明仁天皇陛下最後の一般参賀
なにせ天皇誕生日の日に訪れた人が八万人というからね。
そりゃもう覚悟の上で行きましたが
本当に凄かったw
総計数にして十五万人近くの人が押し寄せた今回の新年一般参賀。
平成最後ということもあるし
歴代天皇陛下の中で一番庶民に親しまれた天皇陛下でもあるということから
そりゃいかないわけにはいかない。
ということで今回は...
新年一般参賀
です。
多分多くの人がきているだろうということは予想できました。
テレビでもよせばいいのに余計な情報まで流しやがって
おかげで東宮御所の前は次ぎ回までその場で待つ奴まで続出
というもうなんだかわからない状態に陥ってましたが
とにかく覚悟の上でいってみようと
ホテルを予約。
そして翌日2679年1月2日
9:00 東京駅到着
相方がトイレを東京駅で済ませたいというので行ってみたところ
まぁ女子トイレの人気振りが凄かったw
30分は並ぶだろうくらいの勢い。
こういう一大イベントの時女性は先に用足ししておいたほうがいいよね。
9:30 和田倉門交差点のところまで到着しました。
ここからがなかがった!
内堀通りが交通規制。
そこまでの200mほどの間にまず並ばされます。
その際に旗をもらうことができます。
あのパタパタするやつね。
しかしみんな静かに待ってます。えらいね。
最近はスマホあるから結構楽しめたりしてるのかな?
そうなるとバッテリー重要だよね。バッテリー会社投資しようかしらw
でも慣れてない人が立って待っているのはきつくないかね?
賢い人は本などを持ってきたりしていたのですが
ここで30分ほど並ばされました。
警察や係りの人の誘導によりブロックごと順番に桔梗門前の交差点を渡っていきます。
皇居前広場の砂利をじゃりじゃり歩いていきます。
かばんを持っている人たちはちょっとかわいそう。
その後かばんチェックされます。
コインロッカー
荷物は絶対に駅のコインロッカーに預けて置くべし!
それによって一時間は時間を稼げると思うべし!
僕らはすでに前もって東京駅で預けておいたのでその点楽でした。
コインロッカーは当然東京駅にあちこち有りますが
これだけの大イベントです。当然どこのロッカーも一杯
ただしロッカーの空き状況を確認できるサイトがありますので
それでチェックしたらスムーズです。
ただし、東京駅構内のコインロッカーを使うと、もし駅を利用しない場合
荷物をとりに行くのに入場料140円かかりますので注意です。
できれば外側がいいですね。でも外側のコインロッカー空き状況しらべられるのかな??
さて私らは荷物という点においてはストレスフリー
さささっと砂利広場を進んでいけました。
しかし今回はさすがです。
警察がものすごい数控えていましたw
さて手荷物検査の先にはボディチェックが...
まぁもちものなんてスマホとバッテリーくらいですからね。
そこもするっと通り抜けました。
しかし面白いのが垂れ幕。
紅白じゃないんですね。
青白...一見見るとお葬式のようにも感じるのですが
やはりやんごとなきかたがたには一般の人たちのようなものではないのですね。
そしてここが一番大変な皇居外苑の二重橋前待機場。
まぁ即席なんですけどね。
ブロックごとに分けて入場させるようなのですが
そこがまた時間かかるんだわ...
もうとにかく人が凄い。
こんなに多くの人を見たことはないというくらい。
これも経験として面白いですよね。
しかしこのブロック制度。
なんだかコミケのようじゃありませんか?
行った事ないけどw
セキュリティチェックをぬけたのが10:16
やっとブロックが動き出したのが11:50
二時間近くここで待たされたことになりますねw
凄いわ...
でも時折天皇陛下の声とかが聞こえたりするんですわ。
それで気を紛らわせる感じですw
さて動き出したブロックはそろりそろりと二重橋へ向かっていきます。
普段は入ることできない二重橋。初めての入皇居です!
まずは正門石橋をこえて...
と まだまだ多くの人が並んでます。
皇居正門を通ります。
ひゃっほーーーーーー!
もうとにかく人が凄い!
重々しい門です。
そしてまた砂利道をとおってくるっと方向転換。
その先には...
正門鉄橋と江戸城伏見櫓!
もうとにかく伏見櫓の石垣が凄い!
反対側を望むと普段は見ることができない風景!
遠く皇居前広場には何万モノ人々が未だ並んでいます。
凄いわこの光景!
そしていよいよ宮殿前広場に入る門。
江戸城西の丸玄関門へ...
はいったーーーーー!
皇居宮殿長和殿が目の前に!
なんとも厳かというか
もうホント僕みたいな最下層の人間がきていいものかと
感じるほどに神々しい場所...
すでに多くの人が天皇陛下がお出ましになるベランダの前に集まっています。
少しでも近くへ 少しでも近くへ
と多くの人が動いているし自分たちもそのように場所取りへ...
できれば少しでもそのお姿を拝みたい!
ということで陣取った場所はそのベランダの真正面!
でも人が一杯で特に女性の方々はなかなか見ることができない。
近くのおばちゃま集団は前の人がかがんでくれることを期待しつつ
大きな声で「まったく見えないまったく見えない かがんでくれないのかしら...」と大合唱wそういわれればいわれるほど譲りたくなくなるのが人情ですわw
というよりもそんな遠まわしな表現せずに直接ちょっとかがんでもらえる?とかいってくれたほうがまだ譲る気になるよね。
まぁそれはそうとて宮殿前の広場に入れたのは12:20
次回天皇陛下がお出ましになるのは
13:30
うーん 長丁場w
待つしかない!
ご拝謁できるだけでもありがたい。
お待ちしましょう。
としばらくお待ちしていると...アナウンスが...
「次回一時半に予定していたお出ましですが一時にかわりました...」
おぉぉ~~~
どよめく会場...
その瞬間脳裏に浮かんだのは昨日正月に
各国大使をお迎えする参賀の儀の際に
ふらつかれた陛下のお姿...
いやいやいや 無理しなくていいし...
いつまでも待つし...
ちょっと嬉しい反面。心配のほうが先に立つ...
陛下がふらつかれた際の美智子皇后陛下の心配そうな顔。
もういややわ あんなんみたない...涙
ということでいよいよ陛下がお出ましになられました。
13:00丁度
なんてこったい。
ありがたい
目頭が熱くなるわ...
いっせいに振られる日の丸。
右サイドでは「天皇陛下万歳」の声が...
その一段が万歳三唱の後、君が代を歌い始める。
ちょっと気持ちがわかるわ...
そして陛下のお言葉が...
ありがたやありがたや
普段の生活の中で天皇陛下の存在なんて基本有りません。
天皇制についての賛否だって基本僕の生活にはどうでもいいのです。
でもここ宮殿の前に立って
陛下のお姿とお声を聴いて
感動している自分がいる。
もうそれだけで価値があると感じてしまいました。
まぁあれだけ待って価値がないとは感じられないっていうのもあるんでしょうけどwww
本当にお姿を拝ませてもらえたのは正味15分程度。
あっという間でした...
でもそこに価値を見出していくのがわれら人間。
ということで一般参賀の儀は終わりました。
先ほど万歳三唱していた一段はどうも何らかの制服を着てました。
自衛官?陸上かな?
まぁわかる気がします。
さて相方は陛下の姿ほとんど見えずwでご機嫌斜めw
もう二度とこない!と何度も言ってました 笑
もっかのところ陛下よりも僕にとってやんごとなき方である我が相方の御機嫌をとりながら宮殿前の広場を後にします。
坂下門を抜けるのを止めて
なかなか通ることができない蓮池濠の脇の道を通っていきます。
あの宮内庁が見えますね。
とぼとぼと歩いていきます。
これは山下通りというそうです。
この奥に宮殿表御座所があるようです。
これは江戸城富士見多聞櫓
江戸城局門
そして門長屋
巨大な江戸城のお堀。
立派だわ...
韓国の宮殿もでかいですが(旅行したばかりでしたのでw)
江戸城はでかい上にもうなんだか凄いw
因みに江戸城の内郭総面積は90万平方メートル
韓国 景福宮の40万平方メートル
江戸城のほうが倍の大きさなんですね。でも何せ現役の城。
見れるところが限られているので当然それほど大きな城には感じませんよね。
これは道灌掘り
西桔梗門跡
しかもこれは天皇陛下の臣下の将軍の家なわけですからね...
権勢を感じます。
皇居は天皇陛下がいらっしゃるのでもうその威光の方が凄いですが
当然お城という意味では日本最大の巨大城なわけで
創刊が得ると文化遺産的な意味合いでも凄いんですわ...
姫路城が世界遺産というのならここ江戸城だって世界遺産指定されてもおかしくない。
建物が建っていないというのはありにしても
石垣だけで見てもヨーロッパの城よりも凄いともいえる...
今回抜けてきた道のりを江戸図屛風からみると上のような感じ
①は最初にならばされた場所。
②は一番長くならんだ場所ですね。
③が長和殿まえ
④がこれから抜ける乾門
逆に言えばそんな世界の宝的な巨大城 江戸城すらその影を薄くしてしまう天皇陛下の威光の凄さを感じる。
珍しいものでいろいろな写真を撮影。
乾門に到着しました。
そして皇居を後にしました。
フェス? まぁその言葉に反論する人はいますが
いいんですフェスで...
まぁ待ち時間には辟易しましたが
いい時間をすごせました。
天皇陛下万歳
一般参賀は誰でも予約無しに参加できます。
来年も当然行われます。
現天皇皇后両陛下は上皇及び皇太后になられる予定ですが
どうでしょう...参加されるのでしょうか?
引退されても皇族であられることは間違いないので
参加されるかもしれない。
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