ちょっとジオパークミュージアムにも立ち寄ってみました。
ということで今回は箱根ジオパークミュージアムです。
↓箱根を楽しみたいなら
寛永七年創業塔ノ沢一の湯本館
小田原ちょうちんをクリック!
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2012年箱根山一帯がジオパークに指定されました。
ジオパークとは自然学に基づいて貴重な遺産を保護した上で活用しようという
ユネスコの試み。
でもさ...ジオパークになんて指定する場所って基本過酷な自然環境なとこばかり...
人間がわざわざ保護する必要なんて無いんじゃね?
なんての思いも有りますが、まぁ話題にもなるしハクもつく...
いいのかな?w
最近はタモリさんのおかげでにわかに人気が出てき始めた自然科学。
興味を持つ人も多くなってきたようですね。
僕も多聞にもれずちょっと石ころとかみ始めたりw
そんな感じです。
その中で箱根山というのはなかなかの魅力的なテーマ。
ここの成り立ちを知るには箱根ジオパークミュージアムはなかなかのコンテンツです。
ミュージアム前にはゆるキャラ「はこジ郎」がいますw
入場料金が100円というところもなんとも良心的ですね。
入ってみましょう。
基本パネル展示ですがジオラマなども有ります。
こちらは温泉の精製システムをジオラマ化したものです。
以前にもご紹介しましたよね。乳白色の硫黄温泉で有名な仙石原周辺の温泉地。
アレは造成泉だったわけなんですがその生成システムです。
タモリさんも見学したアレですね。
動いているものも有ります。
さて、僕が興味深かったのはこちら…
箱根山の成り立ち…
まずは伊豆半島が日本列島に衝突します。
40万年前、丹沢山系が盛り上がってきたと同時に箱根で火山活動が始まります。
新しい火山ができ、
23万年~13万年前に大規模な噴火が発生し山体崩壊し
箱根カルデラができます。
何度か噴火を繰り返し
6万年前に最大級の大噴火が発生。
火砕流が横浜まで達したそうです。
3000年前に神山が山体崩壊。早川をせき止めて芦ノ湖が形成されたそうです。
3000年前といえば縄文時代でこのあたりでもすでに人々の生活があったものと思われます。
ということはこの神山崩壊は甚大な被害を及ぼしたに違い有りません。
道後温泉は3000年前にはすでにあったといわれています。
中国ではこの時代は周の時代です。
うーん すごいね。
そして現在に至ると...
これは楽しい!
そのあとのパネルもすごい。
2016年の噴火による新火口の写真が展示されてます。
まさに温泉作っているすぐ隣に火口ができたんですね。
すごい...
いろいろな石も展示されています。
箱根といえば硫黄。
こんなに黄色いんですね。
箱根全山で採取できる石も展示…
多様な石が有りますね。
溶結凝灰岩 海中でできた岩
安山岩 地上の溶岩でできた岩
黒曜石
玄武岩
凝灰集塊岩 火山灰が固まってできた岩
牛糞状火山弾 牛の糞のような岩 こいつが飛んでくるんだからなんにしても嫌!w
ディサイト 火口の溶岩
などなど...
安山岩が多いよね。でも安山岩っていろんな色があるんだね~
タモさんならほとんどわかったかな??w
そして箱根温泉の造成地全体の模型も展示されています。
なるほどミュージアムはここにあるんだね。
まさに火口のど真ん中に位置していると...
考えてみれば危険w
箱根山全山の模型も有ります。
しかし水の力ってすごいなぁ~と思うんだけど、
箱根の渓流が山を削って箱根湯本から相模湾に注がれているわけだけど
まさにその流れ沿いから箱根の山を人間が越えられる道ができてるんやね。
そして箱根といえば温泉。
多種多様な泉質を楽しめるという箱根は
世界でも貴重な場所!
その箱根温泉の泉質を一毛に紹介しています。
おいらもまだまだ回ってないところが多い!
そして近代の写真がいろいろ展示されており
最後は日本全国のジオパークの紹介で閉められていました。
総評: うん 楽しいと思う。パネル展示、模型展示が主だけど
箱根の成り立ちや温泉のことなどインデックス的に良くわかる。
それに100円だしね。時間があるなら寄ってみていいと思うよ。
所要時間は30分
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