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2019年2月7日木曜日

【熱海】 来宮神社

今回は熱海の来宮神社に来て見ました。

古くて大きな神社。
最近話題の神社カフェで人気が出たいわば草分け!

そんな熱海 来宮神社です。




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熱海
もう場所的になかなかの魅力のある場所。
その奥に鎮座されている神社が来宮神社です。


駐車場は参道の東側にあり、
10台前後停めることができる。

しかし坂道駐車であるため
ちょっと技術が必要。

運転に自信がない人は
上手な人に替わってもらったほうがいい。

しかしこの神社。
やたらポップ!
そこかしこにインスタ映えスポットを設置。
カメラスタンドを設置しています。

企業努力を惜しんでない!w

真っ赤な鳥居がまたかっこいいよね。


鳥居をくぐると向かって左側に手水舎。


その脇に稲荷が有ります。


右側に巨木があります。
これはこれですごいのですが
もっとすごいのがおくにあるんですよね。

まずは進んでいくことになります。

本宮の前の境内につきました。


すると向かって右側の倉庫の扉が開いている!

お祭りのおみこしが披露されてました!


まもなく来宮神社例大祭!
7月14日~15日だそうです。

面白いのがこがし祭りなる別名があり
これにはこの神社の創建史がかかわってくる。


昔、和銅三年(710年)というからまだ飛鳥時代。
ある漁師が漁をしていると
網に木片が三回かかった。

よくよく見てみるとその木片は
神像だった。

その漁師が
近くの松の下にその神像を祀って麦こがし(はったい粉ともいわれ大麦や裸麦を炒った上で挽いた粉。きな粉に似ているそうです。)をお供えしてみたところ五十猛命(いたけるのみこと)が現れ「潮騒がうるさいんだけど...」と愚痴ったので現在地に遷祀したそうですw
その木片をお供えしたのが来宮神社ということだそうだ。

その例大祭ではその漁師の住まいだったといわれる
今の熱海駅の近くの公園で
麦こがしをささげる神事を行っている。

これがこがし祭りの云われ出そうです。

和銅三年といえば元明天皇が藤原京から平城京に遷都した年。
なんて古いんや...

しかしなんとなくコノ手の伝説
結構各地にありますね。

自分が紹介しただけでも
鈴鹿明神社や金目観音も似たような伝説でした。

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海の近くの伝説というのはそういうものなのかも知れません。
ヒルコ伝説にも似てますが
幸福は海からもたらされるということを語っているのかもしれません。

さて伝説はコノくらいにして本殿に向かいます。


なかなか豪華な本殿ですね。

内部も豪華だ。


こりゃ女子ウケ、インスタ栄えしそうですね。

ここは来宮の語、来宮から忌の宮に由来して悪習を絶つ神社としても有名で
ギャンブル依存やらタバコの習慣などをやめたい人が多く通っているそうです。


さてここで終わらせてはいけません。
この本殿の裏側に御神木があります。
これこそがここ来宮神社の醍醐味。

国指定天然記念物
大楠です。


樹齢はなんと二千年以上!
すごい!


とにかくでかい岩のような巨木。


この巨木はちょっと残念な歴史があります。
元々は七株あった巨木。
しかし近年になり、発生した大網事件。
熱海の網元と漁民達の間で起きた諍いで裁判費用が捻出できなかった集落の人たちが
コノ木のうちの五株を伐採したあと売り、裁判費用に当てたという事件があったそうです。
この天然記念物の大楠に手をかけようとしたところ白髪の老人が現れ斧を折ってしまったという伝説があり、そのためこの大楠は守られたという話しがあります。

この事件で網元の中から唯一義憤に駆られ網元から脱退し、漁民達と抗争繰り広げた首謀者の一人が釜鳴屋平七。
彼の話は以前書いていますが彼は罪を問われて八丈島へ島流し。その途中役人に執拗ないじめに遭い文久三年(1863年)十一月四日、船中で亡くなってます。享年三十五歳。
文久三年といえばこのブログでは金目観音の項でも触れていますが
柳川杢右衛門(もくうえもん)によって平塚の金目地区に寺子屋清泉堂が建てられています。その後金目地区は相模の国大住群における自由民権運動の中心地になっています。
アメリカでは南北戦争の真っ只中。
日本では馬関戦争やら薩英戦争など上よ下への大騒ぎ...
そんなさなか日本全体でいえば小さな事件の英雄が静かに亡くなったわけです。
でも熱海にとってはとても大きな出来事。熱海の人たちはこの英雄のことを未だに忘れていません。


さてその大楠をくるっと見て回った後、まっすぐ本殿の脇を通って抜けた先が
そのまま建物の屋根になってます。


階段を下りて下の階に向かうと...

そこにあるのが来宮神社を一躍有名なものにした。
来宮神社カフェが有ります。

今でこそあちこちの寺社仏閣で始められているカフェ。
その先駆けがここというわけです。

中に入るとなんとも女子ウケしそうな店内。
いろいろなモノもかわいらしくディスプレイされています。



飲み物は基本平均単価400円ほど


うん まぁちょい割安かな?


僕はアイス珈琲フロートを頼みました。
お値段五百円!

テラスの席で待っていると出てきました。
なんともふつうというかなんというかw


でも呑んでみるとアイスにも珈琲が混ぜられているのか結構おいしいです。
なかなか良いと思いました。

さて神社でのんびりして
裏手から駐車場に出て
帰りました。
所要時間は30分ほどです。

総評:うん いいね。カフェもいいし。神社や楠木などなかなか見ごたえ有ります。
デートに利用するのもいいと思いますよ。



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