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2020年1月13日月曜日

【ネタバレ注意! 映画 感想】グリーンブック

映画 グリーンブックを観たのでその感想を少し...







内容:
有名な黒人ピアニスト ドン・シャーリーと彼に雇われた運転手兼用心棒のイタリア系アメリカ人トニー・ヴァレロンガがまだ黒人差別根強い1960年代のアメリカ南部でコンサートツアーで廻るという物語。まったく正反対な性格の二人が黒人差別が厳しい南部を周りながら誤解と衝突を繰り返しながら徐々に友情を深めていくという事実を元にした物語。


単語:
グリーンブック:
人種差別的法律であるジム・クロウ法下の米国南部を廻るためにつくられたアフリカ系アメリカ人作家ヴィクター・H・グリーンが作成したアフリカ系アメリカ人の為の旅行ガイドブック「黒人ドライバーの為のグリーンブック」



ドン・シャーリー:
Donald Walbridge Shirley(ドナルド・ウォルブリッジ・シャーリー 1930年7月30日 - 2013年1月4日)
アメリカの有名なクラシック音楽ジャスピアニスト。
トニー・ヴァレロンガ:
Frank Anthony Vallelonga(フランク・アンソニー・ヴァレロンガ  1930年7月30日 - 2013年1月4日)
アメリカの映画俳優、作家。用心棒時代にドン・シャーリーと出会い南部コンサートツアーに随行する。
ニューヨークのナイトクラブ、コパカバーナでコッポラ監督と出会い、映画「ゴッドファーザー」で俳優デビューしている。


映画詳細:
公開日  2018年
監督   ピーター・ファレリー
主演   ヴィゴ・モーテンセン(トニー役)
     マハーシャラ・アリ(シャーリー役)
上映時間 130分
制作費  2300万ドル
興行収益 3億1885万ドル
賞    トロント国際映画祭 観客賞
     アカデミー 作品賞 助演男優賞 脚本賞 







感想:
久しぶりにいい映画を観ました。
映画の内容自体はとてもオーソドックスなもの黒人であるが故の差別と偏見を受け続けている才能溢れる大金持ちであるシャーリーと白人ではあるものの貧しく粗野な生活を送るトニーこの二つの相容れなそうな文化が徐々に融合していく簡単に言えば異文化コミュニケーション映画です。

差別を題材にすえつつもあくまでもそれは脇役主役は二人の男の友情構築物語です。

真面目で繊細なシャーリーが黒人差別に一人耐えている姿はとても涙をそそります。
そして始めは自分も偏見に満ちていたトニーがその粗野な中からも徐々にシャーリーに愛情を示し二人の友情が完成されていく姿に自然と涙が溢れてきました。

本当に何の飾り気もない単純なお涙頂戴モノのストーリーでもこういう王道のストーリーこそがむしろ安心感と安定感をもたらしてくれ、そして安心して泣き所で涙を流すことができる。

いい映画だと思います。
なんていうか「ジワる」ってこういうことなのだなと感じさせてくれる映画だと思います。

なんかちょっと人間関係に疲れているあなた、ちょっと人生ドロップアウトしたいと感じてしまいそうなあなたには是非観てほしい映画です。



実際の話:
実際のところシャーリーはトニーを友人とは考えておらず、単なる雇用主と雇用される者という立場でしかなかったし、逆にシャーリーは映画で語られるような真面目一辺倒名人間ではなくむしろシャーリーのほうが粗野粗暴だったということ。









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