その宿が…星出館です。
星出館?
あまりピンとこないだろう。
しかし意外な穴場宿星出館を今回は紹介します。
もう星出館に宿泊したいという方は以下!↓
星出館 16:55 到着 外観は古宿といった感じ 入母屋造の屋根に入り口は唐破風の作り 重厚感があります。 入り口を入るともうそこは大正レトロの世界。 |
やはりモノが大切だった時代。
全てに価値がありそうです。
旅館に入ると番頭さんが出てきた。
物腰の柔らかそうななんとなく中性的な男性だ。
声も女性っぽい。
その番頭さんがいろいろ説明してくれました。
入り口の電気は深夜に消されるが入り口は開けておくので出入りは自由とのこと
館内を歩きながらいろいろな説明がありました。
入り口すぐの階段を上がり二階へ
まずは今晩の部屋…
あやめ
ここで一言釘を刺されますw
この建物は古く、音などが外に漏れますのでその点を注意とのことw
要はエッチをするな…ということでしょうw
確かに綺麗にされていますが戸は襖の部屋もあります。
こりゃエッチは控えた方がいいですよねw
真冬はちょっと寒いかな?
星出館宿泊希望者はこちら↓
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部屋の前には共同の洗面台があります。
形は古いですが綺麗にされておりアメニティも揃っています。
なんだかここで朝ヒゲでも剃ったら大正時代の書生にでもなった気分でしょうか?w
二階を歩いていきます。
先ほど上がってきた階段を過ぎ、ぐるっと回って松の部屋を超えた隣に女性用トイレがあります。そして渡り廊下があります。
そうここはまた内庭がとても雰囲気があるんです。
まるで芸者宿のような雰囲気。
それこそ妓楼のような雰囲気です。
ちょっと三味線の音色でも聞こえてきそう…
星出館宿泊希望者はこちら!↓
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そして渡り廊下を過ぎた先にも共同の洗面台
ここはお湯が出るとのこと…
そしてその左隣に男性用トイレがあります。
何もかも逐一古い!味がある。
そのトイレの前あたりから中庭と渡り廊下を撮影してみました。
そしてそこから階段を下ります。
一階に降りて左手に曲がるとそこにも洗面台とトイレ
そしてその先に家族風呂が二つあります。
家族風呂が利用されていた場合近くに銭湯などもあるということで
銭湯用貸出タオルなどがそこに設置されています。
そして階段正面の廊下すぐに
水琴窟が設置されているとのこと…
水を入れて竹筒で音を聞く仕組みの水琴窟は日本で発明されたそれこそ日本の音
あえて設置しているところにスタイルを堅持しようとする心意気を感じます。
水琴窟の前にはそれを聞くためのものとは思いませんが
椅子が並べられています。
椅子のはずれにある角を曲がると事務所の窓口がありますが
そこは同時にインターネットができるようにパソコンがすれられています。
そしてそのインターネット利用ゾーンの廊下を突き当たり左に折れると
そこには休憩のできるリビング。
そこには蓄音機が設置されており時間帯は限られますが音楽を楽しむこともできます。
ただし今回の旅ではその利用はしませんでした。
ねっ 星出館に宿泊したくなってきたでしょ〜↓
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玄関を正面に見て右手
玄関から入ると左手にあるのが
読書ルーム
読書ルームの先の襖の奥に食堂があるようです。
古い物を上手に残して大切に利用しているのがわかります。
隙間風が入るような古い建物ですがそれもまた素敵です。
僕らの部屋 あやめに戻ります。
部屋の中はこんな感じ。
うん、古い宿やに来たって感じします。
なせか掛け軸と床の間のお着物は虎!
うん!僕の魂を象徴しているようだ!w
欄間にかかった書
茶畑???
いやいや 茶烟一榻(さえんいっとう)と読みます。
意味?意味だって?うーん
あまりよくわからないんですが
よく使われるのが
茶烟一榻擁書眠とか…
茶を煮る時の烟を見ながら本を枕に長椅子で眠る…
だとすると茶を煮る烟を見ながら長椅子で眠る…
みたいな…なんか牧歌的な雰囲気だけど
結局よくわからん
その頃番頭さんがお会計の催促に現れました。
んで面白かったのがこれ!
ホテルに聖書ってのはよくある話だけど
さすが伊勢!古事記もしっかり置いてありますね。
でも僕の印象だと古事記は伊勢ではなく出雲のイメージ
むしろ日本書紀を置いておいて欲しかったw
館内の説明パンフはこちら
そしてここの部屋あやめは星出館でもふた部屋しかない中庭に接した部屋。
部屋から中庭が眺められます。
それがこれ…
どどーーーーん!
ね?すごいでしょ?
外国人客にも大人気の宿とのこと
うん!評価も高いのもうなづける。
これはね。もう建物へのリスペクトしかないw
この遺産を大切にしてほしいと思う。
さて明るい時間の表情は次回お届けします。
やっぱいいわ星出館!絶対宿泊しましょう!↓
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