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2020年1月12日日曜日

【富士山をめぐる旅 第九回 世界文化遺産 富士五湖】物語が豊富なリゾート湖、河口湖

河口湖といえばレジャー
レジャーといえば河口湖

古くからある湖で
物語も多い地。

ここは山中湖と共に富士五湖定番の湖ですね。
今回はそんな

河口湖

にいきました。




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河口湖

場所は言うまでもありませんよね。
国道137号線に入ればおのずとつきます。


富士五湖の中でも大きい湖
リゾート湖としてそりゃ利用しやすいよね。

世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」

本栖湖の回でお伝えしましたが
本栖湖だけなんてずるいっ!
ということで登録された河口湖です。
物語の多さを考えるとここの登録はありですよね。
というよりも富士五湖といえば河口湖を思い出す人も多いので
むしろここが登録されていないならちょっと不思議に感じもするでしょう。




河口湖



 最深部 14m 面積 5.7㎡
 大きさは富士五湖中弐番目の大きさ。
 東側に大きな橋がかかっているため横断もしやすい。
 湖としてはとても利便性が高いからとうぜんリゾート湖として
 利用しやすいよね。
 この湖、本来は流出する川がないため雨が降ると
 湖水が氾濫することが多々あったようですが
 人口で用水路を建設し、その後は水位は安定的だそうです。
 その水路は相模川水系の桂川に注いでいるようで
 この湖は相模川水系に含まれるようです。

 湖自体は本栖湖と同じ頃に誕生しています。
 旧桂川を溶岩がせき止めたことで誕生したのが河口湖だそうです。

 湖の真ん中には鵜ノ島という島があります。
 ここもまた色々な物語がつむがれています。
 勝山記によると永正13年(1516年)に湖岸の住民たちが
 合戦から逃れるために鵜ノ島に逃れるという事件が記録されております。
 しかしこの合戦とは何の合戦なのでしょう。
 この近辺には御坂山山頂付近にある御坂城があります。
 甲斐は当時からなんとなく武田家の領地。
 御坂の城は武田側が建てた城。
 南には当時今川と北條が隣接していました。
 そことの戦いなのかそれとも甲斐の領地の取り合いなのか...
 多分領地の取り合いの合戦ではないかと
 思いはします。
 西側には本栖湖と精進湖の間に本栖城があります。
 でもコチラも武田が建てた城なので
 1516年の合戦はもしかしたら安定化を目指した武田氏と
 地元豪族との戦いと考えるべきでしょうね。
 因みにこの年の七月、東の相模では三浦氏が
 北條に滅ぼされています。
 天文23年(1554年)信玄が信濃侵攻において捕えた
 神峰城主の知久頼元父子が幽閉されていました。
 翌年には湖岸の船津で自害しています。


多くの物語

 とにかくこの湖は何故か多くの物語が隠されています。


 昔から主要な場所なのでそのような色々な物語が残っているのかと
 思いがちですが...
 多分ね貞観の時代の大惨事で多くの集落が剗の海と共に沈んで
 しまったため物語が語り継がれなくなったというのがある
 のかもしれません。

 留守が岩


 なんともね物悲しいお話しなんですが
 これって日本人らしい行き違いですね。
 このようなタイプの男性は酷い男と思われガチですが...
 この女性も100回も通って来いといわれた時点で気づくべきですよね。

 まぁお約束的にコレが逆の立場なら男が気づくべき
 といわれるような事柄だと思います。


 るすが岩の詳細

 人魚伝説

 さて実はるすが岩の話しに似た対岸同士の恋に
 ついての物語があります。
 それが人魚伝説です。
 といっても人魚が主人公じゃありません。
 コチラも若い男女の恋物語。
 詳細はコチラ
 そう最終的には亡くなった二人が人魚に
 なったというだけの話。

 るすが岩の話しとなんとも似てますよね。
 るすが岩をハッピーエンド?
 のようにもっていったのがコチラの話し
 私は多分この二つの話は同じ話なのでは
 ないかと思うのです。
 
 この事件は実際にあった話しなんじゃないでしょうかね。
 そして一つの事件が集落ごとに語られていくうちに
 それぞれ色々変化していったのではないかと考えます。

 実はそのるすが岩こそが人魚伝説にでてくる
 幸右衛門とおみよ我逢引をかさねた魚見岩なのです。
 
 さて河口湖にある多くの物語はコチラで読めます。


 カチカチ山??

 さて話しは少しかわりますが実は河口湖 
 日本の五大昔話の一つといわれるカチカチ山。
 既に室町時代には形成されていたそうな。
 その物語の舞台が河口湖だというのだ。
 たしかカチカチ山の舞台は新潟だったか青森だったか
 そちらのほうかと思っていたのですが...


 というのも実は太宰治が書いたカチカチ山の舞台が
 河口湖だからだそうです。
 
 といっても実際のかちかち山とは幾分も違い
 ウサギは10代の少女、狸はその少女をこよなく愛す


 中年の男としてえがかれ最後はその男を河口湖に


 沈めるというなんとも救いようのない話しw


 これは太宰治の「御伽草子」に収録されている。


 そのカチカチ山の舞台が河口湖天上山。


 富士パノラマロープウエイはそのカチカチ山押し


 だそうですが...いや~むりあるっしょw
 

レジャー湖

 富士山パノラマロープウェイ

  営業時間 9:00~17:00(下り最終17:20)
  料金 往復900円


  さてこのロープウエイ天上山山頂につづきます。
  例のカチカチ山の舞台とされた場所ですが
  そこを全面的に売り込んでいるのがこのロープウエイだそうですw
  うーん でもそれはちょっと微妙ではないかなw
  でも晴天のときはとてもすばらしいパノラマが楽しめるので
  お勧めではあります。

 河口湖オルゴールの森

  ここはなかなか凄い場所でした。以前一度いきましたが
  古今東西立派なオルゴールが用意され最後には巨大な
  パイプオルガンまでありました。
  デートでいったのですがなかなか楽しめましたよ。

  営業時間 9:30~17:30(最終入館17:00) ※季節により変動
  入館料 大人1500円





 富士急ハイランド

  河口湖といえば富士急ハイランドって感じしますよね。
  まぁ実際は富士吉田市なんですけどね
  入場料は無料。
  とにかく色々なアトラクションがあって
  それもまた遊び心のある結構迫力有るものばかり
  いいよね。
  アトラクション乗り放題のフリーパスは6200円
  単品ではどどんぱ 高飛車 ええじゃないか などの絶叫系が
  一回2000円です。そう考えるとフリーパスは安いよね。
  営業時間は朝九時から午後八時までです。




 赤富士ワインセラー

  山梨県にはワイナリーがいっぱいあるが
  そのワイナリーを色々集めたワインセラーが
  ここです。
  山梨ワインの総合品評施設としてとても便利。
  ワイン好きなら外せない場所です。
  試飲もできるようです。
  営業時間 朝九時から午後六時






 PICA Fujiyama

  いわゆるグランピングというやつです。
  宿泊は一人15000円ほど
  そこそこの料金はとりますが
  豪華に楽しめるキャンプは
  一味違います。
  PICAはここのほかにも山中湖にもあります。







大石公園

  結構人気なのがここ大石公園
  ハーブや色々な花々が公園ところ狭しと
  植わっています。
  入園料無料 年中無休
  公園自体は24時間何時でも利用できます。
  ショップについては朝九時から午後六時
  11月から3月は午後五時半までです。
  場所は河口湖北岸にあります。
 

  大石公園に咲く花々の紹介が看板で出ています。


  訪れたのは六月前半ラベンダーがなかなか見ごろでした。



  なかなかの見物はこのベゴニアのナイアガラ



  結構凄いですよ。


  湿地帯にも色とりどりの花があります。


とても気持ちいい公園です。
  是非訪れてみてください。

総評

  レジャー好きならね。やはり河口湖。ここですよね。
  物語めぐりをしてみるのも悪くありません。
  到着 16時半頃に到着しました。
  出発 17時頃出発






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