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2020年2月9日日曜日

【你食咗飯未呀?香港!】第十二回 香港トラムで行ってみる!

香港といったら一番乗りたいのはやはり香港トラム。
やはり地下鉄は便利なのだけど
世界でも珍しい二階建てトラムの二階で受ける香港の風。
やはりこの風を感じることこそが香港旅行の醍醐味ですよね。
異国の喧騒と暖かい風がほほをなでる。
やはり旅行とはこうでなくっちゃ。
ということで今回は香港トラムです。




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トラム
香港トラム(Hong Kong Tramways/香港電車)

香港トラムは世界でも珍しい二階建てトラム。
現在はここ香港とイギリス、エジプトにしかない。
料金は一律2.6HKD。オクトパスカードを利用できる。
経済規模からすると格安な交通手段。
香港トラムは香港島にしかない。
MTRができてから一時存続の危機を迎えたそうですが
市民の強烈な反対から継続。しかしそもそもこのトラム
観光としての魅力の一つであり黒字だったこともあったので
当然と言えば当然ですよね。

車両

自分が今回乗車したトラムは香港電車公司工場作製の第六世代車両。
製造年は1986年から1992年に製造されています。


中は木材も使われていてなんとも旅情を掻き立てられます。


コクピットはこんな感じ。とても簡素。
日本のバスのあの複雑なシステムなどをみるとねw

オクトパスをタッチすればいいだけなので簡単ですね。


乗り方

まず行き先をトラムの看板で確認しましょう。
後側から乗り込み
支払いは到着駅で前側で降りるときです。



駅(停留所) 路線

最長で堅尼地城總站から筲箕灣總站までの一本を複数の駅を終点にして
六路線があります。
筲箕湾 ↔ 堅尼地城
筲箕湾 ↔ 上環
筲箕湾 ↔ 跑馬地
北角 ↔ 石塘咀(屈地街)
跑馬地 ↔ 堅尼地城
銅鑼湾 ↔ 石塘咀

駅というか停留所は120あるそうです。凄いわ...
今回利用した駅は四駅

畢打街(Pedder Street)


此の地区は香港でも中心街の一つ。
銀行街に本来香港の金融市場の中心があったが
ここペダー地区に国際金融中心商場ができてから
金融でも大きな影響力の有るエリアになりました。


フェリー乗り場からこのペダーストリート界隈はいわば
ハイブランドが軒を連ねる地域。
一番目立つのはルイビトンですね。


その摩天楼の真下に畢打街停車場があります。


そもそもここペダーストリートはイギリス海軍の副官であり香港最初の港長、ウィリアムペダー(1801-1854年6月21日)にちなんで名づけられた場所だそうです。
周囲にはソーホー街があるなど新しい文化が生まれやすい地域でもあります。

さてではここから山道駅までトラムで行ってみましょう!


山道(Hill Road)


香港港湾の西の端にあります。香港トラム北角 ↔ 石塘咀(屈地街)線の東行の起点、石塘咀(屈地街)とほぼ同一といっていい場所です。


名称の由来は分かりませんが多分、昔は太平山にはこのあたりから登っていったのではないかと思います。太平山と峰を同じくする龍虎山の山頂まではこの近くから登山道があるようです。南側には香港大学のキャンパスがあります。香港大学はアジアでの首位大学のひとつ。卒業生には孫文がいます。

石塘咀(屈地街)


山道停車場すぐ近くにあるターミナル停車場です。
周辺状況は山道駅と同じですが少しだけ海側にあります。
ここから北角駅行きのトラムが出ています。


別称である屈地街だがこれは以前この地域にあった香港中華ガスの初代社長、理屈地 (R.C. Whitty)からとられている。香港中華ガスは1862年創業。香港におけるガス生産輸送販売を殆ど独占的に行っている企業。現在は恒基兆業グループの傘下で会長は李兆基、従業員数1901人

では折角ですのでこの屈地街から軍器廠街までを動画で楽しんでみましょう!


北角総站(North Point)

本来は動画でここまで撮影する予定だったのですが
手違いで軍器廠街までしか撮影できませんでした。残念。


ここ北角はフェリーターミナル。トラムターミナル。MTR駅と
各種公共交通機関が集まっている場所。
とても移動しやすい場所でもあります。


この北角はなかなか魅力的な場所ですよね。春秧街が真裏にあり、そこの出店の光景はなんとも活気の有るマーケットな雰囲気。
その猥雑としたエリアを二階建てトラムが走る光景は異国情緒を感じさせるのに充分です。

Wikipediaより写真:Sakaori (talk)

さてこの北角までの動画は今回撮影できませんでしたが
昔訪れた際の画質の悪い動画がありますのでそちらをご覧ください。





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