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2020年2月13日木曜日

【你食咗飯未呀?香港!】第十四回 香港バス事情



バス。利用すると大変便利であるがなかなかハードルの高いのもこのバス。
旅行者にはなかなか一筋縄ではいかないものを感じさせる。
しかし最近はGoogle先生の活躍によりそのハードルも低くなりつつある。
ただしここ香港のバス事情はなかなかそれを許さない。

今回はそんな香港のバスを利用してみたので報告です。






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バス(巴士)
バスというのは庶民の足。
使いやすく安価ではあるのですがなにせ複雑なのでこれをこなせれば旅行という意味ではなかなかの玄人と昔は言われていました。
しかし今ではgoogle先生がいますのでどんな状況下でも結構余裕で利用できるようになりましたよね。

さて香港のバスですがこれがまたなかなかな複雑さ。
基本的なのは二種類。

1.イギリススタイルの二階建てのダブルデッカーバスを運行している大手バス会社。
2. 小型のバンなどを利用して運行している個人経営バス。

個人経営のバスがあるというのがなかなか面白いが
個人経営バスも二種類に分かれており

1. 始点と終点のみが決まっていて路線を固定せず運行している赤いミニバス
2. 小型路線バスの緑色のマキシキャブ

おいおいといった感じ...

大手バス会社
それぞれの路線を運航している。

 シティバス:香港島を中心としたバス会社、1200台のバスを所有。
 200路線、一日の乗降者数110万人。空港連絡バス(シティフライヤー)を
 運行している。親会社は新創建集團。

Wikipedia:撮影 ATR50 氏

 新世界第一バス:シティバスとは姉妹会社。香港島、九龍、新界にも
 路線を持っている。750台所有。100路線。親会社は新創建集團。

Wikipedia:撮影 Cks116

 港鉄バス:新界西北部西鉄線と軽鉄を結ぶ連絡バス、新界東部
 大埔と東鉄線を結ぶ連絡バスを運行している。港鉄とはMTRのこと。
 新界を中心としたライトレールを運行している九広鉄道公司から
 149台借入、11台二階建てバスを所有して運行。ただし現在は
 九広鉄道公司とMTRは統合している。4路線。

Wikipedia:撮影 stanleyfort14氏

 九龍バス:香港最大のバス会社。香港全土で運行。399路線。3900台保有。
 一日利用者数270万人。

Wikipedia:撮影 YChing05氏

ミニバス(PLB:パブリックライトバス)
赤バス。19人座席のバン型バス。立ち乗りは許可されていません。市中には1057台(2018年)のミニバスが走っており、一日の乗降者数30万人弱。固定ルートなし時間も縛りなしのバス。こりゃ乗るのも降りるのも大変だわw

Wikipedia:撮影 Wrightbus
マキシキャブ(GMB:グリーンミニバス)
緑のバス。こちらも19人乗りのバン。立ち乗りは許可されていません。市中には3293台(2018年)のマキシキャブが走っており、一日当たりの乗降者数は152万人(2017年)です。固定ルートで時間割で走っています。香港最大のマキシキャブ会社はAMSだそうです。

Wikipedia:撮影 LN9267 氏

ミニバスもマキシキャブも双方とも香港運輸省が管轄しています。
こちらで経路などの確認もできます。
経路の系統はこちらでも確認できます。
こちらのほうが使いやすいかもしれません。

乗り方
前乗り後降りです。香港のバスは各系統の距離で料金が変わるので同じエリアに乗っても値段が変わるので注意です。現金支払いもできますが基本はオクトパスを利用するのがほとんどです。

ミニバス・マキシキャブについてはバス停のあるマキシキャブはバス停からの乗り降りが当然可能ですがミニバス・マキシキャブともにルート上で手を挙げれば基本乗れます。ただし当然道路規制対象なので停車できない場所では乗ることはできません。それとマキシキャブには呼び鈴などのシステムがある場合もあるようですがミニバスは基本降りる場所など客側が伝えるないしは手を挙げるなどのアクションが必要で広東語などがある程度できないと利用が難しかったりするので観光客の利用は不向きとされています。がさらに難易度が上がるのがミニバス・マキシキャブはオクトパスカードが利用できないバスもある上に基本おつりが出ない。小銭の持ち合わせがなければ支払い損をしてしまうということです。


今回の旅行で利用したバス
なんと今回の旅行で利用したバスはそのマキシキャブでしたw
まぁ知らなかったので乗っちゃえドンドンというわけで乗り込んだわけです。
でもまぁマキシキャブは基本通常のバス同様に利用できるのでそれほど苦はありませんでした。

路線409K


香港到着時に利用したバス。


青衣駅(8. 青敬路,聖保祿村)から...


宿泊ホテル シルカファーイーストのあるMTR荃灣駅周辺(12. 荃灣街市街,賽馬會德華公園)までの経路で利用しました。


乗り午後値はまぁ悪くありません。車の運転はアジア圏特有のかっとばしもあまりなくそれほど不安を感じはしませんでした。


まったく乗り方も降り方もわからず右往左往していたら隣に座っていた少年が足すKてくれましたw

路線1

香港島のビクトリアピークと麓を結ぶマキシキャブ。


ビクトリアピーク山頂駅(山頂公共運輸總站)から中環駅(干諾道中,大會堂)までりようしました。とにかく19人までしか利用できないバスです。当然結構待ちました。


21:30頃に列に並んで乗車できたのは22:00ちょいすぎ。


30分以上は待っていましたね。実はいったん山頂からタクシーに乗ったのですが何分にもバカ高かったので途中で降りてバスに乗り換えたという経緯があるわけです。
待っている間4~5台は発着していました。


乗車してすぐタコカード(オクトパス)をタッチしていました。


隣には大手バスが来ていたので本来ならそちらに乗るべきだったのかもしれません。乗心地はまぁ悪くありませんでした。


車窓から眺める香港の摩天楼もなかなかでしたよ。


乗ってしまえば大した時間はかかりませんでした。
そう時間はバス待ちから駅着まで一時間ちょい。
バスでは10.2HKDでしたので日本円にして142円(2019年11月10日)でした。
二人でも300円程。バス待ちから中環駅まで一時間ちょい。
ぼったくりタクシーで5000円程支払うか一時間かけるか悩むところですよね。
旅行者にとってハードルの高いバスですがgoogle先生のおかげでとても身近になってきましたね。しかしそれでも香港のバスはなかなか利用しづらいようです。
まぁ難しいといっても行き当たりばったり!周囲の人に聞きながらトライすれば意外と何とかなるものです。




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