本当に夢は現実化するといいますか...
ずーーーっと気になっていた場所。
天然温泉 和泉がなんと横浜ウォーカーのスパ&スーパー銭湯割りに掲載されたのです!
国道一号を通ると必ず目にする箱根湯本発祥の温泉と言う看板!
いずれ行きたいと思っていましたがね
なかなか機会に恵まれませんでした。
と言うことで早速行ってきたわけです。
↓この周辺にあるホテルです!
もう場所説明はめんどくさいほどわかりやすいですよねw
とにかく国道一号を行けば簡単に見つかります。
駐車場は広く、25台駐車できます。
しかも利用者には無料です。
駐車場にはこんなものが...
横穴式源泉跡だそうです。元々は湯本八号源泉
今は枯れてしまってるんですね。ざんねん。
入り口はこんな感じ
結構抵抗無く入れますね。
入り口には看板が色々と...
その説明文のなかに早雲足洗いの湯とあります。
北条早雲が足湯を浸かりにきたと言うことのようです、
そこでココを別名足洗いの湯と称するようですね。
開湯は天平十年(738年)だそうです。古い...
天平と言えば聖武天皇の治世。
東大寺大仏の開眼が天平勝宝四年(752年)ですからまだ大仏様も無かった頃なのですね。(757年と言う説もある)
江戸中期の俳人で古典学者の北村季吟(きたむらきぎん)の記した「湯もとの記」によれば開いたのは白山を開いた泰澄(たいちょう)の弟子、釈浄定坊(しゃくじょうじょうぼう)が発見した「惣湯(そうゆ)」を起源とするとしてます。
「聖武帝の天平八年に疱瘡(ほうそう)が蔓延したとき、加賀白山の開創者泰澄の弟子浄定坊が関東に遣わされ、お祓いをすると病気が治まった。そこで浄定は、天平十年に湯本に白山権現を勧請(かんじょう)して十一面観音を刻み、十一面の修法を行うと湯本の山が裂けて霊泉が湧出し、それに浴した人々は悉(ことごと)く疱瘡が治まった。」
天平七年、新羅から疱瘡、いわゆる天然痘が日本に上陸します。
白山は元々朝鮮民族の神である白頭山の神を輸入したものと言われています。
白山の開山が浄定坊の師、泰澄。疱瘡と白山の神の輸入はなんとなくつながりがありそうですね。当時天然痘は赤いものを嫌うと信じられていました。飛騨のお土産にもなっているお守り、さるぼぼが赤いのは天然痘除けのお守りだったからとのことです。飛騨は白山にもすぐ近く。ますますつながりを感じます。
因みに天然痘は人類が唯一撲滅できたウィルスと言われています。
さて御託はいいですね。
建物の中に入ってみましょう。
中に入ると面白い!
左半面が岩になってます。
建物が岩を壁として利用したつくりになっているわけです。
そしてなにやら穴が...
その穴から昔温泉を引いていたようです。
先ほど駐車場で見つけた横穴と同じですね。
それだけ湯量が多かったと言うことでしょう。
入館は靴を脱いでスリッパに履き替えます。
靴はビニール袋に入れて持ち歩いてください。
建物の中の調度品は中国調のもの
なんとなく雰囲気がいいですね。
さてお金を払います。
通常は入湯料1250円ですが今回は横浜ウォーカー割りで625円!
横浜ウォーカーで来る客は結構いるか?とお聞きすると
ずいぶんきてくれているとのこと...
こりゃすごいね。
タオルなどは別料金です。
まずは湯殿に向かいましょう...
途中目を引くのは絵画や美術品の数々...
結構大物絵画を色々購入されているようです。
それだけでも結構見ものです!
これら絵画も貴重なのですが面白いのが昔の漫画家の絵が飾られているところ
是は貴重だ!
↓この周辺にあるホテルです!
このなんとなく古めかしい雰囲気がたまらない...
休憩室も用意されています。
さて脱衣場に入りますよ!
権現の湯 早雲の湯がありますがそれぞれ入れ替え制です。
注意! ここ脱衣場にトイレはありません!
必ず休憩室にあるトイレで先に済ませておきましょう。
脱衣場に入ると洗面台は四つ手前にあります。それぞれにドライヤ
左側にロッカーと籠付棚があります。
向かって右側が湯殿です。
湯殿に入ると古く狭いながらも日の光を極力入れるように工夫された二十畳程の屋内と
極小空間に何とか複数のお風呂を配した屋外があります。
左手に七つのカランがあり、ボディソープとリンスインシャンプーがすえられています。
真ん中にデデンとあるのが
太古の湯 何とか十名位は入れそうでしょうか?
是はその浄定坊が開いたと言うお湯だそうですがまぁその真意は不明w
ただしちょっと熱めで気持ちいいです。
屋外には左手にあるのがこちらもぎりぎり十人ほどが浸かれそうな露天風呂。
合わせ湯
七つの源泉をブレンドしたブレンド湯です。
そして屋内から正面に向かっていくとそこには岩があります。
その岩に沿って右側、小さい空間に二つ収まっているのが
足洗いの湯
こちらは説明板には北条兵団が好んだ温浴方法と記載されていました。
そのためこの温泉を足洗いの湯といわれるようになったとか
なるほどね。
さてデデンとある岩にくりぬかれた穴に作られているのが
つづみの湯
洞窟風呂とでもいうのでしょうかね?
ココは一番ぬるい感じのお風呂です。
でも温泉分析表からは何も加えていない純粋な温泉ということで
ココは必ず入るべきと思います。
洞窟内に入るとちょっとした湯気が呼吸器を潤し
温浴効果も高まりそうです。
ここで利用されている9号泉が惣湯であり、太古の温泉をとどめた温泉であるとのことです。
横浜ウォーカー効果ですかね~
結構客が入ってきました。
僕が入った時点で平日の昼間にもかかわらず五名
出ようとしている時点で七名入ってきました。
やりますな...
極小ですがその空間に上手に温泉を配しています。
つづみの湯などは子供たちも楽しめるんじゃないでしょうか?
結構いいね。
一時間弱お湯に浸かり出てきました。
せっかくなので休憩室で一休み。
マッサージ器は五分100円が相場です。
本来のマッサージも受けられるようでお値段はこんな感じ
休憩室内にも色々な絵画が飾られていました。
元々は旅館だったのでしょう。しかし現在は宿泊は行ってません。
日帰り温泉のみです。
およそ一時間半堪能し湯屋を後にしました。
総評:うん 悪くない!温泉も良質。狭いながらも工夫を凝らした湯船の配置。店員の対応も悪くない。ただし1250円がどうかと言う点ですが同じ日帰り温泉の天山湯治郷があれだけの施設で1300円と考えるとちょっと悩ましいかな...でもココは何せ箱根湯本発祥の温泉。ならそれだけの金を払って入ってもまぁ悪くは無いかもしれん。でもできれば1000円くらいで入れたらね~横浜ウォーカー割りなら当然ありです。
ただしココの和泉。それを察したかこんなキャンペーンを打って出た!
平日20時~21時の一時間限定 500円キャンペーンだ!
一時間あれば充分楽しめる。これで500円なら悪くないかも...
↓この周辺にあるホテルです!
以下温泉分析表
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成分
1温泉利用施設名称 天然温泉 和泉
2源泉名 湯本溫泉 (源泉名: ) 台帳番号 湯本第7, 9, 41, 55, 48, 81, 110号混合
3泉 質 アルカリ性単純温泉
(旧泉質名: 単純温泉) アルカリ性 低張性 高温泉
4泉 溫 (1)源泉 45.6 °C (2)使用位置 42°C
5温泉の成分 知覚的試験 無色透明無味無臭
pH 8.8
電気導電率 0.0944 mS/m
蒸発残留物 0.613 g/kg
溶存成分(ガス性のものを除く)
0.639 g/kg
成分統計 0.639 g/kg
陽イオン
|
mg/kg
|
陰イオン
|
mg/kg
|
リチウムイオン (Li+ )
|
0.02
|
フッ化物イオン(F-)
|
0.43.11
|
ナトリウムイオン (Na)
|
174.
|
塩化物イオン (Cl-)
|
177.
|
カリウムイオン (K+)
|
1.89
|
臭化物イオン (Br-)
|
0.39
|
アンモニウムイオン(NH4+)
|
0.00
|
水酸化物イオン(OH-)
|
0.11
|
マグネシウムイオン (Mg2+)
|
0.13
|
硫酸イオン(SO42-)
|
149.
|
力ルシウムイオン (Ca2+)
|
27.2
|
硝酸イオン(NO3-)
|
0.74
|
ストロンチウムイオン (Sr2+)
|
0.56
|
炭酸水素イオン(HCO3-)
|
40.2
|
アルミニウムイオン(Al3+)
|
0.60
|
炭酸イオン(CO32-)
|
1.95
|
マンガンイオン (Mn2+)
|
0.00
|
メタケイ酸イオン(HSiO3-)
|
6.15
|
鉄(Ⅱ)イオン (Fe2+ )
|
0.00
|
メタホウ酸イオン(BO2-)
|
2.62
|
亜鉛イオン (Zn2+)
|
0.00
|
遊離成分
|
mg/kg
|
微量成分
|
mg/kg
|
メタケイ酸 (H2SiO3)
|
49.6
|
銅イオン (Cu2+)
|
0.01
|
メタホウ酸 (HBO2)
|
6.74
|
鉛イオン (Pb2+)
|
0.00
|
遊離二酸化炭素 (CO2)
|
0.08
|
カドミウムイオン(Cd2+)
|
0.00
|
総ヒ素 (As)
|
0.167
| ||
総水銀 (Hg)
|
0.000
|
6温泉の成分の分析年月日 平成26年1月14日
7登録分析機関の名称及び登録番号 神奈川県温泉地学研究所
神奈川県知事登録第1号
禁忌症及び入浴上の注意事項
1 禁忌症及び適応症
温泉の医治効用は、その温度その他の物理的因子、化学的成分、温泉地の
地勢、気候、利用者の生活状態の変化その他諸般の総合作用に対する生体
反応によるもので、温泉の成分のみによって各温泉の効用を確定することは
困難であるが、当温泉の禁忌症、適応症は概ね次の通りです。
(1)一般的禁忌症(浴用)
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、
呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、
その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
(2)泉質別禁忌症(浴用)
------------------------------
(3)一般的適応症(浴用)
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、
くじき、慢性消化器病、痔症、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
(4)泉質別適応症(浴用)
------------------------------
2 入浴の方法及び注意
温泉には老化現象が認められ、地中から湧出した直後の新鮮な温泉が最も
効用があるといわれているが、それぞれの泉質に適する用い方をしなけれ
ばかえって疾病に不利に働く場合がある。したがって浴用上の注意事項は
おおむね次のこととする。
(1) 温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日当たり1回程度とすること。 その
後は1日当たり2回ないし3回までとすること。
(2)温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
(3) 温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり (湯さわりまたは浴湯反応) が
現れることがある。 「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状
の回復を待つこと。
(4)以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。
ア、入浴時間は入浴温度により異なるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるにし
たがって延長してもよい。
イ、入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
ウ、入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない (湯ただれを起こしやす
い人は逆に浴後真水で体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)。
エ、入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。
オ、次の疾患については、原則として高温浴 (42°C以上) を禁忌とする。 高度の
動脈硬化症・高血圧症・心臟病
カ、熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意をする。
キ、食事の直前、直後の入浴は避けることが望ましい。
ク、飲酒しての入浴は特に注意する。
3 禁忌症、適応症の決定年月日 平成28年 9月 1日
4 决定者 神奈川県小田原保健福祉事務所長
成分に影響を与える項目の掲示事項
利用施設名 天然温泉 和泉
「内湯、外湯」
1.温泉の加水について
| ||
◎行っています
|
行っていません
| |
加水の理由
| ||
入浴に適した温度に保つため
| ||
2.温泉の加温について
| ||
◎行っています
|
行っていません
| |
加温の理由
| ||
入浴に適した温度に保つため
| ||
3.循環装置等について
| ||
循環装置等の使用
|
◎あり
|
なし
|
循環装置等を使用する理由
| ||
入浴に適した温度に保つため 衛生管理のため
| ||
4.入浴剤、消毒について
| ||
入浴剤の使用
|
あり
|
◎なし
|
使用している入浴剤
| ||
製品名:
| ||
製造(販売)会社:
| ||
主な成分:
| ||
入浴剤を使用している理由
| ||
消毒処理
|
行っています
|
◎行っていません
|
消毒を行う理由
| ||
消毒の方法
|
28.9.1
利用施設名 天然温泉 和泉
「つづみの湯」
1.温泉の加水について
| ||
行っています
|
◎行っていません
| |
加水の理由
| ||
2.温泉の加温について
| ||
行っています
|
◎行っていません
| |
加温の理由
| ||
3.循環装置等について
| ||
循環装置等の使用
|
あり
|
◎なし
|
循環装置等を使用する理由
| ||
4.入浴剤、消毒について
| ||
入浴剤の使用
|
あり
|
◎なし
|
使用している入浴剤
| ||
製品名:
| ||
製造(販売)会社:
| ||
主な成分:
| ||
入浴剤を使用している理由
| ||
消毒処理
|
行っています
|
◎行っていません
|
消毒を行う理由
| ||
消毒の方法
|
28.9.1
七つの源泉
↓この周辺にあるホテルです!
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