。三保ダムのある丹沢湖です。


残念な花火大会の紹介。以前にしましたよね。

そこですw


さて来るまでくねくね道を登り
途中ダム湖に入るトンネルの手前で左に折れ、流れのままに丹沢湖を右回りに...

その先に湖が切れる箇所が有ります。

その奥にあるのがユーシン渓谷です。

と車でそのまま向かおうとしましたが...いけません!



なんと車での立ち入りを規制しているようです。

なんてこったい...

ということでこの湖の切れたところに有る無料駐車場に車を置いて


その奥に向かいました。


なんでもその発電用ダムである玄倉ダムの水の青がとても綺麗ということで
行ってみようと安易な気持ちで向かったわけです。

まぁそりゃアホってのはどこにでもいるものでね。
僕もそのアホの一人というわけですわ。

なぜならばちゃんと立て看板を読まない...

考えるより感じろ!なんてアホ特有の言葉にアホ特有に感じ入り
アホの論理で行動するというアホの性が発動。

そのまま車止め用簡易柵を越えて玄倉側右岸を北上していきました。





川の音がゴウゴウとしますね。ちょうどの梅雨時まぁ雨量は少ないんですがそれでも水がそこそこの量流れています。


色が茶色い?
うーん これがブルーになるのかね~


登ってしばらく行って発電施設の有る手前で はっと気づいた立て看板。


なにぃぃぃいぃぃ...

ユーシンブルーにはいけないって!?

どういうこっちゃ...


崩落事故により道が寸断。

ユーシン渓谷へはたどり着けないってよ...

まじか...
しかも来年(平成31年末まで...)

アホらし...

まぁでもせっかくきたんだしいけるところまで行こうか...ととぼとぼと再び歩き出す...


するとその先に巨大な堰が見えてきた...


すごい...
なるほど ゴウゴウの音の正体とはこれだったか...

え?どうなん?高さ20mくらいは有るかね??
とにかく高い堰だ...


そしてその先には...

キャンプには注意との大々的な幕が...


もう狂気にも似たほどに「ふ・ざ・け・る・な!」といわんばかりに書いてある...

何やこれ...。


そこでふっと思い出した...

玄倉川水難事故...

あのテレビで生中継されて衝撃的だった
1999年の事故...

あーーーーーーーっ ここか~~~。



こんな災害に無縁のような場所であの事故は起きたのですね...


今は車も入れずでキャンプシーズンのこの時期でもほとんど誰もいない。

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その事故を知ってかしら知らずか一組のカップルのみがそこでいちゃいちゃ楽しんでいました。

せっかくなので降りてみるか...

ということでその玄倉川岸におりました。


清流はちょろちょろと流れています。



と...
うーん。

ユーシンブルーとまではいかないものの
美しい青が見えます。


このちょっと先あたりであの悲劇が起きたわけですね。


どおりであの大弾幕...


入り口のところにもめちゃかかれてましたよね。


理由がわかりました。

しかしあの巨大な堰


13人はあの堰で命を落としたということです。
まぁわかる気がします。アレだけの高さがあるんだもの...
この石堰は立間堰堤というらしく昭和48年に完成した堰提だそうです。
このいわゆるこの類の堰提は殺人堰とも言われ川流れした人たちの大半はこの形式の背の高い堰により命を落としているとか...
なんとも諸刃の剣ですね。

話しは元に戻しますが...

でも... 綺麗なのに魚いないよね。


さて...この先を向かってみようと道路に出ると...


老齢のおじさんが向かう先から降りてきた...

私「どうですか?この先は...ユーシンブルーにはいけないんですよね?今は...」

おじさん「自分も行けるところまで行こうとしてみたんだけどね。
なんだかナッガイトンネルがあって 電気もついてない。懐中電灯もなかったから さすがに怖くなってその手前で折り返してきちゃったよ。」

私「へー トンネルが... そこまでどのくらいの距離ですか?2kmくらい??」

おじさん「いえいえ とんでもない。5、6kmくらいはあるよ...」

私「えぇぇぇぇぇ!そんなに?」

おじさん「えぇ...」

私「んじゃ いけるところまで行ってみようかな...」

おじさん「がんばってください。」

とこんなやり取り

そうなんですめちゃくちゃ遠いんですわユーシンブルー。

なんとも難関。
ユーシンブルーにはそこから6-7kmも先だったのです。
GoogleMapで調べると駐車場からおよそ六キロでした。


ちょっと歩いてみようと進んでみましたが...


周りを見渡すとこんな看板が...


毒抜きも熊除け鈴などはもちあわせていない。
しかも長いトンネル (青崩隧道(あおざれずいどう))があるそうでカーブを描くトンネルなのにライト無し。自分も懐中電灯なども持ち合わせていない。
こりゃ 命あってのものだねだ...

ということでユーシンブルーへの旅はここで断念。
やはりどんなところでも自然に入るのならちゃんと事前情報収集はひつようですね。



戻ることにしたわけですw


結果、単なる水難事故現場めぐりってだけでしたね...


ただ思い返すとあの事故。
今ではひどい書き込みもみえますが...

あの当時なんてあんな感じじゃなかった??

なんだかガキ大将みたいなおっさんが仕切ってて
みんな何もいえないなんて図式多かったよね。

今でこそネット社会になって個人の主張がけっこう取りだ足されたりするようになってきたけど

実は今でもあまり変わりないんじゃないかな~なんて思ったり。

でもあの事故のおかげで今は川遊びに注意する人も増えたし
今の日本人がとても秩序だっているといわれるようになったのは
ああいういわばDQNと揶揄される当時それほど珍しくない一般の人が散っていったおかげではないかとも思うわけです。しかし人間ってのは皆、自分のことは棚にあげるものですねw

一応車が通行可能な道路はありますがあくまでもここは大自然の中!
ユーシンブルーを都会のカフェのように勘違いして僕のように軽装では決して行かないように!そしてあの川流れしてしまった人たちのように決して我を張らず、危険だと感じたら僕のようにそそくさと戻りましょう。
さらに事前の情報収集は怠らないようにしましょう。
それこそが自然を楽しむ奥義です。



そういえばユーシンブルーとはたしかあの事件のとき、決壊を恐れて水を放出した玄倉ダムですよね...

写真wikiよりUser:Σ64

ということで今回はここまで... ちゃんちゃん。




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