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2018年8月7日火曜日

【湯河原 万葉公園】 渓谷の沢沿いを歩いていたら裸の女神が立っていた。今は昔の珍事件。

なんて題名なんだ...
としょうもなさを感じると思いますが
その昔、実はこの湯河原万葉公園を歩いていたところ
全裸の女性が立っていたんです。

そりゃ驚きましたよ。
沢沿いを歩いていたら、そこに全裸女性が仁王立ちですからね。

まさか女神?それともニンフ...はたまた
ちょっとアレな人だったのか...
その実態は...

ということで今回は今は昔...裸の女神に出会う。
禁断の万葉公園をお送りします。



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さて、万葉公園ですが...

湯河原に有ります。
湯河原の温泉街の道を車で上って行きますと湯河原温泉観光協会なる建物が
有ります。


そこの前に有料の駐車場があるのですが
午後五時以降は事務所も開いておらず無料でとめられるっぽいです。


さてここ万葉公園ですがここめの湯と接しており


あと足湯としても有名な場所。



谷あいの渓谷に流れる清流が美しく
温泉地の散歩コースとしてもなかなか楽しめる場所です。

湯河原温泉観光協会は公園の東端にありますので
そこから歩いてとぼとぼと登っていくことになります。

観光協会の近くには

これ人口なのかな?
滝があるんです。
なかなかの水流で見ごたえ有りましたよ。


さてその渓谷は鬱蒼としていますが
その鬱蒼感が逆にマイナスイオンを大量に放出している感じで
気持ちがいいんです。


ここの公園、
公園内に二箇所の道があります。
ひとつは中ほどを通り抜けている道。


これは足湯の場所まで伸びています。

そして足湯のエリアのちょいと手前から川沿いのコースもあります。
その川沿いコース。ここは蛍が見えるということでも有名だったのですが



むかーーーーし

もう二十年も前になるでしょうか?

その川沿いをのんびり歩いていたときです。
清流の流れる音に耳を済ませながらゆっくりと足を進めていると...


なにやら白い物体が経っているでは有りませんか?

はじめ目を疑いましたが

そこには

なんと

美しい全裸の女性が...

めっ 女神降臨か!?

この美しい清流に
天女が遊びにきたのか??

と思ったら...

なんとそこは...

露天風呂
だったのです。

露天風呂??

何でここに露天風呂が...

しかも公園で道が整備されている脇に
丸見えの露天風呂が...

どういうこと?

実はこの前の川...
千歳川


静岡との県境の川のようです。

対岸には温泉ホテルの露天風呂が
公園側に設置され

公園側はそれとは別に万葉公園を整備したということなのでしょう...

いやでもさ
そういうのって何で前もってわかってなかったのかね~

そういう時って不思議なもので
お互い被害者みたいなものなのに

なぜか両方お互いに「ごめんなさい」って謝ってしまうのが
日本人なんですね。


そんな不思議な思い出があったここ万葉公園ですが...

その衝撃的思い出のホテルの露天風呂は今はもう跡形もありませんでした。


覗かれ放題だったホテルの悪いうわさが立って経営が立ち行かなくなったのか。
それとも時代の流れか...


建物もすべて取り壊されていました。


今は昔...
遠い記憶に思いをはせながら
あの青春のひと時に
女神の姿を思い浮かべる...


さて そのホテルですが
名称を調べようと思いましたが
なかなか解らない。
こんなにネットにおいて情報があふれる時代にあって
あのホテルの名前がわからないというのはなんとも驚きなのですが
Google先生の過去マップの写真を見ると
どうも2014年くらいまで建物は存在していた様子。
なんとも面白いものです。

で...

なんと自宅に古い熱海のマップがあったので開いてみると...

そのホテルというか旅館の名は翠明館だったそうです!


閉館は2010年の九月。閉館理由は経営不振だったそうです。
なるほどね。

で...よくよく読んでみると...
なんと!その翠明館の露天風呂 混浴だったようです!

なにっ!? こっ 混浴...?

ってことは...あの全裸の女性は混浴に入っていたってこと!?

なっ なんだよ! なら別に見られたっていいんじゃないかっ!

な わけないよなw

混浴だからってねw でもどおりで堂々としてらっしゃったわけだw


色々な写真が未だにネット上にあるようですが
近年の混浴露天風呂は確りと壁がある様子...


むか~しの絵葉書の写真がありますが
そちらには壁が無い...


多分僕はまだ壁ができる前にその女神と遭遇したのでしょうねw
なんとラッキーだったことか...

この翠明館は日帰り温泉をやっておらず、宿泊者のみその混浴は利用できたということです。
なるほどね。

女性専用露天風呂が2005年12月に完成しているようです。



しかしその翠明館。
実は結構有名な温泉旅館で...
2006年の出没!アド街ック天国の湯河原版で20位として紹介されており、
なんと露天風呂ブームのさきがけを作った老舗旅館だったそうです。

凄いね。

今は無きその幻の混浴露天風呂

形跡を見ると...






昔の面影が少し残っています。


なんといまだにその翠明館のブログが残っているようです。
もちろん更新はされていません。
最後の更新が2010年8月 花火大会のブログで夏の思い出と有ります。
なんとも物悲しさを感じました。


あしがりのとひのかふちにいづるゆの よにもたよらにころがいはなくに

万葉集に書かれた湯河原温泉の情景です。

現代語訳すると...
足柄の土肥の河原内に出る湯が懇々と湧き出るがその温泉のように情熱的に彼女が僕を思ってくれているかどうかわからず毎日仕事すら手につかない。
ということだそうだ。
女性を思って詠まれた句と同じように全裸のあの女性が頭から離れない私BAKAKEMUでした...


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