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2018年7月16日月曜日

【讃岐 阿波の旅 大塚国際美術館編】芸術大爆発!ルネサンス

いやだよ~
いやだよ~
えへへ~ん
女の人の素っ裸描きたいよ~
エロイの描きたいよ~
もう髭の生えたおっさんの絵ばっかり描きたくないよ~

あれ?周りの人バタバタ死んでいってる...
神様なんて助けてくんねーじゃん!
人生なんて短い!!
ええぃ!描てまえ!

14世紀

黒死病が流行った時代
突如として爆発的に起こった芸術運動が
ローマ時代への回帰

ルネサンスでした。

今回はルネサンスです。








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長い間の抑圧
宗教の縛りなどから中世は暗黒時代といわれてました。
発展していくオリエント世界に比べ中世ヨーロッパはなんと狭いものか...

そんな抑圧された時代は14世紀の黒死病の発生とともに終了します。

しかしヨーロッパというのはやたら黒死病によって左右されますよね。

現れ来るのはルネサンス。

東ローマ帝国が滅亡し、イタリアに亡命した知識人たちが始めたといわれています。
トスカーナ地方のメディチ家が彼らを保護。文化発展に寄与しました。

東ローマは弱体はしていたものの
東のペルシアやインド、中国の公益拠点。

いろいろな先端的考えや知識を有していたわけです。

そして昔のギリシア文化の地
さらに亡命した先にローマ文化と融合し
ルネサンスが花開いたとかなんとか...



なるほどね。

そんな文化をここでは展示しています。


さてとは行ってもだね
やっぱりまだはじめはね宗教色強いですわ...
ただ今までは基本絵画というと
宗教関係者や他の事業の片手間にやっているって感じでしたけど
徐々にそれが専門的にこなす人がでてきて
さらにそれをサポートするパトロン メディチ家などが現れてくるわけですから
芸術家にとっては徐々にいい時代に突入してくるころになるわけですよね。

それに今までキリストメインだった絵画に


徐々に天使だとか悪魔だとか

以下はダヴィンチの受胎告知です。



また神以外の存在が描かれてくるなど



ローマ文化の影響が徐々に現れてきます。

ラファエロなどがギリシアの偉人たちを描いたアテネの学堂
などはまさに古典回帰の典型ですね。



この作品はとても大きな作品で本物はバチカンにあります。


そして対面するは「聖体の論議」




女性...

荒々しい男共が支配した中世。



描かれるのは基本 キリストか成人ばかり時に出てくるのはマリア様
それもキリストかと見まごう程になんだか衣服を見にまとって厳格に貞操を守っているような姿ばかり...まぁアラブの女性は肌を守るためにそのような姿なのは当然といえば当然。ムスリムによって利用されるヒシャブは当然その流れがあるのですが...

ところがルネサンスになるや徐々に女性が絵画に進出してくるわけです。








ボッティチェリのラ・プリマベッラのように...
徐々に女性の艶かしい肢体があらわになっていきます。





そして...
いよいよ...まさにヴィーナスが誕生するかのように
裸...



の時代が来るわけです!
やったーーーーっ!

ルネサンスにおいて
大きいのは
裸が描かれるようになったということです。


中世は裸はほぼタブー

描かれることはあまり無かった というかまったくなかった

ところがこのルネサンスにおいて
とにかくみんなアホみたいに裸描いてるんやよね。


日本のエロ漫画さながらだわ...

以下は左が修復前 右が修復後です。


はじめ誰かしらが恐る恐る描いたんだろうと思うけどね。
日本で言うならまぁ永井豪先生あたりやえびはら武司先生あたりかな?
天使という形態で描き始めたりしてたんだけど徐々に
もう裸描きたい!エロいの描きたい!
と専属の森山塔あたりが出てくる。

コレッジョのユピテルとイオ
もうこれなんて真っ最中ですよねw



ギリシャ神話に出てくるユピテルとイオ。イオはアルゴスのお姫様です。




アルゴスはこんな感じの都市国家だったようです。

そんな流れで絵画会は肌色のオンパレードw



表現も結構過激になってきています。



当時の人たちは多分そんな絵を見て目をそむけてたのかも知れませんよねw


さて、どんな美人でもしばらく経つと見飽きてきたりもするわけです。
もう裸の女あきたーーーっといってはじまったのが風景画などの分野や
今で言ういわばSF
そして描かれたのが有名なコチラ...
ブリューゲルのバベルの塔!



チグリスユーフラテスのジッグラトを元としたこの絵画ですがね
いろんな画家が描いてますよね。
まぁ僕世代としてはやはりあれですね...






そして次に現れてくるのは
恐れ多くも...

個人...

今まではキリストやら聖人やら皇帝やらしか描かれてこなかったのが
徐々に色々な階層の人たちを描かれ始めていきます。





そしてこれは...
ペッリーニ・ジョヴァンニ
総督レオナルド・ロレダンの肖像です。


これを見て僕が思い出すのは...
やはりルパン三世カリオストロの城の峰不二子の登場シーンですよね。






しかしまだこの頃は宗教と絵画がなかなか切れない頃ですね。
でもアレクサンドロス大王の遠征の絵など大作がどんどん生まれていきますね。



アダムとエバも素っ裸だねw
でも局所は隠されていますw



宗教画なのに
なんだかエロイよねw



そして...
ルネサンスの集大成...
レオナルド・ダ・ヴィンチ
最後の晩餐







コチラは修正前バージョン




もう一つのルネサンスの集大成...


モナ・リザの登場です!



ということでルネサンスの黄金期に向かっていきます。




そして絶対王政が確立されていき...
バロックに移行していくことになります。

ということで 次回はバロックです!







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