実はその後自転車でその周辺を散策していました。
そのときに訪れたのがここ清閑亭です。
清閑亭とは黒田長成公爵の別邸として建てられたお屋敷。
贅沢なつくりでありながらとても質素な清閑亭。
なんとも落ち着いたお屋敷です。
ということで今回は小田原清閑亭です。
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その中でも邸宅群はなかなか見ごたえがあるものばかり
しかも質素で落ち着いたものが多く
なんとなく田舎のおばあちゃんちに遊びに行っている印象もある。
そんな邸宅群を回ってみるのも楽しいのですが
その邸宅の中でも代表的なのがこの清閑亭です。
場所は小田原城の西側。
報徳二ノ宮神社のお隣です。
ここを見逃すのは小田原観光としてはもったいない。
えっ？単なる家だろ？？
その通り。でももったいないんです。
さてこの清閑亭 筑前福岡藩主黒田長成公爵の別邸として
1906年(明治39年)に建てられた建物です。
筑前福岡藩の黒田家といえば黒田長政が有名ですよね
52万3千石の大大名の一家です。
明治維新では47万3千石。少し減ってはいますがそれでも大大名ですよね。
小田原藩の5倍の規模ですわ...
当然福岡城の規模は日本有数の巨大なものです。
小田原城の倍はあるんじゃないかな？
さてそんな黒田家の別邸は逆にとても質素で小さなものです。
でもつくりはとても贅沢なものです。
入り口はこんな感じです。
入館は無料！
ただし駐車場はありませんよ。
平日なのに大変多くの訪問者がいました。
玄関もとても明るくていいですね。
間取りはこんな感じ...
部屋はいっぱいあるんですが全てにおいて窓が多いので風通しがとてもいいんですね。
各所の明かりがまたなんともかわいらしいんです。
なんとも気持ちのいい邸宅じゃないですか...
部屋各所は基本和室なので間取りはほぼ同じですね。
でもこの邸宅には二階があります。
あがって見ましょう。
角々いけてある花がまたかわいらしいです。
何か展示会のようなものをしていましたが
残念ながら僕が興味を沸くようなものはありませんでした。
そして二階の座敷に行くと...
なんとも気持ちがいい...
相模湾が一望できますね。
実はここでお茶をいただくことができます。
夏の暑い日にここで冷たいお茶をいただくのはなんとも贅沢ですね。
さて階段を下りていきましょう。
裏庭はこんな感じになっています。
二階でもお茶ができるのですが基本一階に喫茶室があります。
そこではこんなメニューが...
僕はね夏。セミの声を聞きながら風通しのよいこの清閑亭で飲むお茶がたまらなく好きなんですよね。超お勧めです。
トイレも古い感じですｗ
ここは蔵もあります。
質素なのに豪華。
なんともいい。
総評：まぁもう安定の良さ。とにかくゆっくり楽しみたい方にはとてもいい場所です。
是非訪問してみてください。
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