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2018年8月7日火曜日

【讃岐 阿波の旅 香川県 丸亀】現存12天主 丸亀城

さて、前回は宇多津町にあるホテルアネシス瀬戸大橋に宿泊しました。
なかなかいいホテルでしたね~
あえて宇多津町に宿泊した理由はもちろん

これ!


でで~ん!

丸亀城!

現存12天主のお城です。
それを見に行かねばなるまいとホテルアネシス瀬戸大橋に宿泊したわけです。


↓ホテルアネシス瀬戸大橋に宿泊したいならコチラから!
ということで今回は丸亀城

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ホテルアネシス瀬戸大橋を出たのは九時。
車で走ること10分程度で到着したのが丸亀城駐車場。
なんと無料なんです!

徳島城は言っては悪いですが大したことないのに310円。

コチラは重要文化財が複数あるのに無料!
こりゃすごい...


さて駐車場からは丸亀城絶景ビューポイント!


いい感じに見えます!


これもういきなり最終回な感じだよね。


駐車場に車を停めて歩いて行きますよ!

今日はあいにくの天気。
なんと雪ですよ 雪!

凄くない?

香川では雪は珍しい!
ということで雪が舞い散る中登城です。


うん 立派なお城ですね~
確かに大きさといえば小ぶりかな?
でもこの高さ...
それらが全て石垣で飾られています。
凄いわ...

総高としては日本一高いお城だそうです。
凄いわ...


橋を渡ると美しい石垣が見えてきます。


白鳥が優雅に泳いでいました。


振り向くと丸亀の市街地です。

そしてずばんと現れたのが...


高麗門(大手二の門)と一の門。国の重要文化財です。

高麗門を通り抜けてみると...


大手一の門。おーっご立派!


と中に入るとすぐ近くにある事務所から老齢の男性が現れた...
ボランティアのお城案内役の人らしい。
話し好きそうなその老齢の男性が色々案内してくれます。



ちょっと強引なボランティアなのでもし時間がないとか必要ない場合はきっぱり断りましょうw でぼ僕らは利用しました。

さて入り口すくの上り坂(見返り坂)を登っていくと石垣のすばらしさに目を奪われます。


ボランティアの男性の案内で注目したのがコチラの石垣!


石垣に刻まれた扇のマーク。
これは生駒氏のマークだそうです。

丸亀城はその歴史は元々奈良元安が建てた砦から始まるようです。
その後豊臣政権下で生駒親正が17万石で入封、支城として丸亀城を築城します。
生駒家は関が原の合戦では西軍に組しましたが嫡男一正が東軍に参じたので本領安堵されています。
元和元年(1915年)の一国一城令発布により破却の危機に晒されるが当時の藩主がこの城山を樹木で覆い、隠したので破却から守られたそうです。
その後寛永十七年(1640年)の生駒騒動で生駒家は出羽矢島へ転封。
山崎家が五万石で入封し丸亀藩が発足。瀬戸内のキリシタン弾圧の為銀300貫を与え、参勤交代を免除し城を整備。
万治元年(1658年)山崎氏が改易。京極氏が六万石で入封となり明治まで続いたということです。

石垣が続きます。


日本のお城って殆どの建物が消滅していますので
なんだか肩透かしのように感じる方も居るでしょうが
よくよく見るとこの石垣のすばらしさに目を奪われます。
考えてみれば海外の城というのは石でできているわけですから
石垣だけでも海外の城に匹敵する意味合いはあると感じえますね。


なまじ建物があってそれが壊れていると意味を失ってしまうというのはとても残念な話しです。

三の丸 ここが三の丸というのが驚いたんですが
ということは麓は何丸なのか?と思うのですが...


三の丸からの眺めはこんな感じです。


雲に隠れているのは飯野山だそうです。真三角の面白い山です。
讃岐富士とも呼ばれています。
この山は火山ではなく侵食によって造られた台地メサから侵食が進んで孤立丘となったビュートのようです。造られ方はいわばアリゾナのモニュメントバレーと同じということですね。凄いね~ そう思うとなんか雄大な感じがします。

丸亀市内方面はこちら...


そして二の丸に向かいます。


二の丸はずいぶん桜が植樹されています。


桜の林の向こう側に現存天主が見えますね。
さぁ本丸に向かいます。


天守閣が見えてきましたね。
小ぶりな天主ですが唐破風が美しいですね。


この天守閣
実は本当に天守閣なのかちょっと疑問視されています。
万治三年(1660年)三層三階のやぐらが完成しています。
しかし元和元年(1615年)発布の武家諸法度に「一、新規ノ城郭構営ハ堅クコレヲ禁止ス。居城ノ隍塁・石壁以下敗壊ノ時ハ、奉行所二達シ、其ノ旨ヲ受クベキナリ。櫓・塀・門等ノ分ハ、先規ノゴトク修補スベキ事。」と有り、実質新規の増築などはできなくなっています。ということでこの天守といわれている建物は実はやぐらではないかという説もあるそうです。

さて建物内に入ってみましょう...


入館料は200円です!


館内は靴を脱ぎますよ。
スリッパに履き替えです。

小さなお城ですが一階には展示品がいくつか有ります。






さてここに城郭城下町古地図があります。



この古地図は享和二年に描かれたもの(本物)だそうですが、総構えになっているのがわかりますね。
丸亀城のホームページでは「織田信長の築いた安土城や豊臣秀吉が築いた大坂城を手本に、城郭だけでなく武家屋敷や城下町までも濠や土を盛った土塁(どるい)で囲み防御した「総構(そうがまえ)」となっています。」と有りますが安土城は総構えではないんですよね。総構えは小田原城が発祥。秀吉が大阪城で総構えを構築したのは小田原攻めの後...。ということで安土城では総構は構築されていないのです。小田原の先進的築城方式が全国に波及したといったほうが間違い有りません。

一階のハザマと屋根


さぁ 二階へ進みましょう。


階段が急ですw

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二階です。



さていよいよ三階に向かいます。



三階はこんな感じ...更に狭くなりますね。


丸亀城の全景イラストが有ります。



屋根はこんな感じ


さて外はどのように見えるかですが...

まずは宇多津方面 北東


せまっ!w

次はその逆側 南西


そして丸亀市街地方面。
北西。


丸亀市外方面がいわば城下町。
城下町をほぼ一望できるんですね。
うーん いい城やわ...

階段を下りて...


天守を出ます。


さて本丸をまだ確り見ていませんでしたので
雪の中本丸を散策です。


形としては本当に小さな小さな天守。


まさにやぐらといってもいいですよね。


でも見る角度で色々な表情が見える天守です。


二層のやぐらが建っていた場所からの景色はこんな感じ


東南からはこんな感じです。


うん!充分楽しめました。
さぁ本丸から下りますよ!


天守さん さよーならー


坂を下った先の事務所前でガイドの男性とお別れ

郭を右回りの回ります...すると...



ででん!


御殿表門!コチラも江戸時代から残る遺物ですが国の文化財指定にはされていません。


この門の向こう側に藩主の御殿があったようです。
門自体は薬医門

  • 薬医門 (やくいもん)- 鏡柱から控え柱までを取り込む屋根を持つ。本来は公家武家屋敷の正門などに用いられたが、扉をなくして医家の門として用いられたのでこの名前がある。

wikiより...


天守とのセットがかっこいいね。


抜けて裏側から写真を写すと...


向かって左側が番所だそうです。

昔はここに御殿があったのですが
今は残念ながらありません。


天守が見えます。


その先にあるのが
丸亀市立資料館です。



ちょっと入ってみましょう


かぶとなどが展示されていました。




うーん まぁわざわざ行く必要はないけど
その御殿門を見に行くついでに寄るのならいいんじゃないかな?

さぁ大手門を通って帰りますよ...



 
さよなら 丸亀城!


うん いいお城でしたね~


9:16に到着して11:12にお城を出ました。
およそ二時間の滞在でした。


建物の数は少ないもののとにかく石垣が凄い!
それを見に行くだけでも価値が有りますね。
石垣の城というとやはり良かったのは熊本城
あそこは凄い!もうそびえる石垣
丸亀城は小ぶりでありながら石垣が楽しめるいいお城だと感じました。











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