えっ？(;゜∇゜)？ない？
でも、その裁判所とは人生のるつぼ！
色々なドラマが隠されてます。
しかも傍聴はタダ...
現実よりドラマチックな物語はないとももうします。そんな裁判所を素通りするなんて勿体ない！ということで今回は裁判所へ行ってきました。
↓最近話題の小田原で人生を知ろう！そして語ろう！小田原でもがくならココの宿！
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さてうかがった裁判所は今、ナウなヤングにバカウケの小田原！そこにある小田原地方裁判所です。
小田原地方裁判所は小田原城、三の丸、大手門跡地にあります。
昔はもっと古い施設でしたが、建て替えられて新しくなってます。この前には小田原バサールが開催されるレプリカントチャーチがありますね。
さて裁判所ですが綺麗です。概観は白。
なんだか裁判所の重苦しさを感じないフォルムです。
中に入ると綺麗なロビーにエレベーターを上がればウッド調の落ち着いた雰囲気が広がります。
裁判というなんとも重苦しい雰囲気を少しでも変えようと試みているのでしょうか？
さて傍聴ですがこれは基本犯罪系裁判においては誰でも見ることが可能です。
まぁ裁判といえば何も犯罪系だけではなく離婚やらの民事もあるわけですが
民事はあまり面白い傍聴ではないので見る人も少ないようです。
小田原地方裁判所(正式には横浜地方裁判所小田原支部となるそうです。)ではエレベーター前に本日の裁判の一覧が提示されています。
それを見て傍聴する裁判を決めてもいいですね。
さて傍聴席に座ります。
座る前に入り口から中を覗けるようになっています。
中に入ると当然裁判官の指示に従わなければなりません。
出ないと傍聴する側が罰せられますｗ
さて今回の裁判は...
厚木の無理心中事件裁判でした。
横浜地方裁判所小田原支部一号法廷事件番号平成28年（わ）第247号
え？ずいぶん古いじゃないかって？？
そうです。いったのは今年の3月だもの...ｗ
さて裁判を見るたびに思うことなのですが
正直犯罪者ってのは全く普通の人と変わらない。
ただ変わっているところがあるとすると
孤立していること...
犯罪は孤立から生まれるんだなぁ～としみじみ感じるんです。
今回のこの犯人、わが子を二人殺害。
ご主人が浮気し、離婚の話も出て将来を悲観してとのことでしたが
それにしても自分勝手な犯行。
うつ状態だったとしても許されることではありません。
でもその向こう側に隠れているのはやはり孤立。
僕は何度か裁判傍聴をしていますがやはり犯罪に孤立が必ず潜んでいると感じました。
判決は懲役９年。
二人の子供を殺害したにしては短すぎる刑期だと感じますが
無期懲役といえど十数年で出てくるというから
九年というのは結構長いのかも知れません。
でもやっぱ二つの命を殺めて9年は少ないと思います。
裁判所
人生の坩堝
しかしここはもう人生劇場そのものです。
ただ利用には注意が必要です。
とにかく内容が重い
ちょっと精神的に安定していない人が傍聴に行くと
すぐ当てられてしまいます。
なので心身ともに健全なときに行くことをお勧めします。
そして最初から殺人事件のような超ヘビーものではなく
軽い事件から傍聴するといいでしょう。
そっちのほうが気が楽です。
横浜地方裁判所小田原支所を出た後、小田原城のお堀端を歩き帰る途中。
商店街につる下げられた華のオブジェが
なんとも平和な雰囲気をかもし出していました。
反省を態度で表していたあの犯人。
今は留置所の中で何を思っているのでしょうか...
今、ナウなヤングにバカウケ！の小田原を楽しむならこの記事!!
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