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2018年7月6日金曜日

【讃岐 阿波の旅 大塚国際美術館編】入館料は高いし、全部偽物ばかりだけど満足度高いあの美術館 


さて最近の徳島といえば

阿波踊り
鳴門の渦潮

そしてここといわれるほどに人気急上昇中の観光施設となりつつあるのが

大塚国際美術館

やっぱこないわけにはいけないよね。

入館料は日本一高い入館料。
そしてすべて偽物という
なんとも肩透かし的なものなのだが

その偽物がすごいんだわ...

ということで今回は大塚国際美術館。






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いよいよこの美術館の紹介ですわ...

さてここの美術館。美術館の目の前は車を停めることはできません。

一旦美術館をとおりすぎて
その先に海に着きあたる交差点があるのですがそこを左折。
しばらく走ると右手海側に広い駐車場があります。


そこが駐車場です。


えっ!?結構距離あるじゃん?
確かにね。
でも無料バスがひっきりなしに出ているので
そんなに困りません。


なお駐車料金は美術館で無料手続きできますよ。


さてバスに乗って大塚国際美術館の目の前までつきました。



その美術館の前にはなにやら巨大な中華風の建物が...


これ大塚製薬の研修施設だそうです。
なんだか宗教施設のようだw



















しかしなんだってこんなところに大塚国際美術館ができたのか...
であるが大塚国際美術館はそもそも大塚製薬の関連事業。
大塚グループ創業75周年事業の一環だそうだ。

大正十年(1921年) 大塚 武三郎氏がここ徳島県鳴門市で大塚製薬工業を開業したのが始まり。その後オロナインやらオロナミンC ポカリスエット カロリーメイトなどのヒット商品に恵まれ事業を拡大。現在は従業員数5000名を越え、年商5000億円を超える大企業となっている。
そりゃご立派な施設ができるわけだ...。






大塚国際美術館自体は1998年の開館当初は日本一の規模を誇った美術館だったが2007年に開館した国立新美術館に抜かれ第二位だそうだ...。


さてすでに前売り券を購入している私たちはそのまま入館です。


中に入ると
ながーーーいエスカレーター


おぉぉ

なんだかMOA美術館を思い出すw

エスカレーターを上りきると
次なる入り口があります。


中に入ると広い空間が...


駐車券スタンパーがあります。
ここで無料にできます。


そして

その広い入り口のロビーの目の前にあるのが...

いきなり最終回的展開ですが

これ!
システィーナ・ホール



すごい...

ほとんどが本物から正式レプリカとして認定されているというが
こりゃすごい!


システィーナ礼拝堂は写真撮影禁止(のはず...w)なので
ここでめっちゃ写真撮とれるってのがまたすごいよねw


え?ここ写真とっていいのか?って??


イインデス!!

すごいでしょ?

本物と瓜二つのレプリカをバシャバシャ写真撮れるってのはすごいでしょ...
こりゃ満足度高いわ...

海外ではね写真とっていい美術館はいっぱいあるんだけど
日本ではほとんど無い...

最近そのMOA美術館が写真撮影OKになりましたがね
まだまだ少ないです。
そんな中、OKってのはすごいですわ。

さてこのシスティーナホールの大フレスコ画のレプリカですが
現物は教皇ユリウス二世がミケランジェロに依頼し
ルネサンスの最高傑作に作り上げたもの。


詳しい説明は図解でごらんいただきたいが
聖書の流れを記載されています。

一分の一スケール

こりゃすごいわ...


そして有名なアダムの創造。


聖書の世界が展開されていきます。


こりゃすばらしい...


そして...
最後の審判...


因みに本物はコチラ...

システィーナ礼拝堂主祭壇の『最後の審判』。
from wiki

どお?


ちょっと色薄いのかしら?写真写りのせいかな?
でもほぼ同じだよね。

さて当然説明もありますよ。


このフレスコ画はいわずと知れたミケランジェロが1508年から1512年にかけて描きあげた超大作。
この頃の日本は戦国時代の真っ只中でした。
因みに「怖い絵展」のジェーングレイが処刑されたのは1554年です。

そして他にもいろんな展示物あります。


その中で実物大のあれが...


デルフォイの巫女...
なんでキリスト教の教会に異教のデルフォイの巫女が...?
デルフォイというとギリシャの都市国家デルポイ。
そこではアポロンの神託が下され地中から湧き出すガスを吸ってトランス状態になった処女である巫女ピュティアが神託を語る。それを神官たちがわかりやすい言葉に変えるといった方法でお告げを与えるわけだが...
どうもそのデルフォイの巫女がキリストの受難を予言していたとか...
キリスト教徒たちからは彼女達巫女をシュビラと呼ぶそうです。

実はシスティーナ礼拝堂はこのデルフォイの巫女意外にも複数の巫女シュビラが描かれておりそれらは全て異教徒。

要は世界中のいろいろな預言者たちによって予言された神の子がイエスだというわけだ...
仏教がバラモン教などの神々を吸収したように、キリスト教は巫女という形で色々な異郷を吸収していくことになるわけだ...

さてデルフォイの巫女その魅惑的な巫女は色々な画家が描いていますが

John Collier - Priestess of Delphi

私が心に残っているのは映画300に出てくるエロティクなデルフォイの巫女...




ありゃエロかった...


ということで今回は大塚国際美術館 出落ちですw
次回は更に掘り下げて生きますよ!







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