【足柄上郡 山北町】涼を求めて...洒水の滝

暑い！
もう暑いっ！
暑い　厚い　熱い　篤い　暑い！

だらけるわ～

せやっ！

滝行こっ！

ということで向かったのは
相模の国随一の滝！
洒水の滝！

ということで今回は洒水の滝です。

神奈川県ってさ
西側は結構な山間なのにあまり滝なるものが無いんだよね。
ちょろちょろ小さな滝はいくつかあるんだけども...

このブログでも滝に関して触れた項目は殆ど無い。
北丹沢、相模原市にあるエビラ沢の滝と小田原曽我の弓張の滝、南足柄金時山の夕日の滝くらいなもの...
あれ？結構行ってるなｗ

結構神奈川県下あちこち行ってるんだけどね。
んで今回はここ洒水の滝。

相模の国随一の滝だそうで
文字通り神奈川県下最大の滝です。

場所

足柄上郡山北町。

以外にも色々あるこの小さな町。
この洒水の滝はなかなか良い場所です。

国道246を進み
松田を超えても先に行きます。
ズイズイすすんで山北町に差し掛かるとそのさきにトンネルが有ります。
そのトンネルを越えたすぐ先、
樋口橋交差点を左折しましょう。

しばらく進むと洒水の滝の看板が見えます。

そしたらそこを右折です。
400ｍほどのぼるとそこに洒水の滝駐車場が有ります。

駐車場は川を挟んで二箇所有ります。
両方合わせれば１５、６台停められるでしょうか？

無料なのでどんどん停めましょう。
橋の前に洒水の滝の看板が有ります。

そこからは歩いて行きます。
およそ400ｍ

途中、真言宗の僧　文覚（もんがく）が不動明王を安置したといわれる誓源寺があるので
覗いて見るといいかもしれません。

文覚は保延5年（1139年） - 建仁3年7月21日（1203年8月29日）で平安末期から鎌倉初期の人物。元々は武士身分だったが19歳で出家して僧侶になったが後白河天皇に直訴したため伊豆に流される。同じく伊豆に流されていた源頼朝と意気投合。
頼朝治世下に入り権勢を振るう。しかし頼朝亡き後はその影響力は弱まり、各地に流されていき最後は流刑の途中なくなっている。

多分その伊豆に流された頃だったのだろうか...
この洒水の滝にて百日間の荒行をおこない、その際に不動明王を安置したとされる。

洒水（しゃすい）とは密教用語で清浄を念じてそそぐ香水を指すそうで
洒水の滝が仏教と関連があるのがわかりますね。

この洒水の滝までの道には宿泊施設も有ります。
涼を求めてここでゆっくりなんてのも
意外性があって面白いかもしれません。
口コミも悪くなさそうですし...

文覚荘

さてとことこ歩いていくと
徐々に涼しくなっていきます。

七月頭でしたが紫陽花が綺麗に咲いていました。

そしてその先に見えたのが...

洒水の滝です。

日本の滝百選
名水百選
かながわの景勝50選
を冠している洒水の滝。
一の滝69m、二の滝16m、三の滝29mの三段から成るそうですが
ここからはどれがどれだか...でも多分見えているのが一の滝なんだと思います。
この赤い橋から向こうはがけ崩れの為通行禁止となっています。
通れるようになればいいのにね。

新編相模国風土記稿では蛇水の滝となっているようです。

いやーーーっ　涼しい！
気持ちいい！
湿気は多いけど
天然のクーラーだわ...

でも蚊がいそう...
虫除けスプレーは持参したほうがいいです。

気持ちいいのでまた近々涼みにきます。