GCS step1

全国のライブカメラを地図上に表記

 全国のライブカメラの位置です。 いろいろご利用ください。 https://www.google.com/maps/d/edit?mid=12xkj87OQ_G_CbWapzBhV-c4lc6CExdPl&usp=sharing

2018年10月3日水曜日

【相模原】有鹿神社奥宮に行ってみた!

前回 有鹿姫伝説の回において紹介した有鹿神社。
相模の国において最古級の神社
その実5000年というから途方もない年月を積み重ねてきた歴史有る有鹿神社を
訪れてみてその奥宮が有鹿神社から六キロ北方にあるというので
そりゃ尋ねないわけにはいかないと
向かってみました。

ということで今回は有鹿神社奥宮です。




↓有鹿神社奥宮周辺を楽しみたい方は桃の花をクリック

このエントリーをはてなブックマークに追加


まずは海老名の有鹿神社本宮に参拝。



さぁ向かいますよ!

有鹿神社の右脇を通っている道路を北上
県道51号線に合流しこれまた北上します。
国道246号線を通過、しばらく行ったカーブの先でJR相模線を高架で通過した先の交差点座間警察前を左折。県道46号線から県道42号線に入り北上を続ける。42号線は再び46号線となり北上。しばらく進み上磯辺の交差点を右折するとすぐ右側に史跡勝坂遺跡公園駐車場が有ります。
ここが有鹿神社奥宮の所在する場所です。


何せ直線距離にして六キロ
結構な距離有りますよね。


さて駐車場に駐車するとその奥宮までは少し歩きます。
訪れたのは四月。
新緑がとても綺麗な季節。
のんびり散歩も悪くないです。


自然豊かなこの公園。
整備はされていますが基本史跡公園なので
あまり過度なものはされていません。


ちょっと古びた公園道の坂を上っていくと
広場が現れました。


うん なんとも気持ちのいい広場。
できる限り自然にしかししっかりと整備はされているようです。
管理棟、トイレもあるようですが今回は利用しませんでした。

南方面に向かっていくと

史跡のレプリカが有りました。
5000年前 縄文時代の住居の床面です。


うーーーん 結構ごつごつしてる感じ。
生活しやすかったのかな~?

そして再び南側に進んでいくと
現れました。


勝坂遺跡!復元。
これが5000年前の住居です。


なんとも掘っ立て小屋ともいえないほどの簡素なつくりですね。


でもそのような住宅で昔の人は生活していたと思うとちょっと感動しちゃいます。


しかしです。

まぁヘリコプターの音がうるさいうるさい。


ここは座間キャンプの西脇に位置します。
座間での訓練だと思いますが
ヘリがこの周辺をぐるぐるぐるぐる。
そりゃうるさいわな~

しかし古代の住居遺跡の真上を最新の軍事ヘリコプターがとんでいるのは
なんとも滑稽な感じがしますねw


さて一旦道を戻り公園の中央方面に向かいます。
そして脇の獣道のような場所に入って再び谷底へ向かいます。


しばらく歩いていくと...


そこにあったのが...


ありました~

有鹿神社 奥宮!


ここです。
ここに水をすべる女神 有鹿比女命がいらっしゃるのです。



森に抱かれたこの神社


なんとも絵になりませんか!?

すごい

美しい...

しかもここ先ほどの勝坂遺跡の人たちが拝んだ祭壇跡もあったようで
まさに5000年の歴史を有しているわけです。

感動しちゃうわ...

さて昔話では
西方から越してきた
鈴鹿明神の宝物を奪おうとした
有鹿神が結果倒されて現在の海老名 有鹿神社の地に移住しており
その後は勝坂には戻れなくなったという話ですが
何らかの争いがクニ間であったことは間違いなさそうですね。

そして敗北したのは土着の有鹿の一族。
そして南方に逃げたということでしょう。

有鹿の妻である有鹿比女命だけが残されているというのも
男神が起こした騒動だというのをうかがわせます。

さてその有鹿の女神様が司っているのは
水。
その水の水源がこちらです。


これが本当の意味での奥宮ということになりますね。


有鹿の神輿は毎年田植えの時期の春と収穫時期の秋に有鹿神社からここまで担がれていました。
この水源を守るためだといわれています。
しかし、あるとき、諏訪神社の前の坂をその神輿が通ろうとしたところ
風に吹かれて神輿が横転。
その以後はその坂を通過しなくなったとか...

面白い話です。


さて有鹿の女神様にもお会いしたので
帰りますか...

湿地の遊歩道を歩きながら


周囲の春を感じつつ


駐車場へ戻りました。



総評:本当に静かな公園。平日ですが人も一人、犬の散歩の人だけでした。新緑の季節にはとても気持ちいいですね。
この何も無い地に悠久の歴史が刻まれているとはなんともわくわくします。
皆さんもぜひ訪れてみてください。









このエントリーをはてなブックマークに追加


↓有鹿神社奥宮周辺を楽しみたい方は桃の花をクリック


0 件のコメント:

コメントを投稿