各温泉地にそれぞれ有名な宿があります。
箱根湯本だと岡田や吉池
宮ノ下なら富士屋
堂ヶ島温泉なら対星館(現在リニューアル閉館中)
強羅温泉なら強羅花壇
小涌谷なら小涌園などなど
そのなかで塔ノ沢と言うと思い浮かべるのは当然
一の湯である。
その本家本元は以前書いた一の湯本館。
一の湯本館は箱根でも宮ノ下の富士屋ホテルに次ぐ
ランドマーク的存在の宿。
外国人などはこの宿にするととても喜びそう。
その塔ノ沢の盟主一の湯が箱根登山鉄道塔ノ沢駅
近くに開いたのが一の湯新館だ!
今回はその一の湯新館で横浜ウォーカー割りを利用してみた!
じつは私この宿に以前宿泊したことがあります。
ずいぶん前ですけどね。
リーズナブルなお値段でしかも各部屋に専用風呂が着いてるんですわ...
友人を呼んだときなどはここで大喜び。
概観はなんとなく普通の家のような感じだっただけに
ギャップに楽しめたようです。
とにかく値段がリーズナブルなのが良い。
宿泊もお勧めの宿なのですが...
行き方は箱根湯本駅を越えたすぐ先を右折。
そう箱根湯寮という小田急系列の日帰り温泉施設の方面に向かうわけです。
途中最近話題の箱根フォレストアドベンチャーなどを通り過ぎ
その先にあります。
駐車場は無料。
箱根湯寮が目立つためついついそちらに気持ちが移ってしまいそうですが
それをぐっとこらえて一の湯新館に向かいましょう。
駐車場に到着すると目の前に岩が積みあがった上に建物が建っています。
うーん下から見上げる姿は仰々しいw
入り口まで階段を上がると
一の湯名物の日よけ暖簾が...
外から中を覗くと...
お土産ブースが...
うーん 以前きたときと変わらない...
さぁ中に入りますよ!
入り口に入るとこんな感じ。
呼び鈴を鳴らすと男性スタッフが現れた。
淡々とした口調で対応いただいたw
通常882円のところ今回は横浜ウォーカー割りの441円
お支払いするとフェイスタオルをくれた。
タオルは差し上げるとのこと...
なんと太っ腹!
大浴場は奥の通路を左にまがっさ先だとのこと...
向かってみる
角を曲がると箱根七湯の浮世絵が...
その前にはレストランがあるようで
酒の香りと
甲高い笑い声が響いていました。
宿泊はこちらから↓
進むとそこに...
暖簾をくぐり脱衣場へ...
ちょうど夕食の時間のせいか
それとも各部屋にお風呂が設置されているからか
誰一人入っていませんでした。
ということで写真撮影!
六畳ほどの広さの脱衣場です。
ここもロッカーなどはないので貴重品があるならフロントへ預けましょう!
洗面台は二つ。ドライヤーが付いてます。
やはりこれありますよねw
外国人が多いためかこういうのもはってあります。
一の湯宿泊の方はこういうのを利用してみるのも楽しいかも知れません。
この新館からは一の湯本館まで歩いていけるコースがあります。散歩がてらいってみるのもいいですよね。
さて湯殿に入りましょう!
こんな感じです。
両脇にカランがそれぞれふたつづつ。計四つ
奥に湯船とその向こう側に露天です。
露天といってもほぼ八割屋根に覆われた露天w
まぁそれもありですね。
カランにはECOLOGY&SAFETYのシャンプー、リンス、ボディソがあります。
そして炭石鹸。
さて湯船に浸かりましょう...
十人前後がりようできそうな湯船。
ほんのり塩素臭がしますが
気になるほどではありません。
うん気持ちいい
ぬめぬめ感も無くさっぱり
ふと壁に目をやると...
とてもシンプルな湯殿だけにこの壁の絵だけがやたら目立ちます。
当然露天にも入ってみます。
虫が多少飛んできたりしましたがそれほど気になるものではありません。
前回来た時はこの大浴場には入りませんでしたね。
まぁそれだけ部屋の設備が充実していると言うことでもあります。
ちょうど秋
虫の音がとても心地よく響きます。
ひとしきり楽しんだ後出てきました。
レストランの宴会は続いている様子。
いつまでも笑い声が聞こえていました。
総評:うん800円以上は高い!でも横浜ウォーカー割ならまぁトントンといったところか...温泉の泉質は悪くないし、気持ちいい。
でもまぁここは宿泊したほうがいいような気がする。
宿泊はこちらから↓
温泉分析表------------------------------------------------------------------------------
成分
1温泉利用施設名称 一の湯 新館
2源泉名 塔之沢溫泉 (源泉名:---------- )
台帳番号 湯本 第107号
3泉 質 アルカリ性単純温泉 (旧泉質名: 単純温泉)
アルカリ性 低張性 高温泉
4泉 溫 (1)源泉 44.5 °C (2)使用位置 °C
5温泉の成分 知覚的試験 無色澄明無味無臭
pH 9.1
電気伝導電率 0.946×10二乗 mS/m
蒸発残留物 0.676 g/kg
成分統計 0.620 g/kg
陽イオン
|
mg/kg
|
陰イオン
|
mg/kg
|
リチウムイオン (Li+ )
|
0.01
|
水酸イオン(OH-)
|
0.21
|
ナトリウムイオン (Na)
|
162.
|
フッ素イオン(F-)
|
1.62
|
カリウムイオン (K+)
|
1.62
|
塩素イオン (Cl-)
|
160.
|
マグネシウムイオン (Mg2+)
|
0.05
|
臭素イオン (Br-)
|
0.35
|
力ルシウムイオン (Ca2+)
|
1.62
|
硫酸イオン(SO42-)
|
174.
|
ストロンチウムイオン (Sr2+)
|
0.00
|
炭酸水素イオン(HCO3-)
|
13.9
|
第一鉄イオン (Fe2+)
|
0.00
|
炭酸イオン(CO32-)
|
1.33
|
アルミニウムイオン(Al3+)
|
0.02
|
硝酸イオン(NO3-)
|
0.00
|
マンガンイオン (Mn2+)
|
0.00
|
メタケイ酸イオン(HSiO2-)
|
13.8
|
亜鉛イオン (Zn2+)
|
0.00
|
メタホウ酸イオン(BO2-)
|
3.46
|
遊離成分
|
mg/kg
|
微量成分
|
mg/kg
|
メタケイ酸 (H2SiO3)
|
55.6
|
銅イオン (Cu2+)
|
0.00
|
メタホウ酸 (HBO2)
|
4.45
|
鉛イオン (Pb2+)
|
0.00
|
遊離二酸化炭素 (CO2)
|
0.02
|
カドミウムイオン(Cd2+)
|
0.00
|
-
|
総ヒ素 (As)
|
0.128
| |
総水銀 (Hg)
|
0.000
|
6温泉の成分の分析年月日 平成19年8月24日
7登録分析機関の名称及び登録番号 神奈川県温泉地学研究所
神奈川県知事登録第1号
禁忌症及び入浴上の注意事項
1 禁忌症及び適応症
温泉の医治効用は、その温度その他の物理的因子、化学的成分、温泉地の
地勢、気候、利用者の生活状態の変化その他諸般の総合作用に対する生体
反応によるもので、温泉の成分のみによって各温泉の効用を確定することは
困難であるが、当温泉の禁忌症、適応症は概ね次の通りです。
(1)一般的禁忌症 (浴用)
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、
呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、
その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
(2)泉質別禁忌症 (浴用)
------------------------------
(3)一般的適応症 (浴用)
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、
くじき、慢性消化器病、痔症、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
(4)泉質別適応症 (浴用)
------------------------------
2 入浴の方法及び注意
温泉には老化現象が認められ、地中から湧出した直後の新鮮な温泉が最も
効用があるといわれているが、それぞれの泉質に適する用い方をしなけれ
ばかえって疾病に不利に働く場合がある。したがって浴用上の注意事項は
おおむね次のこととする。
(1) 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日当たり1回程度とすること。 その
後は1日当たり2回ないし3回までとすること。
(2)温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
(3) 温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり (湯さわりまたは浴湯反応) が
現れることがある。 「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状
の回復を待つこと。
(4)以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。
ア、入浴時間は入浴温度により異なるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるにし
たがって延長してもよい。
イ、入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
ウ、入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない (湯ただれを起こしやす
い人は逆に浴後真水で体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)。
エ、入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。
オ、次の疾患については、原則として高温浴 (42°C以上) を禁忌とする。 高度の
動脈硬化症・高血圧症・心臟病
カ、熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意をする。
キ、食事の直前、直後の入浴は避けることが望ましい。
ク、飲酒しての入浴は特に注意する。
3 禁忌症、適応症の決定年月日 平成19年 9月 20日
4 决定者 神奈川県小田原保健所長
成分に影響を与える項目の掲示事項
利用施設名 一の湯新館
1 温泉の加水について
| ||
(行っています)。
|
行っていません。
| |
加水の理由
| ||
源泉温度が高いので加水しています。
| ||
2 温泉の加温について
| ||
(行っています)。
|
行っていません。
| |
加温の理由
| ||
貯湯槽を有するため、衛生管理の目的から加温しています。
| ||
3 循環装置等について
| ||
循環装置等の使用
|
(あり)
|
なし
|
循環装置を使用する理由
| ||
温泉資源の保護と衛生管理のため、循環濾過装置を使用しています。
| ||
4 入浴剤・消毒について
| ||
入浴剤の使用
|
あり
|
(なし)
|
消毒処理
|
(行っています。)
|
行っていません。
|
消毒処理を行う理由
| ||
衛生管理のため。
| ||
消毒の方法
| ||
塩素系薬剤を使用しています。
|
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