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2018年7月22日日曜日

【讃岐 阿波の旅 大塚国際美術館編】近代美術①

さて前回はバロックを回ってみましたが。
今回は近代美術です。
近代と一括りにされていますがね。
その内わけはいくつも有ります。

ということでそれらをいくつか見て回りましょう。






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近代に入るといろいろな作家が過去の技法を学んだあと徐々にいろいろな表現を展開していく形になります。
ここから現代に通じるものが出てくる素材が出てくることになるわけです。

近代の幕開けとしてはまず前回も散々記入していたロココですね。

このロココから始まり
新古典
ロマン
リアリズム
印象派
と続いていきます。


外面を誇張して美を追求したロココ
そしてその美から古代へと妄想を膨らませた新古典
そしてまさにロマンへと続き
逆にリアリズムへの回帰がおき
印象派へつながり
とどめのジャポニズム
から現代アートに移行していくことになるわけです。

さてロココですがね

淡いパステル調のほわほわっとしてぶくぶくっとした女性達が
描かれるちょっとグロテスクで夢見がちな美術の最高峰ですよね。




ロココといったらブーシェとフラゴナール
ロココの熟した芸術が好きだった私は昔来日した際、その実物を見に行きました。












イギリスロココ
トマス・ゲインズバラ
人物を描くのに定評があったトマスですが本人は風景画が大好き。
人物は金を稼ぐためだけにやっていたそうです。







しかしどお?とても美人さんじゃない?


まぁ子供を描いてるんだから当然なんだけど なんとなくロリだよね...

ロマン派
ジョン・コンスタブル
風景画を確立したといわれているようですね。



イギリス古典派からロマン
ジョセフ・ライト
科学に光を当てた画家といわれているそうです。





象徴主義 シュールレアリズムの先駆け ドイツ系イギリス画家
ヨハン・ハインリヒ・フュースリー
不気味な絵を結構描いているようですがなんともエロいんですわ...



フランス新古典主義
18世紀後半から19世紀前半 ジャック=ルイ・ダヴィッド
ブーシェの親戚なのに新古典に傾倒した画家
ふわふわっとした風潮のロココに対してなんとなく硬い感じがするのが新古典



さてここで...
大作が登場です。




ナポレオン一世のこの絵画 ジャック・ルイ・ダヴィッドの作品だったんですね。
この大作は壁一面のでかいものでここ新古典主義のフロアではなく、別のフロアに展示されています。
ジャック=ルイ・ダヴィッドはナポレオン一世に寵愛されていたようでこの作品も彼の作品です。



フランスの新古典主義画家
ジャックルイから継承
ドミニク・アングル

キュビズムや印象派に影響を与えているようです。
確かにキチッとした感じはなんとなく超硬質なイメージしますね...



グランドオダリスク
良く見る画像ですよね。
僕はこの姉妹作品である灰色のオダリスクなら実物を見たことが有ります。



なんとなく師匠ジャック=ルイ・ダヴィッドのレカミエ婦人の肖像に構図が似てるよね。
ただこの絵、解剖学的に言えば背骨が二つか三つ多い描き方だそうでそう考えると蛇女的な要素ありですなw
オダリスクとはトルコの宮廷女をさす名称だそうで ということはトルコの大奥ではみんな裸だったのでしょうか? うーん 妄想が尽きないw オダリスクはトルコ語の部屋から来ているそうです。

ドミニクはトルコ宮廷のハレム 見たことあるのかな?
とそんなことはなく この後紹介するトルコ風呂などを代表するオスマン帝国のハレムはあくまでもヨーロッパ人の下種な妄想でしかないようです。ハレムは意味は女性の居室というだけであり、あくまでも生活の範囲ということでしかなかったようです。ただその語源が聖域という意味合いを含んでいるのとオスマン帝国の大奥で使われていた名称だったのでハレム=性乱舞的な場所という形で厳格なキリスト教者のヨーロッパで卑下されるとともにその反面羨望のまなざしで見られたようです。

簡単にいえばもうヨーロッパ人は酒池肉林!らんちき騒ぎをしたくてしょうがなかったということですw



そしてこの作品。
トルコ風呂でも使われている作品ですね。



そしてこれ トルコ風呂


日本人もヨーロッパ人に負けず劣らずでエロ好きw
ということでこのトルコ風呂から発展して風俗のトルコ風呂が日本でできたわけですねw

ロマン派
フランソワ・ジェラール
ジャックルイダビッドの弟子です。

なんて言うのか美しいエロですよね。
人間味をなくしたとても崇高な美というのでしょうか...




18世紀 イタリア背景画家
フランチェスコ・グアルディ



19世紀 イギリス出身 アメリカのロマン主義自然主義をあわせた風景画家
トマス・コール









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