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2018年7月8日日曜日

【讃岐 阿波の旅 大塚国際美術館編】彼女に会おう!

さていよいよ始まりました
大塚国際美術館見学。

しょっぱなから度肝を抜かされましたがよくよく考えればここは名画の宝庫ということになるわけで
どれを見ても最終回なんですわw

ということで次はテーマが決まっているわけではなさそうですが
とにかく名画を堪能します。






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さて順次廻っていきますよ!


センターホールには
あの彼女になりきりグッズがありますw
それをつけて隣にあるフレームに入りさえすれば
あなたもあの名画になれるわけですw

まぁそういう施行もあるとなかなかウケますよね


センターホールを抜けた先にあるのがエル・グレコ


三位一体(1577) 聖アンデレと聖フランチェスコ(1587-97)
しかしなんだってエル・グレコなんだ??

エル・グレコは1541年-1614年
ギリシア人だがスペインで活躍した油彩画、彫刻、祭壇画家。ルネサンスとバロックの間にあるマニエリスム。

1541年といえば前回紹介したシスティーナ礼拝堂の「最後の審判」が完成した年ですね。
日本では信玄が父親信虎を駿河に追放した年です。
1614年といえば日本では大阪冬の陣です。

ここで右を向くか左を向くかで迷いますが
まずはエル・グレコをもう少し...

右側にあるのがエル・グレコ作の...


ばばーーーーん!


エル・グレコの大祭壇衝立画復元


これは実際にあるものを模写したのではなく、ナポレオンによって破壊されたものの再現だそうです。エル・グレコじたいはこれを1600年前後のころ描き揚げているようですね。
日本ではちょうど関が原の戦いの頃ですね。

両脇にはそれぞれ違う画が掲げられています。

左から
オルガス伯の埋葬(1586年 - 1588年)
聖マウリティウスの殉教(1580年-1582年)

さてこの空間を出て目の前にいるのが...


彼女です...


フェルメール 真珠の耳飾の少女(青いターバンの少女) 1665年


日本人ってのはつくづく少女ってものが好きなのかね~
まぁでもあどけなさとその中にある意志の強そうな鋭い目
そして着物のようななんと無いアジアンテイストの服と西アジアにありそうなターバン。
エキゾチックででも侵してはならない美しさを感じる少女を美味く描きあげてますよね。


ただね僕はこの作品、ずるい!って感じることがあるんです。
それは背景の黒。
背景の黒はその対象を神々しく浮かび上がらせる効果が絶大!
こりゃずるい!って僕は感じちゃうんですよね...
私、昔、絵を描いていたことがあるのですが、ずるいとおもってあえて背景の黒を止めたことがあるほどです。


でもこんな美しい少女に見つめられたらドキッとしちゃいますよね。
やはり私も日本人の一人なのかとつくづくため息ですw

因みにこの本物はオランダにあるマウリッツハイス美術館にあるそうです。
本物に出会いたい方は是非訪れてみてください。



↑本物の彼女に会いたいなら
彼女の瞳か唇をクリック!きゃっ


さて彼女の隣には同じくフェルメールの作品が飾られています。


牛乳を注ぐ女 1660年


手紙を読む女


そして風景画もあります。


デルフトの眺望



デルフトはハーグとロッテルダムの間にある人口10万人ほどの町です。
絵は1660年代のデルフトを描いています。

ということで今回はあの少女を見ました。
さて世界美術めぐりは始まったばかり...
次々と名画を見てまわりますよ...


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